“『対』。”
「悠太、お父さん」
「えっ!」
「陸っ、」
「! 陸兄ちゃんっ!」
「何をそんなにのんびりしてるの? 悠太、“対”が必要だろ?」
✚ ✚ ✚
「…………、は、なんなんだよ………、さっきから…………ッ」
今度部屋に入って来たのは、やはり又“とんでもない”美形だった。そこでバーディシュナさんが、声を出した。“あれっ?”と。
× × ×
「あっれ? もしかしてーーーー」
「…………」
その“美形”は、ちらりとバーディシュナさんを見たけれど、また先程の“美少女”に、向きなおった。
「悠太、お疲れ様。“頑張った”ね。遅く為ってごめんな?」
「! 陸兄ちゃんっ、そんなっ、僕はそんな事ーーーーっ、未だ未だだよっ。仕事が遅くて、ごめんなさい。っ」
“俺”の“目の前”の美形“ふたり”の、そんなやりとりだった。××××××××
「陸〜っ!」
「陸兄ちゃん! 来れたんだ!」
「陸さんっ!」
“カイ”と“コン”と………いや、逆か? まあ、いい…………それと“ユリシア”が。
「陸っ! 来てくれたのか!」
“カーズィ”が。…………。
「やあ、ユリシア。久し振りだね。カーズィも。ああ、取り敢えず“は”、おめでとう。で、悪いな?
ちょっと待ってて、くれ。悠太と“打合せる”から。」
今来た“美形”が、そう言った。××××××××××。
✚ ✚ ✚
「先ず“其の男”だけど、ね? 【Name】:は〚木村 朋哉〛と、為ってる、な。
ねえ? “誰”か“知り合い”?」
“陸”は“皆”に、聞いた。全員“知らない”と、答えた。××××××
「でも“木村”か。」
「うん、“多分”ね。」
陽藍の言葉に、陸はそう返した。×××××ד海”はふと“気付”き、言った。“あ、此の人”と。
「? なあに? 海?」
「あ、ごめん、陸兄ちゃん。つまらない“事”だよ。此の“お兄さん”ね、“ロープレリア”の“プレイヤー”だよ。単にそれだけ。話遮って、ごめんね? えっと。で?」
逆に促した。
けれど陸は気になった。それで海を逆に止めた。“待って”と。××××××××
「えっ?」
「成程? “そう云う事”か。ありがとう海。“良い情報”だよ。」
「えっ、そう?」
「ああーーーーまあ“木村”なのが、災いしたな、“彼”には、さ。さあ“送る”か。悠太、彼を僕に貸してくれる?」
「! あ、はい! 陸兄ちゃんーーーーーー」
「うん。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“男”を受け取った“陸”は、今度こそ光り出した。先程の陽藍達とは、違って。そして“男”は、消えたのだった。陸が言った。“強制送還ーーーーーー”と。××××××××××××××。
「っぅ」
「はあ。陸兄ちゃん。凄い……………“着地場所”とかは……………」
「うん? 大丈夫だよ? 悠太。安心して? “海”が“良い情報”くれたから、ね。な?海?」
「!」
「…………、? “そう”なの?」
“当”の“海”は、そう返したので在った。太一は騒いだ。“理解る様にっ!”と。××××××
「? 太一は何なの? 逆に何で“理解らない”の?」
「!! っ、ぐっ、………………。陸た〜ん。っぐす」
「……………………。泣くな。鼻、垂らすなって。御前……………………大和、理一、太一の面倒みて。」
“陸”は流石に呆れて“在”た。××××××。“此奴芸能人の癖に”と。
「大和〜理一〜ついでに“蓮”〜“愛しの陸たん”が、相変わらず“ツンデレ〜”ぐすっ!すんっ!」
「…………太一? 陸は“デレ”して無いからね? 間違えてるよ?」
「……………、大和、“言い方”な。流石に“太一”、可哀想だろ?」
「蓮、お前今太一に、“ついで”言われたけど? 良いのか?」
「はは、良いよ。」
「?何で?」
「うん、俺“太一”の“相棒”辞めるから。やっぱり“和希君”と、“らぶ”に、なる。これしか無えな。はは。」
……………………………………………………………………………………………………………
「? なあ? あっち、大丈夫か? “和希”は大丈夫なのか?」
「ん? カーズィ、心配性だなあ。大丈夫だよ。和希は“賢い”から。大体“蓮”に如何にか出来る程度の『技量』じゃあ『無い』から。うちの『友』が『歯軋りしてる』相手だよ? 和希ーーーー。太一や蓮に『如何も』され無いだろ。『うちの和希』だぞ?
