表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
第十王子との人違い一夜により、へっぽこ近衛兵は十夜目で王妃になりました。  作者: KUMANOMORI


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/121

揺れる心4

 ヴィルヘルム様から正式な婚姻の申し出があった。

 ヴィルヘルム様は、私の身を案じてくださっているようだ。


 王宮内であまりにも様々なことが起こりすぎているため、軍司令官に用意されるお屋敷に住まいを移してはどうか、という話も出ていた。


 我が国ではシュルリアン公国との友好関係のために、会合を開くという話が出ている。軍の司令官となったヴィルヘルム様とそして、現第一王子と第二王子であられるランドルフ様とリドムンド様が出席なさるようだ。


 ケセラスルン国は四方を諸国に囲まれており、近隣諸国との友好関係の維持が責務だ。今は東部にフロスティン国との緊張関係が気になる。一触即発の状態でいつ戦争が起こってもおかしくない状態なのだ。


 ヴィルヘルム様が司令官についたことで、着実に地固めが行われていた。


 私の元へは父から縁組を急ぐようにと、文が届く。軍神の巫女として最善の縁組だ、というのだ。


 元々私の縁組に自由なんてあり得ない。それに慕ってやまないヴィルヘルム様との婚姻ならば、本来喜ばしいことのはずだ。


 あの清らかな王子様の柔らかな笑みが、脳裏に焼きついている。


 もし、あの手紙は本当にヴィルヘルム様の元に届いていたら、こんな事態にならなかったのだろうか?

 

 それとも、手紙を出した時点で、この事態が起こると決まっていたのかもしれない。


 あの手紙が導いたあの部屋は、本来誰の部屋なのだろう?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