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公爵令嬢に生まれ変わったセシル=クランドール!異世界転移先はまさかの日本!〜ちょっと見ないうちになんで衰退してんのよ!〜一言言う為Vtuberを目指します♪  作者: 石上 三歳
2章 挑む昭和娘は異世界令嬢〜令和に求む温故知新(ユニゾン・ノスタルジィー)〜

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20話 転生でないのなら...その意味は? 後編

「デリカシー」「えっ?!」「デリカシーないんかぁ〜!!!」「ぐぉ!」『やったれ沙織ぃ〜♪』『うぁ...』


見た事あるような(デジャヴュ)?そう思っていると


(あぁ、前回は身体を借りて(ヤラれ)たけど、今回は観る側かぁ...)


そう思いながらも


(三歳君には悪い事したなぁ)


僕はただ、あの日(体験談)を語りたかっただけなんだけどな...


『ダメージ(首絞め)も全て君(の身体)が受け持ってるね(苦笑)』


邪魔者(セシル)が来たから...仕方ないよね。


そう思っていたら突然気が遠く(眼の前が暗く)なり...五感(世界)が消失した。



挿絵(By みてみん)



「ちょっと沙織?!やり過ぎよ!」


三歳の五感が感じられない。その事に...恐怖を覚えた。


「止めなさいって!ねぇ?!」


と言っても聞こえる筈がない。仕方なく三歳と入れ代わって止めさせよう...そう思ったが、入れ代われなかった。何故なら


「三歳?ちょっと?...何処?」


身体(ソコ)に三歳(魂)が居なかったからだ。


「どういう事よ?ねぇ?!リア?」


と呼びかけてみたが、彼女は既に寝たのだと思い出す。


(生体保全維持筒(リアの寝床)で寝られると、起こさない限り(起動させないと)自分で起きれないのよね)


中に入った彼女が眠らなければ、中から起動させる事も可能だが...先程彼女は「寝るのじゃ」と言っていた。なら起きてはいないだろう。現に仮眠状態(狸寝入り)なら、今頃返事をしているだろう。


仕方なくコチラから呼びかける事で、何とか三歳の意識を取り戻せないかと考えた所で


「...ん、...っん!三歳(みっくん)てば!!」「ぐへっ!!」


沙織が物理的な衝撃(エルボードロップ)で三歳を起こした。


その起こし方は無いだろう。そう思って見ていたら


「はぁ...はぁ...」「よ、良かったぁ〜」「ちょっ...!」


沙織が三歳に抱きつきながら泣く。


「はぁ〜...アンタがやったんでしょうに」


そう思いながら二人を視ていると、何故か耕助を探し始めた。別に探さなくても居場所は一つしか無いんだし...


そう思って探ってみると


『耕助?』『......』『耕にぃが...どうしたの?』


魂の回廊(ソコ)に耕助の気配が無い。


「えぇっ?!何で?」『セシル!耕助は?』「分からないわよ?!」


三歳に聞かれるも私にだって分からない。そう思っていると


『いやぁ〜ビックリしたね』「『耕助?!』」『死ぬかと思ったよ』「『はぁ?!』」


胸の奥底で(魂の内側から)耕助の声がする。そして


『ふぅ...今は魂の回廊(コッチ)の方が落ち着くけど、沙織には一言言っておかないとね』


(私の魂(中)から出て)魂の回廊(いつもの場所)に戻った。


「ねぇ?何が起こったの?」『俺も気になる』『あ〜』


そう言って耕助は最初に、三歳と入れ代わる事を提案した。






「耕にぃ?!良かった〜♪」「待ちなさい」「あぅ!?」


説明より先に、沙織へ厳重注意した。それから僕は何があったか皆に話し始める。


「沙織に首を締められて三歳君が意識を失った時、魂の回廊から三歳君側への繋がり(ルート)が消えたんだよ。そして...まるで切れたゴムのように、セシルの内側(魂の傷(元の場所))へ引っ張られたんだ」


