表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/63

ブラックシャドー

二人に戦いを教えて二日目・・・

「ファイアーアロー!!」

ゾンビに火が付き燃え上がる

その間に

「せあ!!」

攻撃を受けてないモンスターの牽制をおこなうロッド

その間、炎による持続効果でゾンビは崩れる

そして牽制をおこなっていたロッドも

攻撃を当てて

モンスターを倒す

「よし!!」

声を上げるロッド

そこにリゼが近づき

「お疲れ!」

ロッドをねぎらう

「うん、そうやって無駄に追い打ちかけないで魔法の効果を使いながら他の方向も見るのはいいことだから」

そう二人に話しかける

「「はい!」」

二人は素直に返事をする

正直ここまでたいした時間は使ってないが

理解が早く

戦うたびにお互いのいいところをだし

そして効果的に戦闘を行っている

正直、ソロプレイの俺がにわかに教えるより

はるかにいい

たぶんだが、二人は単純に戦闘経験が足りなかった

それだけで元はいい戦士なのだろうと思った

そして、そのサポートいわば

お守りが俺で

誰かがいることで失敗を恐れずできるのも要因なのだろう

「じゃ~もう少し奥の方に行ってみようか?」

「はい、ありがとうございます」

リゼが答える

「でも、タケシさんのおかげでここまでできて・・・本当にありがとうございます」

ロッドがいう

「う~ん、たぶん俺がいなくても君たちはちゃんとできたと思うけど・・・」

「いいえ、タケシさんが教えてくれる距離感やモンスターの特徴、そして僕たちにあった動きを教えてくれるのはとても助かります」

「それならよかったよ」

二人とも笑顔で答えてくれた

「まぁ~そうだな~もう少し探索もかねて奥に行くかい?」

「え?」

リゼが少し曇った表情をする

「どうした?」

「いいえ、ここでもだいぶ奥です・・・この先になると・・・どうなるかすこし不安で・・・」

「たしかに・・・」

今でもかなり奥には来ている

俺もここのあたりまではよく来ていてわかるが

この先は進んではいなかった

一人の分慎重に進んでいたこともある

だが

「今日は三人いるし、不味かったらなんとかできると思うんだ」

「・・・」

リゼはすこし黙る

正直数がいるときに奥を探索しておくことは

今後の布石にもなる

生態やアイテムの分布を知るのにいいかなって思った

「わかりました・・・でも危険な時はすぐ引き返しましょう」

「そうだね、俺もそう思ったら引き返すことを選択するから」

「はい!」

リゼは納得したかのように返事する

「ロッドもいいかな?」

「はい!実は僕は奥に興味があったのでよかったです!」

「そうか、じゃいってみるか!!」

そういきこんでまだ未踏の地に足を踏み入れていく

道中珍しいものが多いらしく

二人は採取を進めながら進む

「すごい、こんなにたくさんのアイテムが・・・」

リゼが言う

「そんなにすごいの?」

単純にリゼに尋ねる

「はい、特にこれ」

そういって一株の草をとる

「これは薬膳草っていって薬草より効果が大きく、ポーションの材料でもかなり重宝するものです。もちろん冒険者のアイテムとしてもかなり貴重です」

「へぇ~」

今は二人がいるので便利端末はしまって説明を聞く

「あ!こっちは!・・・」

そういって喜々としてアイテムをひろう

「ロッド!それも取っておいて!」

リゼの指示にロッドはせっせと動く

その様子をみながら

「薬膳草・・・俺もゲットだぜ!!」

某ボールを投げてつかまえるゲームばりに

野生の薬膳草をゲットしていく

いくら回復の魔法を覚えてもMPがあまりなので

アイテムは大切だ

そんな感じでふんふんみんなで勤しんでいると

後方から気配が

「モンスター!?」

みんなに知らせるために声を出す

すると二人も動きを止めて

周りを注視する

この辺だと相場は決まっているが数が多いと厄介だ

三人で陣形をせばめていく

しかし、気配は後方にあったものだけ・・・

しかも姿がない・・・

「?おかしいな・・・勘違い?」

そういって気配がした方へ

・・・

すると

「タケシさん!!」

!?

次の瞬間黒い何かが体を吹き飛ばす

「ぐっ!!!!」

すこし転がり立ちなおす

「なにが!!」

「ブラックシャドーです!!」

リゼが言う

その言葉をききゲームのモンスターを思い出す

そして姿を捕捉

黒い人の上半身が伸びたような形

見たことのあるホルム

「こんなやつのでるのか・・・」

「タケシさん引きましょう!!」

ロッドがいう

「わかった!!」

最初に二人に言ったように引くことを選択

しかし、逃げる導線にモンスター

「これは・・・」

逃げるにも一度モンスターの位置をずらさないと

「やってみるか・・・」

ブラックシャドー・・・

ゲームでは普通に攻撃できたが

これはゲームではない

普通の近接戦闘が通じるのか?

