“え?”
“ん〜”と呻った陽藍では在ったが、悠太の天使の微笑みを見てから、“じゃあ”と応えた。観て在た海は“ふっ”と笑った。カーズィ・キルシュは、“それ”を見て在た。
陽藍と悠太は、光り出した。嫌、気のせいだった。光は一瞬だった。呆気無い位に。紺が感嘆した。
海は“にまり”とした。カーズィ・キルシュの方は久し振りに“冷汗”を流したのだった。自分の師の、所業にだ。
とても滑らかな“所作”だった。彼もやはり感嘆したのだ。あの“最高の存在”に。
“相変わらず凄いな、おまえは、さ?”気付くとそう発言をした後だった。其れは殆どが無意識に、だった。
其の横で海の“どや顔祭り”は、加速して在た。其処で漸く、彼は気付いた。“海の表情”の“意味”にだ。
“海”は“カーズィ”へ“にやり”と、“した”のだ。
“俺に対してかっ!”と。“カーズィ”は気付いたのだった。
“そういえば”ーーーーそう思った。海、とは。“出会いから”「…………“こう”だったな………」と。
既に“懐しい”様にも。そう思えた。“色々在ったな”と。思わず感慨に耽ったのだった。
× × ×
「…………、今のは?」
カーズィは師匠へと、そう聞いた。悠太が気が付いて“にこり”っと、笑った。
それでカーズィは“思った”のだった。“真逆”と。××××××××
× × ×
「ふふふ“気付い”ちゃいましたね。流石です“カーズィ”さん。」
“悠太”は“笑顔”だった。
× × ×
「お〜悠太、凄い、ねえ〜」
「ま〜“兄さん”だし。」
紺の台詞にどや顔加速中の海が答えて、其処へ、“真逆”の“太一”が、聞いたので在った。
“………………何?”と。
× × ×
ーーーーーー。「……海? 俺達にも“理解る”様にーーーー“説明”してくんないかな? さっぱりなんだけど?」と。
太一は“自分の仲間”を、見て在た。“同意”を求めたのだ。
海は従兄弟へ応えた。“仕方無いなあ”と。太一は些か“むっ!”と、した。何しろ海は、太一の半分程の“年齢”なのだから、そう考えると、腹も立つのであろう。だが、海にしてみれば、
態とだった。× × ×
♢ ♢ ♢
「みて“分からない”とか、大丈夫なの? 太一兄ちゃんは? “視”たら“判る”じゃ無い?
“悠太兄さん”は、今僕達全員の『上司』だよ。」
「そゆ“こと”だね。は〜悠太格好良いね。」
“紺”は羨望の眼差しの様に、兄を眺めたのだった。“凄い”と。××××××××××
♡ ♤ ♡
「て、事だな。“大和”、“バーシル”も。後は“悠太”に従って、くれ。カーズィ、ちょっと付いて来い。“話”があるんだ。まあ“頼み”とも“云う”ね。」
「………………陽、藍。…………………“又”なのか? ………………。はあ。」
「そう溜息吐くなよ、調合師君。“色男”台無しだぜ?」
「だー、かー、らー、! 俺達にも分かる様に!だよ!叔父さん! あ〜も〜っ!」
「太一、切れんな。大人気無いなあ、御前。篝が泣くだろ? 後“洋太”泣かすなよ?」
“陽藍”の言葉に、カーズィは“ん?”と、聞いたので在った。“何で洋太さん?”と。太一は苦い顔をしてみせた。××××××
「ああ、それも纏めて後で説明するよ。“意図的に”とか、そう云う“話”だよ。“俺達”は“造れる”し、“創れる”んだ。“存在”を、な? なあ? 悠太?」
意味深な陽藍の笑みに、悠太はにこりと笑顔で応えたので在った。“変わらず”に。
けれど、
確かに陽藍や海“達”が“云う”様に、悠太の“存在”感は、光を“収める”前の“比”では無かった。“別の存在”だった。
陽藍“以上”と云うよりも、“別格”だった。紺が“うっとり”する程の。“カーズィ”にも『判る』ーーーー、程の。
“若い肉体使う”と、「こんなにも違うな。 ーーな? ーー紺? ーー海?」
“最高の存在”が、そう言った。“極小の”『揺らぎ』で。
隣の『女神』は、嬉しそうに笑んだ。×××××ד愛しそう”に。××××××××。
「……………………“大丈夫”…………………、なのか?」
カーズィはそう言った。冷汗は流れた。“華月 陽藍は死のうとしている”ーーーーそう思ったのだ。“調合師”は。×××××××××××××××××××××××
「カーズィさんてば。“早とちり”。あのね〜うちの“お兄ちゃん”、全員“優秀”なの。その“お兄ちゃん”の中でも“優等生筆頭”一、二を争う“悠太兄さん”だよ?
