・✕『日曜』日、の“未熟者”。✕・
初めまして。“僕”の名前は、華月 律。仕事は“モデル”をしています。小学生の時に、“兄”で当時モデルの仕事をしていた四男の“友兄”に誘われたのが、きっかけ。やっぱり“モデル”の仕事をしてた兄、“長男”の“卓兄ちゃん”も、賛成だったので、“お父さん”ーーーーっ、と。失礼。
僕の父は“華月 陽藍”と言って、“芸能界で仕事をするひと”が、働いてる『会社』、『株式会社【Jumping・small・Rabbit.】〜ジャンピング・スモール・ラビット〜』で、副社長を務めて在る。どういった会社か説明すると、『芸能』を仕事、『職』にしたいと考える人達が働いているんだ。社員は例えば僕みたいなモデルをしているひとも、所属してはいる、けど。それは少数派で。
基本は『音楽』を生業にしている。『音楽』に特化した会社だ。つまり僕は“特殊”な扱いなんだ。例えば。僕の他に、モデルとして会社に所属しているひとは。
僕の“兄”、先程も言ったけど、『華月 卓』。『タクト・王子』の異名がある。『タクト』が、指揮棒の意味だと知られないままに、名前嫌異名だけ独り歩きしたらしい、よ。
始まりは。何と卓兄本人。昔、かなり昔。僕が未だ僕と云う“生命体”に生っていなかった頃。兄“卓”は“小説家”をしていたんだって。勿論今の卓兄じゃ、ないよ。“過去”のだよ。
ああ、忘れてた。僕達“華月”の家のモノは、ね。“神”です。え、うん。その神だね。
“神様”。それです。
僕は“父”である“陽藍”に、“神に成るモノ”として“創られた”存在だった訳だ。
話横道逸れたけど。戻します。つまり卓兄ちゃんは所謂“前世”為るもので、小説家だったんだって。その時のペンネームで、“語呂”が良かったーーと、使っていた“名”が、『タクト〜【Takuto.】〜』だったと。卓兄ちゃんはピアノが好きで。ヴァイオリンの“調べ”が、好きで。“音楽”が、『好き』ーーーーで。そして『唄う』事が、好きな、
“そんな人”だった。ーーーーーーーーーーキラキラしてて、格好良いんだ。ーーーーーー横道“逸れた”よね。ーーーーーーーーーー戻します。
簡潔に説明してしまおう。時間勿体無いから、ね。
“ジャン・ラビ”は、“音楽サポート”と“売込み”、“売出し”はするんだけど。
“モデル”及び“俳優”の“サポート”はやってないんだ。理解る?
つまり?
“モデル”と“俳優”業でジャン・ラビ所属のひとは、“自分で売り込んで”仕事取って来るんだ、よね。うん。ーーーー“びっくり”した?
だよね。基本、“募集”してないし“雇用”しないよ。では何故僕とか、卓兄とか。後“友兄”とかが、在籍するのか?うん。
“身内”だからーーーーかな。つまり。僕の“伯父”さんが、社長をしています。そう、お父さんの“お兄さん”だよ。“瀬野尾 篝”さん。凄く優しげな美形なので、初対面の人は必ず“びっくり”します。元々伯父さんは“ギタリスト”なんだ。滅っ茶、格好良い。ーーーー
あんなプレイ観ちゃった、ら、さ。僕の“演奏”なんてーーーーーーーー“お遊戯会”だよ。orz.
息子の“太一”さんなんて、篝さんの腕前に惚れ込んで、その遺伝子が欲しくて。
“息子”にしてもらったんだって。そこまでかーーーーーーーー。
ん?太一さん?