逆に通じなくてもすり抜けれるなら今回は良しとするか・・・

「今行くから待って!!」

二人に叫び

ブラックシャドーに攻撃をする

すると手に感触が残る

「これは!!」

どうやらシャドーって名前だが攻撃できる実態はあるようだ

「よし!!」

当たったことに喜び離脱を考えた次の瞬間

グ!!

後方に力強く引き倒される

「な!!」

そのまま背中から地面にたたきつけられる

ドン!

咄嗟にとる受け身

「うっ!!」

それでも衝撃は体に走る

「タケシさん!!」

リゼの声

「今行きます!!」

ロッドが飛び出そうとしている

「来るな!!」

制止をした

「「・・・」」

黙りかたまる二人

これは・・・どうしたら・・・

二人を逃がして俺は・・・

そんなことを考えているとまた後ろから

今度は殴られたような衝撃が体を揺らす

「が!!!」

さっきから後ろから何が!?

そう思って咄嗟に振り返るが何もない

「タケシさん前!!」

リゼの声に反応すると

黒い何かが顔を目掛けて伸びる

「!?」

咄嗟ではあったが盾で反応する

ガン!!

弾くなにか

「なんだこれは!?」

「!!それはたぶんブラックシャドーの攻撃だと思います!!」

リゼが言う

「これが・・・」

ゲームでは攻撃はされたが昔のRPG

攻撃方法までは知らなかった・・・

状況とリゼのいうことから察するに

影をのばした多面攻撃っといったところか・・・

「今助けに!!」

ロッドが耐えきれないようにいう

しかし

「待って!!」

そこにとどまらせる

三人いたことを感謝した

「リゼ!!攻撃が来た時俺に声を!!」

「え!?は、はい!!」

慌てたように返事する

「ロッド俺が言ったら切りかかれ」

「はい!!」

二人に指示を出す

その中また攻撃が飛んでくる

「あ!!」

リゼが声を上げるが攻撃はすでにヒットする

「う!!」

「タケシさん!!」

「いいから集中して!!」

リゼにいう

その中リゼから見やすいように体を動かす

そして、自分自身も攻撃のタイミングを見ながら

さ!!

一瞬音がするそして

「タケシさん!!こうげ・・・」

リゼの声反射的に音の方に防御の態勢をとる

そして

「ロッド!!」

声を上げる

盾に当たる攻撃の感触

そして飛び出すロッド

まっすぐにブラックシャドーに走り切りかかった

「ややややややーーーーーーー!!!」

モンスターの叫び声

やった!!

俺自身も止め刺すべく走る

そして盾を振りかぶり思いっきり殴った

すると

シュー――――――

よくモンスターが消えるときのような音を立てて

姿を消した

消えた後にはドロップアイテムらしきもの

「終わった・・・」

ロッドが言う

「ああ」

そのロッドの言葉に答える

「ロッド!!タケシさん!!」

リゼがこちらに来る

「大丈夫ですか?」

「僕は・・・でもタケシさんが・・・」

リゼの問いに答えてロッドがいう

そして二人がこちらを見る

「はぁ~よかった・・・二人は無事?」

安堵感が心に広がり二人にきいた

「私たちは・・・タケシさんはあんなに攻撃受けて今薬膳草を!!」

リゼがそう言ってさっきまで取っていた薬膳草を準備する

しかし

「大丈夫」

そういって左手に神の吐息の力を意識する

すると体の痛みが和らぐのを感じる

「それは!?」

「いちようね、回復の魔法をっと」

「そんなことまでできるなんて・・・」

リゼは驚いていた

「いや~また二人に助けてもらったね・・・危なくなったら逃げようっていって危険な目に合わせてごめんよ」

二人に謝罪した

「そんな、タケシさんこそ無事でよかったです・・・」

ロッドがいう

「しかも、ブラックシャドーに勝てるなんて・・・まるで夢みたいで・・・」

つづけてつぶやいた

「そんなに危なかった感じ?」

飄々と聞く

「はい!かけだしの冒険者がこの状況なら・・・ダメだった思います」

「そうか・・・」

たしかにこれはなれてないと手に余る

俺自身攻撃自体が軽いからよかったものの

インファイトベアーのような攻撃力でこんな攻撃受けていいたら

終わっていた

「でも、そのかけだしの冒険者の二人・・・君たちがいないと危なかった・・・ありがとう」

感謝のことばを告げると

「そんなこと!!」

ロッドはいう

「そうです!!タケシさんがいたから私たちも無傷で済みました・・・ありがとうございます」

リゼがいう

「そうか・・・そうだね!とりあえず今は長いは禁物かな?一度抜けよう!!」

そういって話を早々に切り上げて森の浅いところに移動することに

今回はいい経験をした

そして、パーティーの心強さを知った

街に戻ったら・・・

あることを考えながら足早に森の抜けるのであった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