事態“飲み込めぬ”新人・冒険者・達。
「ところで?どういう“治療”したの?」と、唐突に紺が言い出した。
「ん?」とカーズィが、返した。
× × ×
「あ〜うん。まあ、先刻も言ったけど、俺に“無理”だったから、“和希”に来て貰って、な。ちょい“混ざってた”んだ、よ。」
カーズィはそう言った。
紺は“ほ〜”と言ったので、在った。それから、
「御前等“準備”出来た? ちょっと“良い”か?」
と、言って“入って”来たのだった。「! 陽藍っ! 来てたのかっ?!」と。
“華月 陽藍”ーーーー“海”の父で、“紺”の“養父”だ。つまり“神”だった。そして“カーズィ・キルシュ”の「師匠ーーーー」だった。“その”陽藍だ。
「えっ? あれっ?! “カード・ゲーム”の“覇者”ッ師匠ッ!!」ーーーーその“師匠”では無い。
「バーディシュナ、だっけ? ちょっと後にしてくれ。今遊んでやる時間がーーーー」
「おい、カーズィ。………………この“師匠”惚けてんぞ? ……………こんなひと、なの?」
「嫌待て、バーディシュナ。ちょっと邪魔。後“あれ”は“俺”の師匠な。“貸し出し”て、“無い”からーーーーたくっ、図々しいなあ、御前は。“陽藍”は“手強い”んだぞ?」
「ーーーーそうなのか?」
「ちょっ!おい、陽藍っ、お前って奴はっ」
「嫌、カーズィ君。天然発揮して無いで、“カオス”だから。“陽藍さん”が『紛う事無き天然』なんだから、さ? ちょっと“自粛”してて? 理解った? カーズィ君? で、陽藍さんーーーー」
「俺も自粛?」
「“惚け”要らん。ちょっと“気になる事”、有るんすけど? 気付いてますよね?」
「態々聞くなよ。」
「んじゃ、如何視てます?」
「御前は?」
「俺かぃっ。ん〜“残り”では“無い”と思うんですよね。」
「えっ? “新種”って、事? 和希さんーーーー」
“華月 海”は、そう聞いたのであった。“そうかな? 海君ーーーー”と、父は答えた。
✫ ✫ ✫
「ーーーーッ、なんなんすかッ」
俺は堪え切れずに、そう言った。神妙クサイ空気を、ぶち破って。
「“新種”って云うか、“嫌な感じ”が、したんだ。だからーーーー確かめに行こうと思う。」
「は?式は?」
「ネグローニ、それどころじゃ無いだろ…………。」
「あら? でもーーーー」
「ヒートヴァームスは何だ?よ…………」
「だって“カーズィ”君と“私達”が、行く“必要”が? ねえ? 陽藍様? そうでしょう?」
「嫌、待てよ、ヒートヴァームス。例え陽藍に行って貰うにしても…………」
「大丈夫よ。だって“美津之”様、来てるもの。ねえ? 陽藍様。でしょ? “勇者”様も、ね?」
カーズィの言葉を遮って、ヒートヴァームスは続けた。カーズィは面食らった。“は?!?”と。
「美津之も来てんの?!」
「“嫁”と、な。後“家の”も。」
「………………まじ、か。…………んじゃ“頼んで”良いのか? 俺も終わったら、行くから………………」
「“参列”出来なくて、“悪い”ね。海、“撮影”宜しく?な?」
「はい、は〜い。“りょ”です、お父さん。“いってら”〜で〜す。」
「………………海、君。何か御前………………何でそんな言い方“軽い”ん…………だ? もっと労ってくれ。…………………じゃあ和希、大和、後“宜しく”な? 紺、後でな?………」
何の気配さえも残さずに、“師匠”は消えたので在った。“滑らか”に。
“流石”…………………と、弟子は言った。つい。そして「カーズィも支度しちまえ」よと、レイに言われたので在った。“俺も行って来る”と。
「ん? 悪いな、レイ、ひとりでか?」
「嫌ーーーーどうするか、な?」
「ぼくは“この子達”面倒見なくちゃだからねえ…………」“う〜ん”と、ティティナウドは呻って考えた。レイはふと、言った。
「“シラン”ーーーー来い。」と。× × ×
「! っ、でしたら!僕が行きますっ、いえ、僕も行きますっ!ガイサース様ッ」
「駄目だ、イチゴ。“ペルウィアナ”は如何する気だ?」
「あっ、…………………っ、申し訳……………ありません。……………シラン…………っ」
「イチゴは、何、死にそうな顔してるんだ? “勇者”付きで、死ぬか。縁起でも無く。ちょっと行って来る。ウィアナは“イチゴ”困らすなよ? と、
ーーーーーーおい、“姫”さん。アンタもだ。“いい加減”に、しとけ。
“やり過ぎ”は“嫌われる”ぞ? “ガイサース”様、行きます。宜しくお願いしますーーーー」
“シラン”はそう、頭を下げた。××××××××
「ん〜“俺”行くよ?」
と、和希が言ったので在った。シランに全力で否定された。“いない間の姫さんをどうすんだ?”と。
「嫌? 行くよね? 絵理撫?」と、
和希は言ったので在った。勿論絵理撫は“はいっ”と応えたのだ。××××××
「海、後で“メモリ・コピー”させてや? “編集”は俺やるから。“データ”だけ、下さい。お願いね〜ほら絵理撫行くよ〜んじゃ、カーズィ君、後でね。ほいっと。」
絵理撫嬢は返事する間も、無く、二人消えて在た。此れも又、“鮮やか”に。××××××××
“イチゴ”が、言った。「和希さんはーーーー“姉上”足で纏い……………では?」と。
“大丈夫だろ”と横でシランが、答えたのだった。レイが苦い顔をした。そしてカーズィに言った。“悪いな”と。
「ん? え?」
「和希に、参列して欲しかったろ? 悪かったな。」
カーズィはきょとんと、こう言った。“何言ってんだよ?”と。
「レザードの御先祖さんの“レイ”が、態々来てくれてるからこその、“和希”の“気遣い”だろ? 大丈夫だよ。ふっ何を気にしてるんだよ。“レイ”は良い奴だな。“ありがと”な? ーー“勇者”様。 ーーーーふっ」と。
笑顔だった。「残念というなら、レイの“噂”の“嫁さん”見れなかった事“位”だよ?」と。
「レイ、今度“紹介”してくれな? いつか“行く”からーーーーさ?」と。「な?ユリシア?」と、
調合師は、ほほ笑んだ。
そして言ったのは、“ペルウィアナ”だった。「何が“あった”の?」
“私にも理解る様に、説明してーーーー?”と。そして、
俺の“横”で、シュガーが言ったのだった。「すみませんーーーー私達にも」と。
けれど、
「なんだ? シュガー。 “鈍い”な。“冒険者”の『名折れ』だぜ?
わからんか? 又起きてんだよ。おそらくーーーー“災害”が、な。“規模”は判らんて、とこだな。な?
“カーズィ”。」
“バーディシュナ”は、言ったのだった。カーズィは応えた。
「バーディシュナ。俺の『十八番』奪うな。」と。
こう“言った”のだ。「折角“最高の神”が御膳立てしてくれたんだ。アスタ、『始めよう』ぜ?」と。
「此の“戦力”は、最早“反則”だしな」ーーーーーーとも、言ったので在った。“にやり”と。




