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・✕『日曜日』✕・

  “華月 龍”、華月家次男の彼は、と或る秋晴れの日曜日に、日本エリアにいた。普段彼は海外エリアの“アメリカ”エリアに在住している。彼は音楽家、ピアニストを職業としていたが、本当は医者だった。医師免許持つ“研究者”なのだ。“血液”の研究を専門的にしていた。


 専門は外科に成る。彼は“外科医”だった。“過去”に勉強していた事に加えて更に新しい知識を身に付けるべく、常に学んで在た。日本の医大にも通ったが、その時既に“海外エリア”では適用されているシステムを利用し、“医師免許”を所持していた。それは勿論日本エリアでも適用されている医師免許なのだが、それでも彼は態々日本エリアの大学、つまり“医大”にて学んだのだ。故に“日本エリアのみ”適用の医師免許も取得していた。


 “エリア”で適用免許が変わるのは、エリアによりやや“働き方”に違いが在る為であった。故に本来何処かのエリアにて“免許”取得した者は、他のエリアで勤務を希望するならば、“研修”だけ受け、適用試験にパスすれば“(在住)エリア外勤務許可”を得れるのだ。



 ならば何故彼は態々日本エリアで、医師で在るにも関わらず“医大”に通ったのか。




 “エリア違いで生じる格差”を、体験する為だ。そもそもエリア別で“医師資格”に“別試験”や“研修”が存在するのは、例えば“日本エリア”に多く住む住人、つまり対象の患者達が、“日本人”と遠い過去に謂われた“人種”をベースにした生命体だからーーーーだ。過去に“国”と呼ばれた“エリア”が変われば、暮らす人々の“基礎ベース”が、違うモノで在るからだ。



 基礎細胞ベースが異なるのだから、治療方針が同じ(同一)では困るのだ。“医師”としては。特徴を把握する為の“研修”なのだ。




 “華月 龍”は、“研究者”なので(丶丶丶)ある。更には“医師(達の世界)”でも“トップ”に準ずる(丶丶丶)存在でもあるのだ。何故か。ーーーーーー“神”『だから』だ。




 医師達を纏める“一番上”の、機関『組織』は、『神達の存在』を、知っていた。



 “トップ”が、『神』だからだ。『有栖宮アリミヤ 槇樹乃マキノ』。医師ネットワーク立ち上げの第一人者だった。



 華月 陽藍の、親友である。“災害”時に人が生き残る為に、“世界ネットワーク”を繋いだのだ。




 “遠い遠い過去”に。其れを“此の星以外の世界”にも“応用”した“産物”が、“神様ネットワーク”だった。簡単に云えば“陽藍”の依頼で、親友槇樹乃の造った“システム”を、現在の管理者“三月 春斗”の父、“三月 はじめ”が現役時代に“変換”して“造り上げた”のだ。



 其れに依り“彼等”は、過去より安全に“余所の星”へ行き来する事が、“楽”に成った“訳”であったのが、既に今より“遠い”『過去』の『話』で『在った』ーーーーの、だが。




 “華月 龍”は、医師として、そして“研究者”として、『有栖宮 槇樹乃』を、尊敬していた。


 そして彼を『師』とも、思って在た。だから“彼”は“アメリカ”に在た。“師”『有栖宮 槇樹乃』は、“アメリカエリア”在住なのだ。ーーーーーー龍は彼の“研究所ラボ”で働いて在た。




 龍が最終的に“目指す”のは、病気で苦しまない“身体創り(人間の形成)”なのだ。



 華月 龍は永い研究の末に、“血液”に注目して在た。深くは掘り下げないで置こう。実は其れ等の事々は、今回の話には全く関係が無いのだから。



 要は。“華月 龍”は“医師”なので、“華月家の異世界から来た此の世界の人々とは形成が幾ばくか異なる然し似たようなでも在る肉体を持つ、つまり四人の弟子『達』”の、『メディカル・チェック』を、依頼されたのだ。『父』から。




 そう『と或る』日曜日・・・に。それは彼が『帰国していた(丶丶・・・・)日曜日・・・の事で在った。






 彼の帰国目的、つまり『理由』は。『弟』からの呼び出して在った。『チケット用意しておいたから。』ーーーーと。



 「あ、龍兄。メッセージ読んだ? 毎年恒例、ハロウィンシークレットイベント。手伝うよね? チケットは僕持ちだから。例年通り“経費”無いから、ね。ギャラは僕の“ポケットマネー”。“卓兄”と“友”のスケジュールも空けた(丶丶丶)から、連れて来てね。あ、“律”もだ。



 ちょっと辛いけど、何とか空いた(丶丶丶)ーーから。



 “ロープレリア”の『正念場』なんだから、さぼらないで(丶丶丶丶丶丶)ね。」



 “じゃあね”と一方的に、通話は切れた。龍は“相変わらず”と思った。





 経緯はさておき、そういう理由で龍は“日本”に、在た訳だ。然し。




 正確に云うと。







 その日“彼”は、日本エリア“以外”にも“行った”のだ。××××××××××『治療』の為に。




 “前日”の最終便で、龍達は日本エリアに着いた。そのまま空港近くの予約済みホテルへと、赴き一泊した。朝一で“タウン・タウン”へと向かった。待ち構えていた“陸”と対面した。半泣きの弟“律”を、オール・スルーした手練の兄“達”は、打ち合わせをしながら“移動”した。



 律は“小走り”だった。兄達は“全員”『枠』を越えて『在る』のだ。存在そのものが。『神』と呼ばれる者達の中に置いても特に異常又、異質な存在達だった。律は未だ知らない。『兄』の『全て』は。本来ならとっくに一人『一つ』の各星を持たされても良い位の実力は、当に越えて在た。