その所為(衝撃)で一時的に意識を失っていたらしい。気付いた時には皆が僕を探していた。


「まぁ尤(もっと)も...そんなに時間は経っていないから、気を失った訳じゃないさ」


『あぁ〜...そもそも魂だけの存在(耕助)って、感覚あるの?』「それは...どういう事だい?」


僕の答えを聞いて三歳君が質問してきたけど、意味が分からない。五感は身体が無いと感じれないだろうに


そう思っていると


『その通りよ。身体が無いのに魂の繋がる場所(ソコ)で衝撃を受けたんでしょ?その感覚はまだ、私も...多分三歳も感じた事が無いわ』『あぁ、セシルの言う通り無い』「その事かい。確かにソレは感覚で言った言葉で...成る程、言われてみれば僕にもソノ感覚は無かったね」


衝撃...言葉でそう言ったけど、僕だって物理的な衝撃を受けた訳じゃなく、あくまでソノ雰囲気を〝衝撃〟と表現しただけに過ぎない。なので改めてその事を伝えた。その上で


「僕がちゃんと繋がっているのは、やはりセシルの方なんだと感じたよ」


『まぁ、順序的にはそうだろうな』『釈然(しゃくぜん)としないわ』「ソコは気持ちの問題だよね?」


そう話していると、沙織が突然何かを閃(ひらめ)いたらしく


「スマホ!めっちゃ使えるやん♪」「突然どうしたんだい?」


勢い良く立ち上がり「耕にぃ!みっくんと代わって!」「え?あ、あぁ...」僕は沙織の言うがまま三歳君と入れ代わろうとした。彼はさっきの出来事を思い出したのだろうか...一瞬躊躇(ちゅうちょ)したが、入れ代わりを受け入れてくれた。



挿絵(By みてみん)



さお姉の提案で耕助に言われるまま、俺は自分の身体に戻る。


「みっくん!今直ぐあのスマホ!使えへん?」


「えぇ?!アレか?いや、外したくないんだが」


さお姉に「違う!そうじゃない!」と言われよくよく聞くと


「そういう事か!?」「ねぇ!凄くない♪」「あぁ!凄ぇ!」


何で気付かなかったんだろう。その発想が出なかったのに疑問を抱いていたら


『ソレは多分...僕たちが念話に慣れすぎてしまったからだろうね』


耕助が噛みしめるように言った。確かに


『そうね、私じゃその発想は出てこなかったわ』


セシルも同意する。だがソレは二人がクランディアで過ごしていたからで、俺は気付いても良かった筈だと思っていたら


『まぁ遅かれ早かれ気付くわよ』「どうして?」『だって配信する時に「あっ!?」でしょ?』


セシルにフォローされた。彼女の言うように配信を始めれば、何時(いつ)かは外部と接触(連絡)しなければならない。


そうこうしている内に何とかリアに起きてもらい、状況を伝えると...


『なんでそんな危険な事になっとるんじゃ!?』


俺の頭の中を覗(のぞ)いたリアは開口一番で...取り乱した。だが直ぐ我に返り


『気を付けるのじゃぞ?二度と無いようにの!』


その後の展開も理解して、もうやらかさない...少なくとも、全員で注意するのが分かったのだろう。


それよりも...


『耕助はやはり転生ではないのう』『じゃぁなんだい?』『...オマケじゃ』「『『、はっ?』』」『オマケじゃよ』


何でや!とさお姉なら突っ込みそうだと思いつつ、ソレは多分言い方の問題(オブラートに包んだの)だろう。そして更にリアは面白い(驚く)事を口にした。


『お主ら、先程読んでいた小説で魂が混じり合い...と言っていたな』


『えぇ』『そうだね』『あれな...三歳も混じっとるぞ』「『『は?』』」


セシルも耕助も呆気(あっけ)に取られている。俺だって...一瞬リアが何を言っているのか分からなかった。


『俺...と言っとるではないかぇ』


そう、俺と言っていた。あの時見ていた夢の中で...俺(・)が!


『ちょっと!本当にそうなの?!』『僕には...分からなかったよ』


「言われてみれば...そうかも知れない。夢なのに興奮して...」


俺はあの時...あの場所に居た感覚が...確かにあった気がする。


『ソレだけ強く共鳴したんじゃろうて』「それで...繋がったのか?」


クランディアと日本が...そう思ったら


『その前からじゃろう?でなければ夢でセシルの事を視る事など出来ておらん』


『それもそうね』『なんだか凄いね』「あぁ、そうだな」


リアがまたもや違うと言うが


(繰り返す事で...その時空の穴(繋がり)が大(強)くなったのでは?)


俺のその秘めた想いに...リアは敢(あ)えて、応えないようだ。

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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