“僕の”でも、良いけどな? だろ? 海? 紺も悠太も“そう思う”だろ?」
“成程”と言ったカーズィだったが、引き攣って在た。××××××××××
因みに顔を引き攣らせた“バーディシュナ”は、聞いて来た。“彼奴等付き合ってんのか?”と。陸は黙って、“否定”しなかった。聴こえた“太一”が、全否定したが。×××××××דそんな訳っ!無い!でしょお!? ーーーーーー! 何でッ?!”と。××××××××××××
「“ニイサン”は……………たしか! “リク”の“旦那”だったな? だろ? 久しぶりだな〜」
「“バーディシュナ”って、云ったよね。君は。何でこんな“処”に“居る”の?」
「うはっ! ご挨拶! さっすが! 一応俺、これでも“冒険者”なんだよね〜“仕事”あれば“どこに”でも……………」
「嫌、僕が云ってるのは、其処じゃ、無いよ。如何して“カーズィ”と“ユリシア”の婚礼の場に“居るの”?って、質問をしてるの。 理解出来た? “冒険者”さん?」
「うわお。相変わらず“キレッキレ”だね〜旦那。カーズィとは“マブ”でしてね〜これでも?」
「“却下”します。」
「うわっちょっ! この! “カーズィ・キルシュ”めっ! ツレナイ事いうなよ。ブレンド・メーカー? な? 俺は“ユリシアちゃん”ファンでな?」
「ユリシア大丈夫? 何かされたら、僕に言うんだよ? 遠慮しないでね? 君は僕の“可愛い妹”なんだからね。」
「陸さん…………ありがとうございます。あの…………今日“友理奈”さん達は…………」
「うん、ごめんね? あの子もちょっと今、“忙し”くてね? ごめんね? でもね?」
そう言った陸は、ユリシアへと“耳打ち”したので在った。××××××其の横でバーディシュナなら、顔面蒼白だった。“なにこれ?”と。そして“横”で、カーズィが言った。“あ、忘れてた!”と。
「ん?」
「陸! 海から“受け取った”ぞ! ありがとな!」と。陸は笑って答えた。「相変わらず。」と。
「“どういたしまして”?」と。××××××××××××××××××××
「お父さん、未だカーズィと話せて無い?」
「そういえば。先程悠太来た時も、何か言ってたな? 陽藍ーーーー? 何だ?」
「ん? ああーーーー」
「お父さん? お母さんも大丈夫? 疲れて無い?」
「ん? 悠太。心配有難うな。大丈夫だよ。“力”は“如何”する? 陸も来てくれた事だし、もう少しだけ“コントロール”頑張ってみるか? 陸? “どう”だ?」
「ん? じゃあ悠太が頑張るつもりなら、“もう少し”在るけど? 海? ダンジョン行った?」
「未だ。陸兄ちゃん残ってくれるのは“嬉しい”けど、仕事大丈夫なの?」
「まあね。“海”の為ならね。」
「狡い。“僕”は?」
「紺は“此の星”出身じゃん。」
「それは“そう”なんだけど。」
「…………、つまり?」
「ああ、ごめん、カーズィ。お父さん、取り敢えず“リコルドさん”の店にでもーーーー」
「嫌、待て、陸。」
「? 何?」
「“我が家の女神”が、“御立腹”だ。“此の街の観光”が“未だ”なんだと、さ。」
「………………“後”に、して。先に“カーズィ”に“商談”しちゃって、よ。……………はあ。」
「? “商談”?」
「て、程でも無いよ、カーズィさん。分かり易く云うとね? お父さん達“暫く”此方に『住みたい』んだって。で? 『カーズィさん』の『御世話』に『成りたい』と。『身分詐称』の『為』に、ね。後、『生死』“詐称”って、処かな? 此の“場合”? ね?
お父さん、お母さん、陸“兄”ちゃん。な? “紺”? “愉しそう”だよね。」
「……………………………。うん。は?」
「あ〜海。“言い方”、な? て、事だ。カーズィ。ユリシアも。“宜しく”な? とは云うが、直ぐじゃ無いよ。 紺がもう少し“大きく”成らないと、な。な? 紺? 未だ“二、三年、先”だな? な? 陸。
因みに“バーシル”には“言って在る”から。“目的”については、後で話す。ーーーーな?」
“陽藍”は、そう言ったので在った。××××××
❂ ❂ ❂
「陽藍の“話”は、…………常に“ぶっ飛んで”る。………………分かった。“聞く”わ。はあ。」
「カーズィ、“此の男”と知り合った“運命”だとでも思って、諦めとけ。未だ未だ“こんなもん”じゃ、無いから。」
「おい……………レイ・ガイサース。“言い方”、な?」
「ははは」
「て、訳だ。バーディシュナ、ビーツさん達も。参列“ありがと”な。色々世話に成ったが、行くわ。“ユリシア”、支度しよう。ーーーーー」
「あっ、はい。」
“すぐに”とユリシアが言う横で、バーディシュナ達は、反対した。“まてまて”と。
「ん?」
「カンミ戻るなら、俺も戻るぞ!大体カーズィ、ラムシュで“ムーアット”と“約束”あるだろっ」
「ああ、大丈夫だ。先刻寄って、事情は話した。後で又“行く”さ。」
「いやいやいやいや」
「? 何だよ?」
「! 置いてくな! ひどいぞ……………おまえ…………」
「? 何言ってんだ? バーディシュナは。」
「なあ? “キルシュ”さんよ? 俺達も“カンミ”に、行ってみたいんだが?」
「え?」
「ああ、さっき“リコルド”って、聞いてな? うわさには、聞いてる。“旨い肉出す”って、な?」
「ああーーーーいっしょさせて、くれねえかな? また? だめかい?」
「ん〜」
「? 全部で何人?」
「ん? 陽藍? 良いのか?」
「? 構わないだろ? 何か不都合有るのか? 調合師君は?」
「…………おまえ、良いなら、良いんだけど。良いって、さ。バーディシュナ。ビーツさん達も。ああ、でも“自己紹介”は、してくれ。此方は“俺”の“師匠”の、『陽藍』。あっちは其の『息子達』だ。な?
