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キーパーソン

翌日

イルたちを迎えにパラスさん、アークスさん

それぞれの家に足を運んだ

コンコン

「はい」

カチャ

「あら!タケシさん!イルたちですか?」

「はい、お願いします」

アークスさんの奥さんがイルたちに声をかける

すると奥から彼らが顔を出す

「おっさん?どうしたんだ?直接くるなんて?」

「ああ、今日は折り入ってみんなにお願いがあってな」

「お願い?なんかずいぶん仰々しいな?まぁいいけど・・・」

「じゃ、次は女性陣を迎えに行くから一緒に来てくれないか?」

「わかった。ジン!リオン!!」

「「あいよ」」

奥から声と共に二人がこちらにきた

「じゃ、いこうか」

そう声をかけてパラスさんの家に

「みんないってらっしゃい!」

アークスさんの奥さんが送りだしてくれた

どうやらうまくいってるようで一安心だ

その後パラスさんのうちでもほぼ同様のことをやり

五人に集まってもらった

そのまま話すのもなんなのでトーマスさんの宿に行き

座りながら話すことにした

「えー、まぁ、今日は頼みというか力をみんなに貸してほしいと思ってここに集まってもらった」

「そんなに改まってどうしたの?」

マリアがみんなに先駆けて聞いてくる

「うん、実はミアムの町についてなんだが・・・」

「「「「!?」」」」

イル以外すべてのものに緊張に似たものが走る

「正直俺たちあまりいい思いはないからな、あそこは・・・そこについてなにかあったのか?」

リオンが話した

「じつはギルド・・・いや場合、ギルドを引き合いに出すより俺が何とかしたいと思ったというべきか・・・」

すこし言い淀みながらも

「あそこの状況は俺より君たちの方が詳しいと思う・・・その状況をギルドは改善したいと思っている・・・」

「改善ていってもギルドは何もしてくれなかったぜ?」

リオンがその言葉に被せた

「リオン、まずおっさんの話を聞こう」

「あ、うん。わかった」

イルがリオンをとどめた

イルもギルドに加盟したことでなにか変わったのかもな

「ありがとう、じゃ続きなんだが、たしかにギルドはこの状況にうまく対応できない状況にある・・・それはある意味組織としての弱点かもしれない・・・まぁその話はさておき、ミアムの町をどうにかしないとという点は俺も感じたんだ・・・そこでみんなの力が必要なんだ!」

「・・・まぁ、おっさんの思いはわかったけど・・・ギルドでも難しいことを俺たちで何とかできるものなのか?」

イルが質問をしてきた

「できるかどうかを考えてたらなかなか行動がついてこない・・・この世界の人はどこか無理なものは無理と考えすぎているそんな気がするんだ・・・俺たちでできるか?じゃなくて俺たちでできることを!って感じで・・・俺に力貸してくれないか?」

「「「「「・・・・」」」」」

「わかりました!やりましょう!」

リディアが声をあげた

「いつもタケシさんが最初から最後までやってくれた・・・今回は私たちが必要って頼られてるんだよ?みんなやろ?」

その問いに

「そうだね!!私たちの力が必要なんて!やらなきゃ!」

「そうだな!やるか!」

マリアとリオンが続く

それにジンはうんうんと頷く

イルは

「・・・わかった、なにができるかわからないけど、おっさんの頼みは断るつもりはなかったからな!」

そういって全員の同意を得た

「ありがとう!みんな!」

感謝を伝えた

そのあと今回の作戦を伝える

「実は今回みんなに力を借りたいのは、あの町で知り合った人たちと接点を持ちたいんだ、そこで知り合いの紹介と一緒にその人たちのところに回ってほしい」

「知り合い?俺たちの知り合いって言ってもそんなにいい連中じゃないぜ?」

イルが答える

「いい連中じゃないって言っても話のわかる人間はいるだろ?」

「まぁ、いるけど・・・町を変えることができるような人間はいない気がするぜ?」

「いいんだ、話ができることが大切だからね」

「そうか、なら何人か合わせ事ができるな!」

「そうだな!」

イルとリオンが答えた

「マリアとリディアはどうかな?ジンも誰かいなかい?」

「私よりマリアちゃんの方がたくさんの人と話していたんで・・・」

リディアの言葉にマリアを見る

「私!?そーねー・・・正直イルたちとあまり変わらないと思うけど、女の人と話すことは多かったかもね」

「そうか!ジンはどうだ?」

「ぼくは・・・あまり人と関わるのは苦手で・・・すいません」

「いや、いいんだ!じゃ・・・」

みんなの話を聞き少人数で動くことを考え二人に話を振る

「イルとマリア、二人は俺と一緒に町にいってほしい」

「ああ!いいぜ!でもなんで俺とマリアなんだ?他の奴は?」

イルが聞いてくる

「あまりゾロゾロと言って俺たちが町で何か動いてることを知られたくないんだ、話に聞くとクリフという男はかなり強硬な手段も使うらしいし、準備段階で知られると計画がつぶされる可能性もあるからな」

「なるほどな」

イルは納得したそして

「なんで私?」

マリアは不思議という感じで聞いてきた

「それはさっき言ってた女性のつながりを持っているからだよ!あと女性ならではの機微もあるだろしね!」

「機微?まぁ~私で出来ることはするね!」

そういってはにかんだ

「では、残りの三人はいつも通りニックさんに農業を教わってほしい」

「え!俺たちは何もなしかよ!?」

リオンが聞いてくる

「今回はまだ出番はなしかな?けど必ず必要になるから!よろしく頼むよ!」

「わかったよ!」

納得してくれたようだ

「じゃ、このあとすぐ町に行こうと思う。イル、マリア準備はいいかな?」

「わかった!すぐ準備する!」

「わかった!」

イルとマリアが準備に行った

よし、これから会う人物によりどうでるかが変わる

そのために今回会う人についてはこちらから条件を出すつもりだ

それにも対応できそうな二人を選んだ

そして他の三人が違うところで農業の技術を得ることで

そのあとの展開にかかわってくる

誰一人としてかけることがなく力を合わせてくれることが

今回は必要である

何度も言うようだが俺の力はそこまで必要ではない

あそこで暮らしたことがありその闇を知る

彼らだからこそ今回の作戦は成り立つようなものだ

キーパーソンから得る重要な欠片を俺がつなげなければ

そう思い町に向かうのだった


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