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第十王子との人違い一夜により、へっぽこ近衛兵は十夜目で王妃になりました。  作者: KUMANOMORI


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第一王子への襲撃1

 ウィリエール様からお暇を出されてしまったことで、私は王宮の見回りに当たっていた。


 ランドルフ様とリドムンド様がお住まいになる第二王宮と以下の王子様達がお住まいの第三王宮は回廊で繋がっている。私たち近衛兵たちの屯所は第三王宮の中にあった。


 私は第三王宮の宮殿から、同僚の近衛兵と共に第二王宮までも見回りを行う。第二王宮に差しかかったとき、身体に針が刺さった可能な痛みを感じた。

 手足から脇腹にまで何かが刺さったかのように感じる。辛うじて耐えられる痛みだけれど、無反応ではいられない。


「んっ」

 と身体を押さえる私に、同僚の兵はどうした?と声をかけてくる。つまり私だけが感じているもののようだ。


 庭園へと開けた回廊の先を見やれば、ランドルフ様のお姿が見えた。メアリ様が同席なさっている様子だ。お二人は何も感じていらっしゃらないようだ。けれど、この痛みの気配は何か危険の予感がある。


 視界の隅に矢のようなものが飛んでくるのが見えた。同僚に合図を送れば、彼も気づいたようでランドルフ様達の元へ駆け寄っていき、剣を抜く。


「ランドルフ様、メアリ様っ」

 お二人の前に立ちはだかり、何本か矢をはじき出すけれど量が多い。どこから飛んでくるのだろうと視線をあげると、第三王宮の方に兵の姿が見えた。


「不法者がおりますっ!誰か捕まえてくださいっ」


 私は懐から警笛を取りだして拭いた。音が響き渡り、こちらへ向けて矢を放っていた兵たちは去って行く。

 直接的に攻撃をしてきた?


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