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第十王子との人違い一夜により、へっぽこ近衛兵は十夜目で王妃になりました。  作者: KUMANOMORI


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継承権第九位王子の死1

 部屋を出ると、にわかに慌ただしい。近衛兵たちが点呼しているのを聞きつけ、私は声をかけた。


「どうしたの?」

「ベアラル様が明け方から行方不明なんだ」


「ベアラル様が?」

 ベアラル様はウィリエール様の一つ上のお兄様だ。継承権第九位にあたる。

 カールしたブロンドヘアが特徴的な方だ。


 花を育てるのを好み、ウィリエール様とは仲がよろしかったように思う。

 今私が声をかけたのは、ベアラル様付きの近衛兵だった。


「ああ、どこを探してもいらっしゃらない」

「それは困ったわ。この頃のベアラル様は温室に良くいらっしゃったように思う。見に行ってみたらどう?」


「そうなのか?さすが探索屋ミリアだな!」

 と私の二つ名を口にして、その兵は去って行く。


 武力にも芸事にも期待を向けられていない私は、そうしたリサーチ能力で何とか兵に残っていたのだ。


 世間一般の婦女子よりは武力に冴えがあるとはいえ、男の兵たちと比べれば、私は味噌っかすみたいなものだった。

 周りをよく見ながらサポートにあたるのが、私に役割だと思っている。


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