戦闘の余韻
すっごく短めです
「はぁ……結構強かったな……」
「素材はどうなるんだろう?……あ、落ちてる……」
「ファンタジーだな……」
HPを無くしたドラゴンは各種素材へと早変わりしていた。
「どれどれドロップ品は……【ブリザードドラゴンの表皮】、【ブリザードドラゴンの竜鱗】、【ブリザードドラゴンの竜肉】各部位、【ブリザードドラゴンの大魔石】……か」
「大魔石ってレアドロップじゃん!やったね!」
「ケイの杖の強化に使えるな」
「それ以外の使い道があんまり無いからなぁ……ありがたく受け取っておくよ。強化はホームとかの設備が無いと厳しいと思うからしばらくは倉庫番だけど」
魔石系のアイテムは杖の素材としてかなり優秀だ。
特にブリザードドラゴンは南極に生息するMobとしては最強のモンスターであり、そのレアドロップの大魔石ともなれば素材としては最上位の物になる。
「ってか今のってブリザードドラゴンだよね?もっと内陸の方じゃなかったっけ?」
ハルが言っているように、ブリザードドラゴンはゲーム時はもっと内陸の方でのみ出現するレアMobだった。
そのブリザードドラゴンが比較的海岸に近い地域で出現するということはゲーム時の生息域があまり当てにならないということを示してくれている。
「生態系とか変わってるのかもなぁ」
「だとしたらそれの調査とかも面白そうじゃない?」
「この世界に定住するならそういうのもアリじゃないか?」
「楽しそう……」
「じゃあ今後はそれも視野に入れとこう」
「そうだな……素材も拾ったしそろそろ行くか」
4人は港町に向けて再び歩き出した。




