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公爵令嬢に生まれ変わったセシル=クランドール!異世界転移先はまさかの日本!〜ちょっと見ないうちになんで衰退してんのよ!〜一言言う為Vtuberを目指します♪  作者: 石上 三歳
2章 挑む昭和娘は異世界令嬢〜令和に求む温故知新(ユニゾン・ノスタルジィー)〜

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1話 エマ=ランシェ=クランドール御一行様、日本へようこそ?

セシルがランシェとの再開を果たし、感慨(かんがい)(ふけ)る瞬間に...


俺は不用意なひと言を告げてしまった。


(久しぶり...って言うが、数日前に会ってたじゃないか)


そんな風にも思ってしまい、怒って(燃え)セシル(火元)更なる失言をする始末(油を注いだ結果)...


(いきどお)るセシルと困惑してそうなランシェに申し訳ないと思いながら、俺は意識を日本(こちら)側に向け魔導強(アウラヴィル)襲戦艇(ファーレン)の方を見た。

ソコでは時空の穴に突っ込まれた、俺の腕を食い入る様に見つめている乗組員たちの姿が見て取れる。


(皆、セシルを心配してるんだな)


暁の太陽(アウローラ・ゾル)との戦闘になってると知れば、彼らの性格なら今直ぐにでもアチラに駆け付けたいと思うだろう。


(まぁ...決着はもう着いてるんだけどな)


そんな風に思った瞬間...セシルがチラッとだけ暁の太陽(帝国の機体)を見た時の事を思い出す。


(アレは...もう生きてないよな...)


セシルの視界を借りていた...アチラに気を置いていたからだろう。普段よりもセシルの感情の流れが読み取れていた所為(せい)で、俺は...


(アイツ...タイミングだけじゃなくて、場所まで悪いじゃねぇか...)


セシルを守ろうと咄嗟(とっさ)に手の平を閉じながら、押し込む様にして手を地面へ突いた時...アイツは運悪く、俺の爪と...岩に挟まれて圧死した。


(下が砂地になってる場所の方が多いのに...)


ソコならば、ひょっとしたら死な(殺さ)ずに済んだかもしれないのに...


俺がそんな風に自分への言い訳をし(敵の不運を呪っ)ていると


『えぇっ!?アナタ…本気で言っているの?!』『勿論です!お姉様♪』


何か揉め事?のような雰囲気を(かも)しながら、困惑したようなセシルの感情が流れてきた。






『お久しぶりです!ゲビック叔父様♪』『ラン嬢ちゃん!?コッチに来ちまったのか?!』『はい♪あっマルヴェラ小母様も来てますよ?』『ウゲッ!相棒(アイツ)は来なくても『何やて?もっかい言うてみぃ?』...何でもねぇよ!』『父さん!』『ゲオルカまで!?日本(ココ)はそんな気軽に来て良い場所じゃねぇんだぜ?』


なんだか良く分からんが、大所帯で人がやって来たようだ。俺もセシル同様困惑しつつ、様子を視ていたら


『サミジナまで来たの?』『仕方無いではないですか?』『まぁ、それもそうね』


ランシェ付きのメイド(憑きの悪魔族)も来たようだ。そう言えば地味にセシル憑きの悪魔族(セバス=チャン)も居たな...そんな風に考えていると


『(悪魔族(トイフェラッセ)に取り憑かれてるみたいに言わないで』


セシルから(にら)まれてしまった。どうやらまた、念話になって(心の声が漏れて)しまったようだ。






「私はお姉様が心配なんです!こんな見知らぬ土地で...」


補給物資の搬入作業を終えて戦艇の艦橋(ブリッジ)に戻り、改装中の水槽(日本での住処)へと進路を取る中


「見知らぬ土地では無いけどね...」「???」


私はランシェにニヤけそうになるのを堪えながら、持って回した言い方をする。当然、ランシェは不思議そうな面持ちで私を見てきたので


「言ったでしょ、私は転生者だって」


以前から仲間にも知らせていた事をもう一度妹に告げた。三歳の方を見ながら...すると


「はっ!?もしかして...」「そうよ、ここが日本よ」


ようやくランシェも気付いたようだ。私の視線を追うようにして、ランシェも三歳の方を...


