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ヒクイドリ

 見せたくなかった――。

 こんな姿をやっくんに。


 ボクは人間の世界では『ヒクイドリ』というのに似ているらしい。ボクも見たことがあるけど、確かに見た目は似ていた。

 凶暴で有名らしいこと、飛べないこと、そしてサイズはまったく違うことがわかった。本当に姿以外は真逆だ。


 ボクはおどおどしているのに力強く飛べて、そして大きい――。

 ビリオンバードほどではないが、それでも大木より大きい鳥など、人間にとっては恐竜と同じだろう。


 黒ベースの羽に、鮮やかな青の顔は悪くないと思うけど、不格好な足は絶対に見ないで欲しかった。そして何より、凶暴だなんて誤解をされたくない。

 ずっと優しいトモくんでいたい、それだけが望みだったのに。


「やめろ!」

 新・ビリオンバードが叫ぶのが聞こえた。

 いつも気取ってるだけで、どうせこいつもボクと同じ、人殺しの鳥。


 ボクは大きく口を開いた。炎を食い尽くしてやる――。

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