✕ 〔☾閑話☽〕 後編 [ Ⅱ ] 〘ミカクの[街]にて〜.〙 ✕
「カーズィさん、久し振り〜。」
ミカクの街に着いた俺達をそう出迎えたものが居た。✕✕✕
“子供”だった。✕✕✕✕✕✕
☽ ☽ ☽
「は? “海”っ?! どういう事だっ?!」
“カーズィ”が叫んだ。その“子供”に。✕✕✕
「え〜?“届け物”? 陸兄ちゃんから預かって来た。はい此れ。」
「!」
「?」
「は? “なんだ”?」
“俺達”は、そう言った。✕✕✕✕
子供は手に“植物”っぽいなにかを、持ってたからだ。✕✕✕
「え、まさかーーーーーっ」
カーズィがそう、子供へと駆け寄った。✕✕✕✕✕
「カーズィさん? それは? あのーーーー、“海”君ですよね?」
今度は“ユリシア”が、少年へ言ったのだ。少年は笑顔だった。
「今日は〜ユリシアさん。お久し振りです。あ、“結婚”おめでとう御座ます。“御祝い”に来ました。」
少年というより“子供”のそいつは、そう言ったのだ。……………多分“10才”位の。男の子だった。頭の悪そうな“顔”した、な。✕✕✕✕横になぜかかわいい“女の子”が、いた。俺達“位”の。
「…………………“お祝い”?」
ユリシアの言葉に、そのふたりは、うなづいた。✕✕✕✕✕
「…………………………………っ、“海”、真逆此れ…………………………っ真逆。」
「うん。実はね。」
「よっ、カーズィ“君”、久し振り〜でも無いのかな? ま、いいけど。」
少年のうしろから、“そいつ”は、来た。“女”を、ひとり“連れ”て。✕✕✕✕✕。
「和希っ!に、姫さんっ!何してーーーーっ、嫌、待て。…………………………………待てって。
…………………………………、何してんだ?“おまえ”等は? …………………………“嘘”だろ?」
“カーズィ”は、そう言った。まだ“街”の、“入り口”だった。☾ ☾ ☾.
“事情”を話し始めた“ヤツ”が、言うには。“知り合い”だ、そうだ。あ〜そうかよ。✕✕✕✕✕✕✕✕✕
自己紹介された。“カーズィ”が、ぼそぼそ、のらくらと、紹介して来た。“一応”と。ため息混じりに。なら紹介しなきゃいいじゃねぇか。“ヤ”な“ヤツ”だな。“カーズィ”。やっぱり“キライ”だね、“コイツ”は、さ。
ああ、“奴等”の“名前”だがーーーー。“カイ”に、“カズキ”に、“エリナ”に、“ナツノ”。
それから。
あとから“来た”連中が、“レン”に、“タイチ”に“リイチ”。それから“ヤマト”と名乗った。まあ、どうでも“いい”な。全員“遊び人”だと思う。ちゃらちゃらしてた。“服装”がな。スタイルと“顔”だけは、“いい”奴等だった。金持ちの“女”の小飼なんだろうな、コイツ等。多分ーーーー“全員”ーーーーおっと。“ひとり”違うな。女連れの“ヤツ”だ。ーーーーなにもんだろな。“うっすい”顔してやがるけど。“女”の“護衛”か?いやーーーー。“弱そう”だしな。ーーーーーー“お嬢様”の、付き人あたりか。
ーーーーーー“多分”。どのみち“俺”には関係ない。“お嬢様”みたいな“女”は、“美人”だったが。✕✕✕✕✕✕すっげぇ“上品”な“女”だった。はじめて“見た”よ。こんな“美人”は、な。✕✕✕✕✕✕✕
多分“俺”より“年上”だった。“少年”、“カイ”ってやつ“以外”は、カーズィ“位”だった。この、今来た“男達”は。“ナツノ”って“女の子”だけ、“シュガーと同い年”くらい、で。
✕✕✕✕✕✕✕
「あんまり“待たせる”の、あれだし、さ。“教会”、行こうか。」
“カズキ”って地味なヤツが、仕切った。“カン”にさわるぜ。✕✕✕✕✕✕✕
✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕
教会に“待ち受けて”居たのは、“人”だった。ーーーーーー
「来た! ユリシア“おめでと〜”」
また、違う子供が、そう言った。待ち構えてた。ーーーーーーーー
「えっ、紺っ」 「お兄ちゃんっ!」 「ユリシア〜」
✕✕✕✕✕✕✕✕
“ヤツラ”は、そう、言った。ーーーーーーーはあ?“お兄ちゃん”???“どこに”だ?