 在たが当人達は望まなかった。彼等は『父』が好きだった。『幸せ』でたかった。『家族』である『時間』が『大切』で『在』ったのだ。




 此の(居場所)があれば、それで『良い』のだ。穏やかに暮らしたかった。『父』が人として『在る』“間”は。



 “律”はその辺の他星の神等と比べれば十分が過ぎる程に強いのだが、本人は自分の事を“半人前”だと『信じて』在た。





 平和が保たれて来た、と或る日、父は思った。『芸術を愛でる神が欲しい』と。それが律だった。『律』。『旋律』の『律』だ。父は彼に『ピアノの調べの様な』ーーーーそれを望んだのだ。



 華月家長兄『卓』を始め、五番目迄の息子は、星を護らせる為に『強く』し過ぎてしまった。陽藍は後悔した。息子達にも詫びた。息子達は誰も父を咎めなかった。寧ろ彼等は父を『好き』だった。『嫌う理由が思い付かない』と。



 大昔の陽藍は厳しかった。優しさの反面で。“妥協”しなかった。けれど今の父『陽藍』は、違った。『遊び心』を会得した様だった。『自分の為』にも。



 彼の『友人達』の、お陰で在った。ーーーーーーーー





 そうして律は『生まれて』来たが、当人は其れを未だ知らない。『家族』に愛されて、『愛する』事以外、彼は『知ら』ない。それが『律』だった。龍は弟を見た。そして『手』を貸した。




 「“律”、未だ“ばてる”な、よ。ーーーー」と。“苦笑”した。それが『日曜日』の朝だった。





 帰国した彼等の最初の“ミッション”は、“タウン・タウン”内『結界』の『再確認(強化)』だった。



 「僕が今日一日“警備”から離れても、問題起きない『レベル』でお願いね。」



 ハロウィン“イベ”に掛り切りに成る“陸”は、そう“依頼”した。“兄弟”に。最も。“戦闘”のみなら“最強”を譲らない弟ーー“ゆう”は、“結界強化”等は、苦手だった。




 万能キャラ“長兄”、“次兄”が、さくさくと“仕事”した。ーーーーーーのだった。



 律と友も、“無理無き範囲”で、頑張ったーーーーので在った。





 “結論”だけーーーー言おう。“災害の残りカス(種野郎)”は、“友”の『担当エリア』から、内部へ入ったーーーーーーと。勿論“後”で、陸に叱られた。イベ“終了後”に、早々に逃げた甲斐虚しく。退散“損”だった。ーーーーーーーー知られていない“事実”だ。陸は“報告”しなかった(丶丶丶丶丶)のだ。彼はそんな野暮はしない。ーーーー“必要無いから”と。




 正確に説明をするならば、“繋ぎ目”の話だ。友の横のエリア(丶丶丶)は律の担当だった(丶丶丶)





 脆かったのだ。“力量(技術)不足”で。兄達は自分達の“指示ミス”だと感じた。“友と律”を、“卓と龍”で、『挟んでやれば良かった(失敗させなかったな)』と。




 それから。“設定”の話だ。





 「“植物”とか無機物とか。兎に角“全て”を通さない結界にしろと、言わなかったからね。」




 “指示(自分達)のミス”だと、兄達は言ったのだった。後に“カーズィ・キルシュ”は思ったが。



 “全て”拒んでは、“誰も”通れないのでは(丶丶・・丶・・)?と。




 結論だけ云うと、通れるのだ。彼等の云う“結界”とは、「異なる世界から来た“全て”」を、




 拒むーーーー「侵入させない(丶丶丶丶)」ーーーーものだからだ。



 「元から“此の星の者”なら、通れるんだよ。」と。













 けれど。龍の“日曜日”の話は、此れでは無い。華月 龍はこの日、と或る“時間”に、“カルミア・カルム”の名を呼んだ。“メディカル・チェック”を、父から頼まれたーーーーからだ。




 “ジニア”は“タウン・タウン”にて受けた。




 “オレガノ”と、“カルセオラリア”は、対象ではなかった。彼等は“二ヶ月置き”で良いのだ。カルミアとジニアは二人より幼い為、“毎月”がノルマ(丶丶丶)だった。



 つまり。『具合(体調)悪く成れば(に異変あれば)直ぐに『帰る』のだ。それが『約束(取り決めたルール)』だった。





 つまり『此の日龍はやや“不安要素”有るカルミア・カルムを連れて“彼を産まれた星”へ、





 連れて“行ってきた”』のだ。





 本当は違う。カルミアは龍に“嘘”をつかれたのだ。此の日“陽藍”に、連絡があった。




 「“白神”が用事あるから“イチゴ”を連れて来るの? 態々?」


 “龍”は父に、そう問い返した。父に呼ばれて聞かされた言葉に。父は更に龍へ返した。






 「で、問題は。“ペルウィアナ”が、付いて来る気らしい。ーーーー」と。





 「それは不味いね。」




 “会わせては”ーーーーーーそういう意味だった。「“すれ違う”か。さて、上手く行くかな?」



 「其処は龍君の“腕”次第。」





 “華月 陽藍”が、そう言った。“頼んだよ、龍君。”と。“原稿(ノーパソ)書き(弾き)ながら”。







 “ペルウィアナ”と“カルミア”が例えば感情的な“口喧嘩”でも、すれば。




 「BOMB(ボム)ーーーーと、行くからな、此の星。」




 「“未熟者”だから?ーーーー“パワー”は一人前なのに、ね。二人共(丶丶丶)さ。




 分かった(了解)。任せて。“卓”と“陸”には伝えるよ? 良いよね?」と。

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