パーティーを組みたい!
「突然だけど俺とパーティー組まないか?」
「「・・・」」
「むしろやらないか?」
「「・・・・・・・」」
「ごめん、今のは流してくれ」
「「はい」」
「でだ・・・」
今、宿で座って二人に向き合って話している
そしてこの世界には・・・
いや、現実でも一部しかわからないであろうネタをぶち込む
だが、向かい合って前回の終わりを見てもらったらわかると思うが・・・
彼らとパーティーを組みたいと思い話している
それも短期間で考えている・・・
なぜなら基本はソロが染みついているので
長い間はたぶん息苦しくなると思ったのだ
自分勝手な話だ
だからこそ真剣に話している
「僕たちとパーティーですか!?」
ロッドは驚いていた
「駆け出しの新米ですよ?」
リゼも聞き返す
「・・・そんな珍しいことのなの?」
「そうですね・・・」
リゼが言う
「ほう?」
「自分たちで言うのもかなり戦力として劣ります、足手まといにはなれど戦力としては・・・」
ロッドが続けていう
「うん・・・正直なところをいうと長い期間では考えてないんだ。自分勝手だが、一人の方が楽の時もあるからね・・・けど今回君たちと短い間だがパーティーというのを組んでみてその可能性、優位性も知れた。だからもう少し君たちとパーティーを組みたいと思ってるんだ・・・もちろん無理にとはいうわないから」
今回の流れを素直に伝えた
「「・・・」」
二人は考える
「二人にもいいことがある思う。今回みたいに君たちではいけない場所、戦闘それらをサポートする、その点もいれて考えてくれて構わないから、時間もかけて考えてくれ」
・・・
沈黙の後二人は顔を見合わせる
そして
頷き
リゼが口を開く
「私たちでよければお願いします」
そう言って二人は頭を下げた
その行動に
「いやいや!こっちがお願いしてるから頭あげてよ」
あわてて二人に促した
すると二人は頭を上げてこちらを見据えた
その二人に
「逆にそんなに即答していいのかい?自分で言うのもなんだが・・・かなり強引だと思うけど・・・」
「はい、リゼも同じだと思うのですが、今回戦闘で得たのはタケシさんが得ている知識でした・・・それは僕たちに足りないもの・・・そしてこれから必要になるもの・・・だからさらに知りたいんです!」
「はい、私も同じです!」
二人は答えた
眼差しは熱く
こちらが逆に申し訳ないほどだ
この熱意にこたえるほどのものを二人にあげることは出来るだろうか?
そんな思いがよぎる
しかし、自分で言ったこと
二人の思いを無駄にしないようにしないと
「正直・・・その・・・君たちがそんなによく引き受けてくれるとは思ってなくてね・・・そのさっきも言ったがかなり強引でわがままだ・・・けど二人がそんな思いならこちらも考えを改めないとね、うん!二人に俺ができることは伝えるよ!」
自分自身の考えも改めることにした
教えるというほど俺は強くはないだろう・・・
しかし、なんらかの成長を二人にプレゼントできるようにがんばろう
そんな思いがあふれた。
「ところでタケシさんはなぜ冒険者のようにそれを家業に生活をなさらないのですか?」
ロッドがたずねてきた
「あ~それは・・・」
答えに惑う
簡単に言っていいものか・・・正直魔王を倒します!
って言ってもなんか自分自身がまだピンと来てない
人々の暮らしを何とかしたいとはムスカにいたときに思ったが
戦闘をこなすほどに自分の今の力のなさ
また成長に自信がなかった
「なんていうか、見聞を広める的な?たいした理由は今のところないよ」
苦笑いしながら答えた
「あと、敬語はいいからね?パーティーなんだし」
彼らに付け加えた
「わかりました!できるだけやってみます」
ロッドも苦笑いをうかべて抜けきれない敬語で答える
「でも見聞を広めるなんて・・・なんかカッコいいですね。私たちは今の生活でも精一杯なのに」
リゼは言った
「かっこいい・・・か・・・」
確かに本当にそうならカッコいいだろう
でも今は繕った話
都合のいい話題・・・自信のない自分の言い訳だからなんとも言えなかった
この機会に自分も彼ら同様に成長していこうと思い今後について
話をしていくのであった。