『陸』? 『海』? 『悠太』? 『紺』?」
「カーズィさん、ストップ。『僕』を『悠太兄さん』の『前』に呼ばないで。
『失礼』でしょ。『兄さん』に。カーズィさんは“僕”を“怒らせたい”の?」
「は? なんだこのガキーーーーッ」
「あ〜悪かった、海。“悠太”、ごめんな? “申し訳”無かった。赦して欲しい。
正直言って、“海”を“怒らせる”のは、『懲り懲り』だよ。……………本当ごめんなさい。
………………“友美”、“フォロー”してくれよ…………“頼む”から。…………………っ」
「は? なにこれ………………」
「え、このひと“カーズィ・キルシュ”だよな? クリスタさんよ?」
「…………………“子供”に頭さげてる………………え???」
“ビーツ”達は、そう言ったので在った。××××××××
× × ×
「ふふふ」
「ちょっと? 陽藍……………お宅の女神さん…………“フォロー”とか」
「“する”器用さが“無い”事位…………“居候中”に御前……………痛。おい、暴力は止せよ?
ほら。」
「!」 「がッ! がッ!? がッ?!」 「うはう。」
「すげ〜流石“カード・マスター”の“大将”だな。“旦那”。“派手”だ、ねえ。うほう。うらやましいねえ〜おい。っ、くう! ああ、腹立つ! くう!カーズィ! とめろ!
とめるんだ! 長いわあっ!!!!」
「カーズィ、お父さんは“任せた”から。海、先刻の“件”ね。あの男性は、“木村”だったろ?」
「あ、もしかして?」
「ん? 気付いたの?」
「“予想”だけど、ね? 前に“子孫”の“話”を聞いたから、思い出した。だって“お父さん”の“ペンネーム”が………あ、“正解”? 陸兄ちゃん、悠太兄さん?」
「“我が弟”ながら。」
「えへへ。褒められた。」
「あ、つまりーーーー先刻の“男”は、おまえ“達”の『子孫』なのか??」
“ああ、恐らく”はと、陸は答えた。そして、
「で? “悠太”は今、“どの地位”なんだ?」と、
ずっと背後でいちゃつき続けて在る“師匠”と“其の嫁”を他所に、弟子は真顔で問い掛けたので在った。陸は答えた。「僕の“対”」だなと。
“陸に釣り合う『対』なのかーーーー”と、調合師は臆したので在った。
「“洸”では未だ“技量不足”な、『程度』には、ね。」“兄”『陸』は、微笑んだ。
「『対』の『技量不足』は、『悠太』に負担を掛けるだけだから、今の洸では未だ務まらないんだよ。残念ながらね。“海”なら“釣り合う”だろうけど、
此の子は“悠太”と“同属性”で、ね。な? 悠太? 海?」
「僕は“光明君”と“対”なんだって。“お父さん”言ってた。」
「“僕”は『休息』中〜だし。先刻も言ったけど。 ねえ、海? 先刻のおにいさんの事だけど、どうして海は“知ってた”の? “プレイヤー”だって“知ってた”んだよね??? 何処で知ったの?? 僕はそれだけ“解らない”よ。」
「ああ、紺、其れなら多分ーーーー」
「あ、流石、陸兄ちゃんだ。そうだよ。“イベント”で“見た”んだ。 結構熱狂的“プレイヤーさん”だと思うよ。 ーーーーーー“だからこそ”だったんだろうね? 今回ーーーーそうでしょ? 陸兄ちゃん?悠太兄さん?ーーーーーー“災難”だね。」
「海は良く“そんなもん”憶えてるよ、なあ。“誰”に似てんの?」
「………………?お父さん。“Kiss”は“終わった”の?」
急に話に何事も無かった様に、父が入って来たので、半眼の海は言ったので在った。陸が海の頭を撫でて、悠太を見てから、こう言った。
“海は間違い無くお父さん似”ですけど?と。
「“無自覚”なのかな?」と。悠太は応えられ無かった。“そっくり”だとは。
気にしない海は言った。「お父さん、大和兄ちゃん“達”も“連れてく”でしょ? “優”さんと“会わせる”のに。」と。
“理一”は昔、“優”と友人“だった”のだ。だから“来た”のだ。