ああーーーーうん。太一さんは元々は、我が社誇る不動のナンバーワン歌手『織 洋太さん』が、『父親』なんだって。
太一さんの『お母さん』が、ね。ーーーーその当時は、洋太さんと、『結婚』していて。だからーーーー『可能』に成った『荒業』とからしいーーーーよ。余り“やらない”方が、良いらしい。失敗すると、“別人”に『なる』から。『魂』が『壊れて』しまうーーーーらしいんだ。余り『無理』な事を『する』と、ね。
ーーーーで。洋太さんと、今の“篝さんの奥さん”の『絲』伯母さんーーーーの『間』に、太一さんが産まれた『訳』で。ーーーーけれど。太一さんは唄う“才能”は、イマイチだったみたいなんだ。何故なら太一さん本人が、唄う事よりギターに興味を示した、と。
ーーーー元々“ギター”に興味があって。やりたくてギターを始めた、らしい。プロにもなった。上手かったけど太一さんの“中”で“越えられない壁”が、在ったそうなんだ。ーーーーそうして、
それは“コンプレックス”に、なって、しまった。ーーーーーーーーーーと。
“苦痛”という。
“壁”は。『“父親”の背中だった』ーーーーーーーー『織 洋太の息子』の『肩書』を、『織 太一』は、置きたくなってしまった。
ーーーーーー太一さんは、そう言った。洋太さんを、いつか『嫌い』に成りたく『なかった』と。
聞いた“僕”は、哀しくなった。そして。“洋太さん”を、偉大だと思ったんだ。洋太さんは。『笑顔で送り出した』ーーーーーーーーらしいんだ。“僕”は。“成れる”ーーーーだろうか?
いつか。いつか“父達”が、居なくなった『時』に。いつか『僕だけ』に、なった、時に。
父の様に『仲間』を集めて。『洋太さん』の様に、『偉大な仲間』は、『集まる』ーーーーだろうか?
『僕なんか』に。
『巧』の様な、『器用さ』も、『洸』の様な『神々しさ』も、『海』の様な、【エネルギー】そのもの、でもなんでも無い僕は、どうすれば【良い】ーーーーのか?
今ですら【兄】に、兄達に【頼りっきり】の、僕に。
【モデル・Ritu.《リツ》】の、【仕事】が、何故【ある】のか。ーーーー
【三男】、【陸】兄、だ、よ。僕の【天才】の此の兄は【万能】嫌【全能】で、
僕と云う『存在』のサポート『全て』を、彼が熟して、在た。ーーーーだからだ。
『僕』はきっと【兄】、『兄達』が在なければ、【何も】出来ない。ーーーーーーーーそんな『存在』でしかーーーーーーないんだ。
僕は『今日』、『失敗』をした。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー何回目だよ。
『イベント』を台無しにするかも『しれない』事態を作り出した『僕』は、青褪めた。気付いたんだ。『僕のミス』に。『侵入』不可の、此の『タウン・タウン』に、侵入されたーーーーなんて。『安全』が売りの『夢の国』の名に、傷がつくーーーー嫌、僕がつけたんだ。どうしようーーーーーー
“弟”『巧』が、将来タウン・タウンの経営を、引き継ぐ。今“陸兄ちゃん”頼りだけれど。巧に無事渡せる様に、今陸兄ちゃんは『警備』万全で『此の街』を『護って』在るのに。
『僕』が台無しにしたんだ。ーーーーーーーーーーーー『今迄の全て』を。ーーーーーーやっぱり『僕』は、お父さんの『息子』、失格なんだよ。『資格』が無いんだ。ーーーーーー
『卓兄』は、『完璧』なのに。『龍兄』も『万能』なのに。『陸兄』ちゃんは、『天才』だし、
『友』兄は、『スーパースター』だ。誰よりも“強く”て。『スクリーンの真ん中』が、友兄の『居場所』だ。『僕』と違って。
五男の『青』兄ちゃんは、誰よりも『冷静』だ。『お父さん』そっくりで。“生き写し”みたいに。『僕』と、違って。クールで、格好良い。最高の『ヴァイオリニスト』だ。
僕は足元にすら、辿り着けないんだ。いつもいつも。比べちゃ駄目だ。理解ってる。
行ける訳が無い。“努力”じゃ足りないんだから。ーーーーーーーーーーーー“素質”なんだよ。
