オラァ!第19話 モヒカン
いや〜テスト期間終わったんでぼちぼち書いていきます…
ガタン…ガタン…
(のどかな風景だ…)
馬車に揺られ男は思う
乗っているのは…青い髪…そして特徴的な…
モヒカン
「あのー…お客さん一つ質問いいですか?」
馬を操りながら行商人が尋ねた。
青髪で柄の悪そうな男は怠そうに…
「なんだ?」
と、一言
行商人は相手を怒らせないように、できるだけ低姿勢で言った。
「お客さんって…なぜその不思議な髪型なんです…?」
数分の沈黙のあと
モヒカンの男はめちゃめちゃキリッとした顔で口を開いた。
「…かっこいいだろ、この髪型。」と。
(・・;)
「そ…そうですねぇ…」
一瞬「それはないだろう」といいかけた行商人だったが
あくまで相手は客なので口を噤んだ。
ガタン…ガタン…
しばらくして城壁が見えてくる。遠目からでもわかるほどに巨大だ。
あれは『永遠の賢者マリン』が古代の土魔術で作ったとされるもので
物理耐性は勿論、魔術耐性もそれなりに備えているため
物凄い強度を誇っている。ただし、賢者級の者しか扱えない。
それに夢中になっていると
後方から突然
『ワォォオン!』『グルゥ!』『バァン!』
3匹のオオカミが迫ってきた!
「ひっ!」
それを見た行商人は慌てて
「ウィンドウルフ!?なんでこんな場所に!もう少しで王都だっていうのに…!」
手綱をパシンッ!と鳴らした。
それを見たofficialモヒカンdism
…改め、青髪の男が
「おっさん、いらねぇもんあるか?出来れば手で持てるサイズの…」
と、突然言い出した。
(この男は突然何を言い出すんだ?)
額に汗を滲ませながら行商人は
「それどころじゃないでしょう!」
と男を怒鳴りつけた。
だが男はお構いなしに行商人のカバンをあさり
手に取ったものを見てニヤリと笑った。
「あるじゃねぇか…良さげな石が!」
その手には野球ボールぐらいの大きさの紅い石が!
((((;゜Д゜)))))))チョオイ
「ちょっ!それは大事なしょう品なんですよ!」
慌てる行商人を見て一言
「そんなこと言ってる場合じゃないだろ」
言うと石をぶん投げた!
ブゥンッ!!
豪速球。誰が見てもそう言うであるだろうスピードで石は飛び
少し離れた場所から向かってくるオオカミの群れに吸い込まれた。
そして、瞬く間に先頭に立つオオカミの額に着弾し…
ド
ォ
オ
ォ
オ
オ”
ン
爆発した。
「!?」
一瞬光で視界が塞がれ、数瞬差で爆風がやってきた。
ビュォォオン!!
叫ぶ行商人、驚いて暴れる馬。
そして荒れ狂う風とモヒカン
視界が戻りあたりを見渡すと
オオカミの群れがいた場所には
小石が3つ落ちているだけだった。
みんな「???」僕(。-∀-)ニヤリ




