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集合と対面

時間はゆっくり過ぎる

待っている時間というのは

なかなか長く感じる

今回は自分が積極的に動くことがあるわけではない

町のみなさんがどのように動くかが問題だからだ

個人的には自分で動く方が何倍も楽に感じた

そんなこんなでたまに町には顔を出すが

あまりカートレットさんとフランクさんの行動を

こちらから支持することはなかった

しかし、時間はあまりかけないことを告げていた

それは約一週間

短いかもしれないがあまり時間もかけれない

時間をかければいいと言う問題でもないだろうし

またクリフに目をつけられる可能性がある・・・

集団を作ってくれと言った割に時間をかけるなというなのは

なかなか無理難題かもしれない

だが、クリフに不満がないのであれば時間があろうがなかろうが

人は動かないだろうし

クリフになんらかの問題があれば少ない時間でも

人は動くだろう

集結して動くそれだけの人がいるなら時間はかからない・・・

はず・・・

そして期限の一週間がたつ

その間俺は自分のLvを10にあげていた

またニックさんに教わった皮をはぐ方法と

直接アイテムをギルドに持ち込むことにより

2000ゴールドを手に入れていた

「ふむ・・・町の人たち的にも俺の経済的、肉体的にもよい頃合いかな・・・」

そんな独り言をいい

ついに来たこの時・・・

自分に狼煙をあげた

その日

イルたち五人を呼び町に向かった

「ついにか?」

イルが聞く

「そうだな、今日クリフの前に立つ」

「了解だ!」

息まくイル

ほかの四人も気合が入ってる顔をした

今回は町の人たちに危害が加わらないように

クリフの方そしてギルド側の冒険者からも

カートレットさんフランクさんの集めた人たちを守る

そういう役目だ

町への道中はそのことをみんなに話した

そして町へ到着

「よし!じゃ、イルとマリア、リディアはカートレットさんのところへ」

「「はい」」

「おう」

三人は急ぎ足で向かう

俺はリオン、ジンを連れてフランクさんのもとへ

・・・

「フランクさん!!いますか?」

部屋に入り声をだす

みんなはついに来たかという感じでこちらに反応

そして

「おお、タケシさんか・・・今日かい?」

「はい、お願いします」

そう告げた

「おし、全員!声をかけていた者たちに集合の号令じゃ!!」

その声と共に部屋にいた全員が一斉に動く

残ったフランクさんは

「では・・・クリフの屋敷に行こうかの?」

そういって前を歩く

それについて三人で続いた

道中分かれたイルたちとカートレットさんが合流

必殺な仕事人がわらわら歩くかのごとく

顔には真剣な様子をうかべて

真っ直ぐに歩いていく

俺の頭の中では

テレテーン!!テテテテテッテレテン!!

みたいな音楽が流れていた

そしてついに八人は屋敷の前に・・・

緊張感が走る

正直このまま散会して屋敷に忍び込み

一人一人闇に葬る・・・

そんなことをしたくなるが!

仕事人ではないのでやめておく

そんな妄想をしているとぽつりぽつりと人が来る

その異様な空気を感じたのか屋敷が少しざわつく

そんな中来る人は勢いを増す

「フランクさん!!来たよ!!」

「カートレット!」

人々が今回人集めに尽力した二人に声をかける

それに手を振りかえす二人

屋敷の前には数十人の人の集団ができた

「おっさん!俺たちは?」

イルが聞いてくる

「とりあえずあまり広がらないようにみんなを一か所に集めてほしい!!」

「了解!!」

その声と共に五人が動く

「みんな!!フランクさんとカートレットさんの周りに!!」

「あまりひろがらないで!!」

「押さないで危ないから!!」

それぞれが声をあげてみんなを誘導している

その光景に焦ったのか中から警備なのか

男が数人出てきた

男たちの登場に少しざわつくしかし

ここは俺が前に出て話す

「おい!!あんたらクリフの関係者か?」

「そうだ!!なんだ!?この騒ぎは!!早く解散しろ!!」

男の一人が口調強くいきり立つ

「この人達はクリフに言いたいことがあるだけだ!町のことについて!!」

「はぁ!?そんなの聞くわけないだろ!!早く解散しろ!!さもないとどうなるかわかってるのか!?」

男はさらに威嚇してくる

「町に住んでる人の声を聞かないのかい??しかもさもないとなんて・・・あんた、武器もない人々に暴力振るうのかい?」

意表意をつかれたのかすこし顔色を変えるしかし

「おまえらが騒ぐのならそれを排除するだけだ!!」

「そうかい・・・クリフさんがただの富豪やら市民てならそれでいいかもな・・・でも違うだろ?町の運営、政治やってるんだろ!?なら町の人の声を聞かないで何が政治だ!!運営だ!!」

声をひときわ大きく出す

「!?」

さっきまで騒いでいた男は黙り

後ろで聞いていた町の人たちの士気があがる

その様子に危機感を覚えたのか

中から一人ゆっくりと姿をあらわす

「「「クリフだ」」」

後ろで数人声を出す

その姿は想像とは少し違った

いかにも商人です!!

という感じではなく

中年のいかつい顔の男だった

「・・・なんだ?問題か??」

落ち着き払った様子でさっきの男に聞く

「クリフさん・・・こいつらが・・・」

そういって俺を見る

クリフと目が合う

目をそらすことなく

「クリフ・・・さんですか?あなたに話がある人たちがいます」

「話?・・・で?」

その声には感情がのっていなく本当に興味がないように聞く

それにすこしイラつきを覚えながらも

「フランクさん、カートレットさん・・・お願いします」

そういって二人にバトンを渡す

「クリフ・・・この人びとの顔を見ても何も思わないかい?」

フランクさんが語り掛けるように話す

「あんたが町にしてこの町に集まった者たち・・・それがいまこんなにも疲弊してる・・・あんたにおんぶにだっこだったわしらにも問題がある・・・だからどうだ?わしらと話をしないか?」

「・・・」

フランクさんの問いかけにクリフは無言

「クリフ!!返事をして!!私たちはもう一度・・・」

「うるさい!!」

カートレットさんの言葉を遮り怒号がなる

クリフはわなわなと震えているようだった

「おまえらに・・・おまえらに何がわかる!!ここまで発展した町にしたのに・・・体制が変わると手のひら返しだ!!ギルドがくればギルドがいい!!町の金を握ってる!!好き放題に言って!」

その言葉には失望がまざまざと滲んでいた

それにフランクさん、カートレットさん

そして集まった人々も静まる

クリフの言葉に俺は

もう一方の言い分も考えていなかったことを知る

一方的にクリフは悪という概念で動いていた

町のことを考えない粗暴な人間と決めていた・・・

しかし、彼は彼で苦悩していた

知らずとは言え自分の考えの足りなさに少し嫌になる

だが、秘密裏に民衆を抑えるような行動

それは違う

そのことを話会う機会なのだ・・・

そうするとフランクさんが話し出した


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