お父さんとお母さんに“愛されている”事だけが、救いーーなのに。その“愛”にすら“応えられない”んだ。どうして僕は“不器用”なんだよ。
“出来損ない”の記憶が、甦る。“駄目”な“僕”が。“洸”を苛めた僕が、“優等生”になれる“訳”も無くーーーー出来損ないの黒い“渦”に、“巧”を巻き込まない様、ただ足掻いた。
優しい兄“悠太”が、いつも僕を、ただ抱き締めた。“叱り”もせずに。
兄悠太が、“元”は『養子』だったと知ったのは、ずっとずっと“後”だった。信じられなかったし、信じなかった。“嘘”だと。
“ピアノ”が、好きだ。それは“悠太”の『影響』だった。悠太の奏でる優しい音色が、いつも“僕”の救いだった。『劣等生、律』の。
“洸”に優るものが何一つ無い“昔”の“俺”は、兄洸に、反抗した。意味も無く挑み反抗し、蔑んだ。“無意味”と気付いたのは。教えてくれたのは。“洸”本人と、父だった。
“俺”は“洸”に、愛されて在た。洸は優しかった。そんな事、“知って”たんだ。本当はきっと、“僕”は“洸”が大好きで、“眩しかった”ーーーーーー多分それだけだった。屈託無い洸は、皆に愛されている。それが“誇らしい”と子供の『僕』は、言えなかった。
『だっさ』。
ああーーーーーーーーーーーーーー“過去”の僕『ださ』い。お父さん、お願い。『記憶』消して欲しいーーーーーーーーーー願い『叶う』なら。うん。
我が家の『お父さん』は、そんなに甘く無い。『知って』た。
今の僕は、もう其の過去の僕じゃ、無い。成長したから。だから、『挽回』しないと、な!
「陸兄ちゃんっ、僕は? 僕も“やる”よね?!」
子供みたいに手を上げたら、『クール・ブレーン』“華月 陸”に、こう言われた。“当たり前だから、聞くな”ーーと。
“トラブル”が起きたので、『代替え案』の検討中だったんだけど、ね。何だろ?
陸兄は多分“いつも通り”だった。けれど。“龍兄”が一瞬だけど『時間』を気にしたんだ。ーーーーーー? 何で?だろ。
え? 今日? 今日は“ハロウィンイベント”の日だよ。陸兄の“指示”で帰国したんだ。
「律『仕事』入れたから、その日帰って、来い。『日本』で一日だけ、仕事しろ」と。
それが“今日”だった『訳』で。空港にお兄ちゃん達も一緒に行ったから見送ってくれるんだと思ったら、何故か。“一緒”の“便”に乗って。昨日“帰国”して、“朝”やって来た場所が此処『タウン・タウン』だった訳だ。
出迎えた『陸兄』が言ったんだ。『ようこそタウン・タウンへ』と。
「陸兄ちゃん?! 何言ってーーーーっ、?!」
混乱した僕は言われた。“仕事”だと。
「律、寝惚けてるとこ、悪いけど。今日“シークレット・ハロウィン・イベント”の日、だろ。
お前子供の頃、夢中だったのに、完全“忘れる”とか。便利な“頭”だよ。流石“俺達”の、自慢の弟だ、ねえ。な、陸。」
「そうだねーーーー龍兄、ちゃん。あ、“おかえりなさい”。“お疲れ様”。卓兄“ちゃん”。」
「陸“御兄様”、『俺』は?」
「友、おまえ、『ギャラ無し』な。」
「ぷっ」
「ふ、ははっ!」
「何故?! え゛全員ノーギャラ?! 話“違っ”!! 嘘でしょ?!おにいさま!」
「嫌、『お前』だけ。」
「何で?!」
「朝から友は、元気、だな。ほら、『仕事』。行くぞ間違った“行って来い”。」
「“犬”かな?! “御兄様”?! ああ、もう! ただいま!陸、兄! 会いたかったよ!」
「はいはい“俺”も、だ。ああ、そうだ。『御褒美』第二弾。『和希』呼んだ。『警備』やらせるから。『結界』に手、抜くなよ? 友ーーーーーー和希今、色々『抱えてる』から、な? ーーーーーー『理解った』、な? ーーーー卓兄、龍兄、早速でごめん。人手『無く』て。『宜しく』お願いします。 ーーーー『律』、『おかえり』。」
「『陸』兄、ちゃん〜、っ! ………………………ごめん『大好き』。」
「っ、!」
「ははっ」
「ぷっ、どした律。『ごめん』てお前(w)」
「此の『場合』、『ありがとう』、『僕も好きだよ』ーーーーかな?模範解答。」
