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第十王子との人違い一夜により、へっぽこ近衛兵は十夜目で王妃になりました。  作者: KUMANOMORI


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120/121

即位の十夜目1

 満ちる月の下で、私は我が君主、ウィリエール様と共に王座についた。


 王座の下から私の姿を見あげて、

「新たなる王が即位なさりました」

「ケセラスルン国に、軍神のご加護がありますように」

 家臣やフロスティン国、シュルリアン公国の王族や為政者の声があがる。


 私の君主が王位を得ためでたい日だ。


 継承順位は十位だったはずの我が君主は、今や王位を得た。ウィリエール様は私の手を取る。


「ねぇ、ミリア。やっと僕と結婚してくれるよね?」

「はい、もちろんです」 


 ウィリエール様はその御手で私の頬を撫で、さらに私の膨らみつつある腹部にも優しく触れてきた。ウィリエール様の御手に炎の蛇がまとわりつくのを見て、ウィリエール様は笑う。


「なんて嫉妬深い子どもなんだろう」


 冴えない近衛兵であったはずの私が、第十王子ウィリエール様と結ばれるなんて、少し前までは思いもしないことだった。


 王座の下にはかつての思い人、ヴィルヘルム様もいらっしゃる。視線が合えば、恭しく頭をさげてくださった。


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