“子供”しか“居ない”けど?✕✕✕✕✕✕✕
☾ ☾ ☾
「紺、お待たせ〜」
「海、お帰り〜ユリシア連れて来てくれて、ありがと〜ユリシア来て!こっち!」
「お兄ちゃん! “元気”だった?」
“うんっ!”と子供が答えた。ーーーー意味不明だな。俺だけじゃなく、みな、あきれてた。✕✕✕✕✕
「ちょっと待て! “支度しよ〜”じゃ、無くて!ユリシアの“ドレス”は俺が持ってんの!」
「ははは。カーズィ君が“慌て”てるよ。」
「笑いごとじゃ、無えよ。紺っ!」
「煩いなあ〜“聴こえ”てるよ。僕は“耳”良いからね。」
「“知ってる”わっ!」
「大丈夫ですわよ〜“カーズィ”さま。私も御支度御手伝いさせていただきますから。ドレス、くださいませ。」
「はあ。“お前等”、本当〜“マイペース”。……………はいよ“ドレス”。はあ。」
「あら、“綺麗”。素敵ですね。」
「うわっ」 「…………“流石”と……………しか。」 「……………確かに。」
“タイチ”、“ヤマト”、……………え〜と、“リイチ”だったな。……………………、“なに”が?
「お〜カーズィ君、やるね〜刺繍、“やばい”な。“プロ”だ、プロ。“転職”しても“飯食える”よ。な?“和希”君?」
「…………………、何で“俺”に“振る”の? 俺“素人”だよ、、、」
今度は“レン”てヤツと、地味顔がそう会話した。なんだっけ、コイツーーーー名前。なんでもいーか。別に。
そして、この真新しい“立派”な教会の“奥”から、また“誰か”来たのだ。✕✕✕✕✕✕✕
「お〜“アスタ”、“奥”に“居た”のか。って、あれ? “ヒートヴァームス”は?未だ来てないのか?」
「嫌、“奥”に在る。“ネグローニ”もな。“支度中”だよ。後ーーーーーー」
「ん?」
「カーズィさんっ!」
「えっ! 嬢ちゃん!じゃ無くて!“ペルウィアナ”っ!って!待て!こら!」
奥から“来た”のは“銀髪の男”と、“少女”だったーーーーけれど。
「あ、やっぱり“ばれ”た。」 「バレるに“決まってる”だろ。あれ“カーズィ”なんだぞ?イチゴ。」
奥から更に、キレイな“顔”した“キレイな身なり”の“男がふたり”、現れたのだ。✕✕✕✕✕
「なっ、なっ。…………………。“何してんだ!”お前等! おい“アスタ”!」
「あはは。カーズィさん、慌ててる。楽しいね、“シラン”。」
「“カーズィ”ッ!“祝い”に来たよーッ!!」
「!っ!ーーーーーーーーっ、“ティッ、ティッ”! えぇえぇ?! 良いのか! “ティティ”居て?!」
“大丈夫なのかあ?!”と、カーズィが叫んだ。ーーーーーーッうるさかった。✕✕✕✕✕✕✕ーーーーー
「“友達”の“祝儀”だよ!“来る”よ。大丈夫だよ。ちゃんと“白神”残して来たから。な?“ガイサース”君達?」
「ーーーーえ」
「やあ“キルシュ”。久し振りだね。“私”が来るとは流石の君も予想外だろ?」
「…………………………、“カビダード”さん。…………………。」
「…………………………。もっと“驚い”て。」
「嫌、……………………。悪い。驚き“疲れ”た。」
「ははは。“カビダード”は“タイミング”逃したね? やあ“カーズィ”君。突然“済まない”ね。大勢で押し掛けて。申し訳無い。“嚇かして”しまったかな? “先日”の“件”で、君に“感謝”が足りなくてね。
それからーーーー“洞窟”の“植物達”の“経過具合”が、気になってね。その後は?問題は起きていないかい?
“雑”な“仕事”を、したつもりは“無い”のだが。ーーーー済まない。最後の方だが、疲れてしまって、ね。
最後だけは“卓さん”と“友理奈”に全て“処理”を任せてしまったんだ。それが“どうしても”気になってしまって、ねーーーーーー“申し訳無かった”。その“確認”を、したかったんだ。特に“卓さん”の処理して下さった箇所については本当に“素晴らしく”て。ーーーーーー私が処理した場所に、何か問題が起きていたらーーーーと。っ」
「兄上は“真面目”過ぎます。問題が有れば“陽藍様”から連絡が来るに決まっているでは有りませんか。それをーーーー」
「あ、ごめん。“カビダード”君。“此処”、俺の“担当”エリア。てか“アレフゥロード”さん、全然“大丈夫”ですよ? “貴方”の“仕事”は、完璧でしたよ?