そんな“ドジ”はしません。“僕”ならまだしも。はあ、もう。カーズィさんお父さんの弟子でしょ?
もっと“お父さん”を、信用してよ。ねえ? 紺? そう思うでしょ?」
「ッ! くっ」
「思う。お父さんはエネルギーコントロール、卓越してるし。“ミクロン”より細くても“余裕”だし。大体“お父さん”に“力”って不要なんだよね。だって“使って”無いんだもん。自分のエネルギー。“大気”は全部お父さん位に、思ってた方が、良いよ?
“カーズィ”もね? ね? 海? 悠太? お父さんて“略略”反則、だよね〜?
まあ、当然、かな?
だって、“だから”『僕』も、『なつの』も、『ユリシア』も、『友理奈』も『光明』だって生きてる訳だし。ね? 『お父』さん?」
“父”は、苦笑いでそれに応えたので在った。陽藍を“み”た、カーズィは、だから言った。“は???”と。
「其れより“僕”、お腹空いて来た。此の姿維持エネルギー使うね?
お父さん? “戻って”良い?」
海がそう言ったのだった。“え?”と一同が言う中で、陽藍は応えた。
「海君? 質問の相手間違えてるぜ? 悠太“様”に、聞きな?」と。
照れた悠太は応えた。“やめて”と。
「代理だからね? お父さんーーーー、このまま“隠退”とか、言い出さないでね?」と。
父は笑んだ。“ナイス・アイデアだな”と。「悠太“出来る子”だな?どう?」
「…………お父さん。駄・目です。もう、冗談好きだよね。取り敢えず今は休んで?お母さんもだよ?」
“悠太”はそう言って、少しだけ表情を難くしてみせた。
× × ×
と、悠太は急に、方向転換したのであった。そして、
茫然として在た“彼等”へと、言ったのだ。“初めまして”と。
* *
「えっ?」
“ルーバット・ザッシュ”は、先ずそう言って戸惑った。相手が“美しかった”からだ。それは多分“自分”だけでは、無かった。彼程“動揺”はしなかったが。
“天使”は、言った。
「御挨拶遅れました。随分と身内話をしてしまいまして、困惑されたでしょう? ごめんなさい。僕は“華月 悠太”と、云います。彼処に在るのは、僕の“父”、陽藍です。
父の事ですから、未だ“自己紹介”もしていないのでは、ーーーーと。すみません。横に居るのは、“母”です。後、他の“者”について、は。時間も有りませんので割愛させて下さい。
貴方方の“事”は、彼処に在る“兄の部下”の『女神達』に言い付けて行きますので、どうぞ御安心下さい。『最低限』の『身の安全』は、御約束出来ますので。
ね? “ネグローニ”さん? “ヒートヴァームス”さん? では後“宜しく”お願いします。
“大和兄ちゃん”は、滝さん“達”を“宜しく”ね? “僕”は“其の人”を、『元に戻し』ます。 海、紺、“バーシルさん”を、宜しくね? お父さん、
“其の人”貰いますね?」
「悠太、理解ってると思うけど、“記憶”は……………」
「心配しないで? 僕だって毎日遊んでいる訳では無いんだよ? “出来る”ーーから。
其の“為”にーーーー今お父さんの“力”を、“借りている”んだもの。 エネルギーなら“十分”だよ。 “本物の『冥府』”には、未だ“成れない”けどね。 ーーーーーー」
“華月 悠太”は、そう言ったのだ。自分を“冥府”だと。此の場の誰よりも、美しく、又“愛”らしいーーーーーー“笑顔”で。