挿絵(By みてみん)


「こっちを見ないでよ!三歳(馬鹿)!!」

「うあぁっ!?ってそっちが先に見たんだろ?!』


……ビビビビ……


見た瞬間三歳もコチラを見てきた為、ランシェがその大きさと視線に身体をビクつかせる。

思わず私が三歳に注意すると...驚いた三歳は声を発するも、途中で念話に切り替えて私に不満をぶつけた。


大気の震えに揺らされた艇体、特に窓を見ながらランシェが


「今の(超巨人)が、三歳?」「そうよ」「大きいなんてものじゃ...」


三歳の背中を見ながら、何処か不思議そうに...呟いた。多分呆気(あっけ)にとられているのだろう。

そんな妹を眺めているのも悪くはないが、私は気になった事を確かめるべく頭に浮かんだ疑問を口にする。


「そんなことより...ランシェ(アナタ)、どうして時空の歪みの近く(あんな所)に居たの?」


私の疑問にランシェは


「それは...時空の歪み(あの場所)を調べに帝国が来るかもしれないと思い...そうなれば、隠していない通信機器の存在がバレるのは時間の問題で...」


これから私たちとの交流を維持するに当たって、必要な物が色々足りない事、場所の不備、ヴァレリアント要塞(緊急配備の検討及び)の移動(その許可)すら視野に入れた計画も()り始めていたそうだ。

だが、そんな許可は出ないだろう。十二星家議会(ディ・ターフェルンデ)がある限り...


それよりも...そこは一つ解決策はある。時空の歪み(あの場所)が、安定しているのであれば...






『本当ですか?!』『分からないわよ?やってみない事には』


セシルの提案にランシェが驚いている。それはそうだろう。聴覚を借り(横で聴い)てる俺ですら、ビックリしているのだから...


『可能性は高いんじゃねぇか?』『ホンマかいな?』

日本(コッチ)の物質で囲えば更に耐久性は上がんだろ』


だが、そんなセシルの思い付きをゲビック(ドワーフ)がより現実的にした。


『ナイスよ!ゲビック!その発想は無かったわ♪』


どうやらゲビックの発案にセシルも共感したようだ。...って


「おい?()()俺が買ってくんのか?」

『当たり前じゃない?!』『...?』『あぁ、コッチの話(三歳だから)


俺の悪い予感を肯定してくるセシルに


「(妹の前で)俺の扱い...雑になってないか?」『気の所為よ』


突っ込みを入れると、セシルは空々しく(とぼ)け始めた。正直そんな事よりも


「なぁ?いい加減リアを起こさないか?」『あぁ〜…』


俺はリアが居ない不便さ、困窮(こんきゅう)を覚えるこの状態が辛くなってきた(ストレスに感じる)

セシルにもソレは伝わったようで


『ちょっと待ってて。リアを起こしてくるから』『私も一緒に『ランシェは補給物資の内容伝達を『サミー?』はいはい』...仕方ないわね』はい♪』


セシルがリアを起こすのに一人で行こうとしたが、妹の適応力(悪知恵)の前に完敗したようだ。


「やっぱセシルの妹だな」『どういう意味かしら?』

「そのままの意味だよ」『やっぱり「悪かった!」...ふん!』


そんな姉妹をヤッパリ姉妹だと再確認(どっちもどっちだと)(思っ)ていると、俺は口でセシルには勝てない事も再確認する羽目になった。


起動(シュタルテン)』『嫌じゃ!』『ちょっとリア?!』


そんなやり取りをする中、ランシェは大人しく付いて来た。何となく俺は、嵐の前の静けさのような気配を感じては居たが...


『思った通りね』「マジか...リア?」『くっ!いくら三歳の頼みと言えど』

『観念しなさいよ(ランシェは)一週間くらいは居るわよ?』『ぐぁ〜…!』


プシュー……


『大精霊様♪』『...相変わらずじゃの?』『ハイ♪』『......』


実際にリアは、そんな事してないんだが...


この時大きくため息を吐いたように感じたのは、(いた)し方ない事だと...


この後(セシルの目と耳を借りる事で)俺は知る事となった。

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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