因みにですが。処理後に“卓君”が、見廻り『済』ですからね?
その“後”に、時間置いて“龍君”が、経過観察にも来てますし。
云うと“アレ”ですけど、ね。龍君、卓君、アレフゥロードさんの仕事振り、滅茶苦茶絶賛してましたよ。『感覚』に脱帽するって、言って。
俺が云うと“あれ”ですが。“自信”持って“誇って”戴けませんか? “出来損ない”に聴かれたとしたら、“嫌味”に為りますからね? “謙遜”はし過ぎると。し過ぎですよ。ーーーー
“カーズィ君の祝い”で良いじゃ無いですか。“今回”の“件”。ーーーー。
“会いたかった”って、云えば。“それ”で。
“友達”に“会う”『理由』なんて。ーーーーーー。ね?
ーーーーー、そうだろ? ーーーー『レザード』、君? 」
「え、ーーーーっ、『レザっ』………………………。レザード?え?あれ?レザ……………」
「ーー、と、『レイ』。」
「ーーーーレ? え?」
「待て“和希”。此の野郎っ、久々会ったのに、ひとを“ついで”扱いすんな。」
「ーーーーレ?」
「あははごめん“カーズィ”。混乱したろ。レザードは“右”。“左”は『レイ・ガイサース』だよ。
落ち着いて良く『みて』。魔力『量』が『全然』違うだろ? ね?」
「! ーーーーーーーーっぅう!ーーーーーー、なっ! ーーーーーーはあ。凄いな。
ーーーーーーーーーーーー成程? あんたが“レイ・ガイサース”か! 凄いな!」
「ど〜も。“子孫共”が、面倒掛けたな、“カーズィ・『キルシュ』”。」
「はははは。嫌“こっち”も“面倒”なら掛けた。で?何で“勇者さん”在るの?」
「“レイ”で良い。“勇者”はやめろ。まあ“引率”だな。」
「お? じゃあ“レイ”。え〜と、引率って事は……………」
「あ〜あのね。レイがね。“子孫”が情けな“過ぎる”から、“鍛える”んだって。」
「ん?」
「だって“そう”だろ? キルシュは“出来てる”のに、こいつ等と来たら。揃いも揃って。………………情けない。“カルミア”の件だってそうだ。ティティナウドに聞いて“呆れた”ぜ。悪かったな“キルシュ”。
“馬鹿”ばっかりで。ま〜でも“呆れないで”くれ。ーーーー“鍛え直す”から。“自力”で跳べるように成る迄帰さん。だからちょっと“場所”借りるぜ?
俺が“居る”限り迷惑は掛けん。“バーシル”の“許可”も降りてるしな、安心してーーーー。
ああーーーー、そうだ。一応言っとくが。ペルウィアナはただの“観光”でついて来た“だけ”だから、其処は安心してくれ。“跳ばせやしない”から。“間違っても”な。ーーーーーーあんの“暴走”娘。」
そして“カーズィ・キルシュ”は、笑い出した。“天”を仰いで。盛大に。
“なんだよその「面白い理由」は”と。
「お・待・たせ“カーズィ・キルシュ”君。“待望”の“花嫁”よ。ふふ。」
「嫌何で“おまえ”だよ!“ネグローニ”っ!」
奥から“来た”とても“美しい”『女』に、“カーズィ”はそう、悪態づいた。“ユリシアはっ”と。
勿論“其の奥”に、“待望の花嫁”は在たのだが、それは又“此の後”の話だった。今はーーーー
「えーーーーーーっ、あ? カーズィ、え?今ーーーー」
「…………………“カーズィ”、『キルシュ』って、言ったの?………………っ、今ーーーーーーーー?………………………………っ」
俺とシュガーの青褪めた顔に、マールッシュは答えられずに、バーディシュナさんと、ビーツさん達“パーティー”はこう“言った”のだった。
「ん?」
「なんだよ?」
「夕べの“あの”『カクテル』で、」
“気づかなかったのか?”と。“ひよっこ共だな。”ーーーーと。馬鹿な“信じれる”ーーーーかよ。
“ヤツ”が『カーズィ・キルシュ』の『ワケ』、無いんだよ。あんな“優男”が。
【最強】なんだろ?【違う】ーーーーーー【違うキルシュ】だ。きっと。【他人違い】だ。ーーーーーー.
なのになんで【みんな】『最強の名』であいつを『呼ぶ』んだよ。【違う】のに。
〜〖閑話〗✕ 〚熱の神と水の神〛 ✕ ☾ ❍ ☽ ✕ 〜 end. 〜
〜〚本篇〛〜へと、続く。