「っ、!陸兄ちゃん! 俺、『頑張る』から、ね!」
兄達が笑った中で、陸は言った。
「分かったから。先ずは『仕事』して。ーー」と。
「後でちゃんと『甘やかして』あげるから。ーーーー」と。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“しまった”と、俺はその時、思った。“律”に気付かれたーーーーな、と。何でも無い“振り”で、“卓”と“陸”に、紛れた。“律”に“判らない”様に。ーーーーーー
ま、“お父さん”みたくは、行かないか。俺も未だ未だ“未熟者”だ、ね。
けれど“任務”は遂行するが為に在るから、な。“そう”も思った。“過程”はどうあれ、“結果”なんだーーーーと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“舞台”は、幕を閉じた。“成功”だった。俺はそっと持ち場を、離れた。『打合わせ』通り、に。『場』は“卓”と“陸”に、任せれば良いーーーー大丈夫、だ。
“青”も気付いた。俺の気配が、変わった“事”に。
“意識”は、『華月家』に、向かった。そうつまり、『実家』だよ。『カルミア』に声を掛けて、連れ出した。移動先は“白神”の、星。
“身体”を外して“本物”、嫌。ーーーー“本来”の『神』の状態の『姿』で、俺は『其の地』に、降り立ったのだ。大丈夫。『白神』への『申請』済みだよ。その辺抜かり無い、よ。流石に、な。
え? あ、身体? 嫌、『ある』よ? 『置いて』来た、から。今頃“青”の“横”で、『オート』で動いてる、よ。大丈夫×大丈夫。
だっていざとなったら、“お父さん”が、“居る”から、さ? 大丈夫だろ?
「え、え゛ぇ゛え゛゛ぇえ?!?!」って。
カルミアは“悲鳴”上げたけど? ん? 何? ああーーーー何だ、そんな“事”か。
ま、“秒”で移動したけど、さ。言い訳すると“リミッター”外した“お父さん”よりは、“遅い”よ?
「さて、“カルミア”君、“始め”よっか? “時間無い”から?
はい“やって”。“手本”見せたんだか、ら。出来ないと、置いて帰ります。ーーーーはい、
“どーぞ”。“習う”より“我が家の家訓は『慣れ』ろ”ーーーーだから。ほらどした?」
何故か、再びカルミアは悲鳴を上げたんだけど。大丈夫。誰にも聴こえ無いーーから。
『侵入』と『同刻』で結界張ったん、だ。『エネルギー多過』状態だから、でないと星『粉々』にしちゃいますから、ね。
『友』じゃ、あるまいし、やらないよ(笑)はは。
うん。カルミアが『出来ない』と泣き出したので『ヒント』を伝えた。お、中々『筋』良い、ね。あ、これ『出来ちゃう』かも。『半分洒落』の『つもり』だったんだ、けど。
『棚ぼた』かも、ね。(笑)さて『一度』“帰る”か、な。『イチゴ』は『騙せない』だろうからーーーーさ。はは。あ〜『面倒』臭い。w
え? 俺? 優等生だって、『海』が言ってた、の? 『そうでもない』よ?
『腹黒』てよりそこそこ『真黒』だ、よ。『律』が『白過ぎ』て、眩しい『位』に、さ。
ははは。『律』、『可愛い』だ、ろ? ま、弟は皆可愛いんだけど、ね。『ピュア』で。
あ、ごめん。補足あった。此の『場合』は『律』から、『下』ね。『ピュア』なの。
我が家は『八男』律。『九男』巧。『十男』が、海。
それからひとり増えて“養子”の『十一男』、“紺”。こいつ“等”が、可愛い。ピュア、天然(素材)。
俺達“お兄ちゃん組”は、既に『ピュア』とか、忘れちゃったから。あの『悠太』さえ、ね。
ま、『色々』あったから、ね。『俺達』。あ、『此れから』も、か。さてと。
「“カルミア”ーーーー“自主練”しててーーーーちょっと『戻る』からさ? じゃね、よっ」と。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
つまり“俺”はそんな感じで、或の“日曜日”は、“飛び”廻って、た。ぴょんぴょんと。ね?
“カルミア”の三度目“位”の、悲鳴をBGMに。ーーーーね。ははは。




