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乱戦の翌日

翌日あわただしい声で起きる

外では昨日の片付けを朝からやっていたようだ

着替えて下に降りる

「にいさん!おはようさん!!」

「おはようございます」

トーマスさんに挨拶を返す

しかし、体が痛いのでテンションは低めだ

「昨日はあんだけ威勢が良かったのにどうしたんだい!?」

笑いながらいじられる

「ははは・・・やっぱ体はきついですね・・・」

苦笑いで返す

「そんな、にいさんは俺より若いんだもっとがんばらないと!!」

「はい」

トーマスさんはホントに元気だ

あのバイタリティは見習わないとな

昨日はあの乱戦で目標としていたLv8になった

ステイタスはやはりさほど上がらず

HPが100になったのが大きな成果だ

といっても昨日いいだけ攻撃を受けながら戦ったので

今はHP70ほどでいる・・・

やっぱり全開しない・・・

痛いところは薬塗って寝たんだけどな~

表面というか奥が痛い・・・

これが・・・と・・・し・・・・

「いかんいかん!前向きにだな!!」

自分に鼓舞する

「?何か言ったか?」

「いいえ」

トーマスさんの言葉に反応する

「子供たちは外で手伝ってるよ!あと、にいさんに話あるから!」

「話ですか?」

「ああ、あとで一緒にいってもらいたいところがあってね。とりあえずイルたちを見てきな!」

「はい!」

そういって外にでた

すると昨日の片付けを村の人たちがしてる中

彼らもそこに溶け込んで作業している

昨日の一件で村人との距離が近づいたのだろう

「イル!リオン!!」

近くで作業していた二人に声をかける

「おう、おっさん!」

「おはよう!」

イルとリオンが続けて挨拶をする

「おはよう、二人は体、大丈夫かい?」

「大丈夫だよ!」

リオンが答える

「おっさんの方が大丈夫かよ?昨日ずいぶん頑張ってたからよ!」

悪戯っぽく話すイル

「ああ、大丈夫だ!ほかの子たちは?」

「マリアはあっちで道具の片付けを手伝ってる、ジンとリディアは手当てで使った物の片付けだ!」

「そうか、わかった!」

返事を返し三人の様子を見に行こうかと思ったところ

「な?おっさん?トーマスさんが話があるって言ってたんだけど・・・何かわかるか?」

「?イルもか?実はさっき俺も言われたんだが・・・連れていきたい場所があるっていってたけどな・・・」

「そうか・・・まぁいいか!ありがとう」

「ああ」

・・・イルにも話・・・

なにか子供たちについてあった・・・か?

今回のことで子供たちの評判みたいのは悪くないと思うけどな・・・

不安が残りながらも残りの子たちの様子を見に行き挨拶をかわした

その間も村人からの感謝の言葉などもらうこととなるが

照れ臭くてうまく対応できなかった

この人生あまり褒めてもらうことがなかったから

なおさらどうしていいかわからなかった

とりあえず

「たいしたことしてないですよ」

っとなんか片言を話すような気分で返していった

そして

「にいさん!イル!!こっちきてくれないか??」

トーマスさんから呼び出しをうける

「はい!!」

返事をしてイルと共にトーマスさんのもとへ

「実は今日は町へいっしょに来てもらいたいんだ」

「!?」

イルが驚いた表情を浮かべる

「昨日モンスターのドロップアイテムが大量に入ったからな、町のギルドで換金と品物の補充に行こうと思ってな、普段はニックと行くが・・・今日はニックに村をまかせてイル!お前を連れていく!!」

「おっさ・・・トーマス・・さん俺は・・・」

言い淀むイル

まぁ、そうだよな、あの町で問題を起こしたのだ

行きたくはないだろう・・・

しかし

「今回の騒動でおまえらがやってくれたことには本当に感謝している・・・そして、これから村で本当に働いて定着してもらいたいと思ってる。それには町との交流も大切になる。今後はニックが引きつぐだろうが、そのときイル・・・おまえにもニックの助けをしてほしいと思ってな」

トーマスさんはイルを真っ直ぐ見据えて言った

「・・・」

その真剣の話に即答は出来ないようだが

「イル!」

肩をポンと叩く

振り向く彼に笑顔をむける

すると彼はトーマスさんに向き直り

「わかった!じゃなくて、わかりました!!」

返事をかえした

「別に丁寧にならなくていいぞ!イル!!」

トーマスさんがそう笑いながら返した

よかった・・・

トーマスさんから話と聞いた時の不安は無駄だったようだ

昨日の活躍は村の人々を納得させるのに十分だったようだ

こんなにとんとん拍子で彼らが馴染むなんて・・・

当初はもっと時間がかかると思っていたが・・・

これは俺の功績ではない

彼らの人柄

それがよかったことの証明だろう

そんなことを思いながらトーマスさんに

「あの~、イルはわかるんですが、俺は?」

質問した

「にいさんは昨日の今日で悪いが警護してくれないか?」

そういうことか・・・別に問題はない

「いいですよ!」

「ありがとう!あとにいさんには本当にいろいろ助けてもらったからな!それも含めてな!!」

「?なにか、あるんですか??」

「まぁ~それはついてからだ!」

「はぁ~」

俺は大人!

よくあるアニメや漫画の鈍感ボーイとは一味違う!

これはご褒美がありますよ!的なあれだ!!!

すっとぼけはこの手の話のテンプレ!

やりますよ!テンプレは大切ですからね!!

「じゃ、支度してしてくれ!」

「「はい!!」」

そういって準備をしに一時宿へ

初の町・・・

ちょうどLv的にも次のステップを考えていたところだ

タイミングは最高!

どのような場所かみてきましょ!!


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