・『謁見』?・
『…………成る程?』と、目の前の“男”が、“俺”へと、言ったのだった。ーーーーーーうん、何で『こう』成ったーーーーのか?ーーーーーーーー
『説明』するか? ーーーーーーーーーー『要る』のか。だよな。
× × ×
「ペルウィアナ、無茶言わないで。駄目だろ。」
と、イチゴが先ず言った。“カーズィさんにだって都合があるだろ”と。うん有るな。
で、バーシルも、言ったんだ。
「そんなに“長い時間”は“許可されてない”」と、な。
つまり。“俺達”は“時間限定”で、“此の星”に“いた”訳だ。勿論だけど。
用件は“白神”への“使い”と、今“此処”に来た“理由”ーーつまり“ペルウィアナ”への用事だよ。
“海”が『渡す物が有る。』と、言った“あれ”だよ。“なつの”って子が“ケーキ”を作ったから、ペルウィアナに渡して欲しいと“依頼”された訳だ。『依頼』されたら『受ける』のは、『冒険者』の、性だ、な。
何かほらあれだ。“紺”な。紺の“誕生日会”だったろ? で、なつのは紺にも“ケーキ”を焼いたんだが。その時に、さ。“ペルウィアナ”への“祝い”の分も、一緒に作っていたらしい。成る程だな?
何で“今日”に拘ったのかと思ったら。ほら彼奴等“学校”あるだろ? だからさ?
今日を逃すと「“来週”に為っちゃうから、さ?」ーーーーと、海が言っていた。
“来週でも良いだろ?”って? ーーーーーーーーそれが、さ? “駄目”、なんだーーな、
これがさ? 何で? そりゃーーーーちょっと“難しい”説明だが、良いか?
“時間”の“流れ”の『話』なんだが?
つまりさ?
“星”に依って、時間“経過”が『違うーーーー』と、言いたいの、だが。
『そうじゃない』んだ。実はな。
『時間経過』自体は、大差無いんだ、と。じゃあ『何』が、『違う』か。何だと思う?
『移動』だよ。そうーーーー
『移動・時間』だよ。理解った? 『移動』でも『時間』は『経過』するだろ? その『ずれ』を『修正』するのが、実は難しいんだと。つまりさ。『異空間』から『異空間』に、移動してる訳だから、さ。『移動』の際に、『時刻』を修正しないと、とてつもない『時間』が『経過』したことに為る訳だと。ーーーー云うことらしいぞ? 理解った?
つまり。『異世界移動』てのは、『星を飛んでる』と考えるより『時間を渡ってる』と、理解しろと、教わったんだよ。『イメージ』してみろ、ーーーーと、さ。『理解』出来たらーーーー「飛べる筈だ」ーーーーーーと、さ。
試しに、「先ずは『星』を渡らずに飛んでみろーー」ーーーーそう言われた。うん。気付いた? 出来たよ。だから自信持って『外』まで飛んだ訳ーーーーだ。
“俺は”ね。
つまり。本当は“イチゴ”だって“シラン”だって。“レザード達”だって飛べる『筈』なんだよ。当人『達』は、『無理』だと言ってるがな。『其処まで“クリア”な“イメージ”が持てないーーーー』と。
『出来る』とは、思うんだけど、さ。ま、無理にとは。『必要』無いし、な?
話を戻そうか。
つまるところ、あれだよ。海が言うには。“来週”だと「“カーズィさん”『老ける』よ?」って。
「は?」と返した俺は、何だか“間抜け”だったーーーーーーーー。つまり。“時間”てのは、な? 流れてんだ、よ。だから。“流れ”とは“一方通行”だろ?普通な。
支流とか合流とか細かい話は、置いといて。“時”の“流れ”に逆らう訳だから。“異世界移動”は。そうすると、だ。“元居た場所”から“違う場所”へ“移動”したのは、“流れ”だとする。
“俺”は“星”から“流され”て、“別の星”に“辿り着いた”訳だよ、此の場合。
でも“帰り”は?
“戻る”訳だろ? “理屈”上は。 そういう“事”だよ。
つまり“帰り”は“逆流”な訳。 理解った? “帰り”のが、“難しい”と。“理屈上”な。
陽藍が言うには、例えばな。
「流れに逆らわないで、流されて“行って”も、良いぞ? 但し“保証”は無いけど。
つまり“いつか”は、“辿り着く”だろ。“理屈上”はな。ーーーー」と。
“延々”に宇宙空間“彷徨って”りゃ、“いつか”着くだろって、おい。寿命足りねえだろが、それ。ーーーーーー恐い男だよなあ、彼奴。
全く。
そういう“訳”だよ。そんな訳で帰りは“付き添い・お迎え”付き・だよ。“確実”だからな。×××××××××××××××××××××××××××××××
で、今“俺”、イチゴの“親父さん”に、“面会”してんだけどね? 後“母親”も居る、な。 ーーーー何でこう成ったか? うん。“ペルウィアナ”だねーーーーーーーー意外と“頑固”だった訳だよ。ウィアナ嬢ちゃんな。
“意外”でも、無いのか。ーーーーーーーー“式出て”って、さ。押し切られたんだよ。やっぱり“あれ”かなあ。
「………………………。“見事”な“ドレス”だ、な。確かにーーーーーーーーうん。」
イチゴの親父さん、つまり此の“国”の“王”、『ブラックベリー・シャリンバイ』氏が、そう言った“訳”で。“ペルウィアナ”へ“結婚祝い”と言って俺が渡した“ドレス”を見て、なーーーーーー
あ〜うん。そうだよ。“紺”の“プレゼント”手伝った“時”だよ。和希と“姫さん”が、来たろ?
そうだね。流石だよね。“布”も持って来てくれた“訳”で。最初姫さんが、“此方で式あげる時(の自分)用”に、ついでに持ってたんだよ。生地を、な。“ウェディングドレス”用の『材料』を、さ。ーーーーーーーーーーま、思い付きだったんだけど。
手の空いた俺を見て、姫さんがふと、思い付いたんだ。“ペルウィアナ用のドレスを作りたい”とね。で、俺と姫さんで、作りました。
今“王”さんあ、“様”? うん。“王様”がしきりに見てる“それ”が“ソレ”だわ。
ブラックベリーさん、それ“以上”は、多分“穴が空く”から、止めてやれ。と、俺は思った。見過ぎだから。ーーーーーーさてと。
「“陽藍さま”の星では、花嫁の“衣装”は“純白”なのねーーーー」
おっと。“王妃”さんが、そう言った。あ〜“話”、切り出して“良い”かね?××××××××××××××××××××××××××××××「美しいわねーーーー」と、彼女は“言った”が。×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
「悪いが。俺は“帰らないと”、不味い。“長居”出来ないんだ。」
「あら? 来たばかりでは? “カーズィ・キルシュ”さん? 今日中位ならば、問題も“無い”のでしょう? 違うかしら?」
美しい“王妃”さまは、そう言ったのだった。ーーーーーーやり辛い、な。ーーーー
「確かに“そう”だがーーーー」
「はい、では“問題”無いわ。さ、“準備”しましょ。“ペルウィアナ”、いらっしゃい。支度しますよ。ほら、貴方方も。」
……………………………………………………………………………………………………………。うん?はい?
「はい時間無い。きびきびする。はい準備して。イチゴ! ぼさっとしない。ほら、シランも! 早くなさい。お尻叩きますよ!」
「いや何でだよ!」
「落ち着けシラン。“母”に逆らうなーーーー」
「早くなさい!」
「うわあっ、ほら、シランっ、急いで!」
「何言っておまっ、ちょっとっ、は? なに?」
“俺は今度は「何に巻き込まれてんだ?!」”と、シランが叫んだが、“其れ、俺だろ?”と、俺は思ったのだった。
ペルウィアナは“ノリノリ”で、“王妃さま! このドレスはどう着たら良いのですか?”と、彼女に聞いてたーーーーーーだから、“待て”って。駄目だ彼奴等。“無理”だな、此れ。ーーーーはははは。“ティティ君”、救けて?ーーーーーー
“《異世界》白神の保護氏《白き幻獣》〜大魔法士ティティナウドの《相談役》〜『星渡りの“使者”〜友人カーズィ・キルシュ〜』〜”
【ステータス】の【スターマーク】にははっきり【表記】されてるが、“彼等”には効力無いなーーーーーーと、俺は思ったのだった。
“見せるのもな〜”と。××××××××××××××××
諦めて、盛り上がる“彼等”を眺めてた時だった。“は?”と思ったのは。
「……………………………っ、“カーズィ”……………さん…………………? なんでいるの?」
その声に“俺”は、振り返って見たのだ。会っては“いけなかった”『存在』を。
「?! ーーーーーーっ、カルミア?! 何でお前“此処”に居るーーーーっ、?!
“アスタ”っ、どうなってる?! 大丈夫な筈じゃ無かったのか?! てか“不味い”かーーーーッ!!! ーーーーーーーーッ“手遅れ”かっ、しまった“油断”したーーーーーーっ、」
「?! なんでって”何でだ?! ッ、なんで“居る”んだ?! 今の“今”迄“気配”なんてーーーー
! 真逆! ッーーーーーーーーっ!」
「カルミア君?! どうして?! 何処から“入った”の?!」
「“カーズィ”さん………………“イチゴ”さま………………俺……………………」
“! 駄目だ間に合わないーーーーーー”俺はそう思った。
「! “カルミア”! 話は“後”だっ。アスターー“白神”にーーーーッ、“後”頼むな、“ア・ス・タ”。じゃな。ーーーーーーーーーーーッーーーーーーー」
“俺”はそう言ってから、飛んだ。××××××××××××××××××××本気で後“頼む”ぜ。“抑えてる内に、さ?”
×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
「カーズィさん?!」
「キルシュ?!」
「何処行った彼奴ーーーーっ、」
「うわあっ、先輩〜どうしよ〜」
「!」
「は?!」
「白神様?!」
「来るのが遅い! 俺は“キルシュ”を追う! お前“或の子供”どうにかしろよ!
お前の“星”の“問題”だろ! じゃ〜な!」
「わ〜先輩〜待って〜僕も行きますからあっ!〜待って〜っ!あ〜もうっ」
「ちょっ白神様! 一体?」
「イチゴ君シラン君話“後”! “緊急事態”です! ああカーズィさんっ、て!げっ、…………………………………………強っ引くわ〜何あの人? “人間”だよね? ………………………………………はは」
「白神様!」
「ははじゃ無い! 先ず“説明”! 何だってんだっ!」
「“白神さま”!私も行く! カーズィさんだけじゃ、大変! 手伝う!」
「「?! ペルウィアナ?!」」
「わは。流っ石、ペルウィアナちゃんて、ああ! 先輩狡っ! 置いてった! ああもう!」
「…………………白神様………………“おれ”………………“どうして”『居る』んですか?」
“カルミア・カルム”は顔面蒼白で、神へと聞いたのだった。××××××××××
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
「うわあっ!」
「なんだこれっ、なんで急にーーーーっ」
「ちっくしょう、落ち着けーーーーっ、“初心者”共っ!とっとと“外”へ出ろ!急げ!」
「うわっ、うわあ!」
「ひっ、たすけっ」
「退け! 馬鹿! 怯むなあ! 逃げっーーーーーッ!」
ーーーーーーーーーーーッ、どしゅ!
「……………………………っ、っ、…………………………? はあ、はあ、はあ? ……………………?え?」
ひゅっ、ーーーーー
どしゅ! ひゅ! ざしゅっ!!!ーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!ッ!
「“ウィンドッ”! ーーーーーッ、“エアー・ニードルッ”!!!」
ドシュッーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!! ザクッ!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……………………………………………………………………、
「………………………なんだ? あんた?……………………………“誰”だ?」
「誰でもいーから。動けんなら“逃げろ”よ。未だ“来る”ぞ? 早くしろーーーーほら“お前等”も。ぼけっとしてたら、死ぬぞ。真逆“立てねえ”程、“間抜け”嫌“腑抜け”か? なら“こんな処”来んな。馬鹿か? “お前等”。ーーーーたくっ。」
「!」
「はあ? なんだとーーーー」
「! いいから! 行け! 初心者共! “緊急事態”だっ!」
「っ、」
「行きますーーーー行くぞおいっ、っ。」
「ガーデンっ、付いてってやれ!」
「! 行くぞほら! 初心者共! 外まで死ぬ気で走れ! 死なないようにな!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……………………助かった。ありがとな、あんた………………」
「良いから、逃げろ。又大量に来るぞ。急げ。」
「は? だって……………………あんたは? 逃げない気か?」
「取り敢えず一度“全滅”させないと、“溢れ”る。時間稼ぎにすら、為らないから、な。逃げる“暇”無いな。大丈夫ーーーーー多分直ぐ、“助っ人”ーーーーーー来るーーーーー、筈。」
「筈?! 筈で大丈夫なのか?! 手伝うぞ?おい!」
「あ〜嫌。“独り”のが、“楽”なんだわ。“悪い”ね。元々“ソロ”で、さ。さてとーーーー」
「っ、“来た”っ!?」
「そうだなあ〜来たなあ。さて“どうする”か、な。はは」
「!! ははっておい!」
“ドッシュッ!!!!!”ーーーーーーーーーーーーーーー
「!」
「“ウィンド・ブラインド”ーーーーっ、“ウェブ”。」
ザッッッッッッッッッッッツ、シュッッッッッッッッッッツ!!ーーーーーーッ!!!
「…………………………………………、は?………………………………なにこれ」
“空気”の壁で、“魔物”達を“止めた”カーズィ・キルシュは、止めた“風の壁”の形を、変化させた。“波”へと。但し其の“波”は、“刃物程の凶器の様な波”で在っただけだ。
地面は“真っ赤”だった。“肉片”すら、見当たらない程に。
“カルミア君には、ほとほと参ったぜ”と、カーズィ・キルシュは独りごちた。横の男に、
「あんたーーーー何言ってんだ? 大丈夫か? ほら逃げようぜ?」と、当然言われたが。




