・『カーズィ×キルシュ』と、試食会。・
「“先生”、此の後“プリンセス・ガーデン”の方で、“貸切”で“試食会”を予定しているのですが、良かったら“杏”ちゃんと、来ませんか? 御意見戴きたいんですけど、どうでしょうか?」
“陽藍”は“蔭岡”氏へと、そう問い掛けた。“師匠”蔭岡は、其れをやんわりと断った。“嫌、”と。
「申し訳無いね、陽藍君。杏と“約束”があってね。今日は遠慮させて貰うよ。」
「違うの、おじさま。“杏”というか“お兄ちゃん”が………」 「“杏”。やめなさい。」
「……………“だって”………。」
「どうしたの? “杏”チャン?」
陽藍へと断った“祖父”蔭岡へ、孫の杏は“違う”と言い出し、祖父が“それ”を止めた時だった。“海”が着ぐるみを“着た”まま、上半身だけ其れを“脱いだ”姿で、そう言ったのだった。陸に咎められて海は答えた。“暑いから”と。恐らく“兄”『友』に散々構われ“過ぎ”て、疲れたので在ろうーーーー。“友”は、“和希”が“敦”と呼んだ男、それから“青”と、話をして在た。
会場には“紹”も居たのだが、紹はずっと“洸”と、其れから見知らぬ“男”と、話をしていた。
“男”ーーーーだとは、思う。カーズィ・キルシュは、そう思った。何故ならその“人物”が、余りにも“美少女”の様だったからだ。“可憐”な少女の様な“顔”をした、若い“男”だった。“恐らく”だが。 ××××××××××
“海君っ”ーーーー“杏”は嬉しそうに、そう叫んだ。勿論“控え目”に。 ××××
「ごめんね、海“君”っ、杏もね、海君と“食事”したいんだけどね。っ」と。
「ーーーーうん?」
海は“それ”に、応えて居た。 ××××××××
「お兄ちゃんーーっ、今日、空手の大会だからーー」と。
言った“杏”に海は叫んだ。“あっ!”と。「そーか、忘れてた!凛言ってた!」と。“応援来てって、泣いてたよね?”と。ーーーー
“仲間達”に、聞いて居た。ーーーー“そういえば”と。 ×××××× “忘れてたよね”と。
「あ〜そういえば言ってたかな。」 「言ってたかも。」 「断ったろ?」 「ま〜ね。」
「“仕事”優先だしね〜ごめんな“凛”。」 「………“悠緋”。おまえ………“此処”で言ってもさ…………。」
「“加野”、悠緋に“突っ込む”だけ、“無駄”だわ。」 「おう?」
「待て………“広陽”、どういう“意味”だよ。…………」 「お?」
「“悠緋”ー、広陽に絡むなって。原、“喧嘩”を期待するな。…………何なの御前は?……………はあ。」
「…………“伊織”ちゃん…………“深織”君、今日ちょっと“恐く”ない?」
「え〜? いつも“通り”だよ? みお君、あんなだよ? 加那ちゃん。」
「“其処”、“伊織”、“加那”ちゃんに誤った“情報”を、通達しない。はあ、全く。」
“海の愉快な仲間達”は、そんな感じだった。呆気に取られた“周囲”の、“視線”を他所にーーだ。
オール・スルーした陽藍は、蔭岡氏へ言った。“成程”と。ーーーー
「“凛”も捻くれてますね。大会なんて、いつもは“さぼる”のにね。ははは。」
言われた“師匠”も苦笑してみせた。陽藍に“手土産”を持たされて、更に苦笑して在た。“受験のストレスだろう”ーーと。
「ありがと〜おじさま。お兄ちゃん絶対喜ぶ。大会だって、間違ってエントリーしたみたいだよ。今週と“来週”を? 行かないって言ってね、“お父さん”に怒られてたよ?」と。
“蔭岡 杏”は言って、聴いて“在”た“華月 紺”は、言ったので在った。
「“凛”跡取りって、不安だね?“おじーちゃん”。」と。
震えた“蔭岡”氏は、こう言った。“紺”君ーーーーーーと。
「“道場”継がない?」 「え?“無理”ーーーー。」紺は、
そう“即答”だった。“おじいちゃんの事は、”「大好きなんだけどね?」と。
感動抑え切れぬ“祖父”へ、杏は言った。“駄目だよ”と。
「“杏”は“海君”が好きなんだから、駄目! 紺ちゃんは“友達”!」と。
“海君に継いで貰うの!”と。 海は無言だが、顔が“嫌だ”と言っていたのだった。溜息と共に、と或る“少女”へ視線を向けたのを、カーズィ・キルシュは“みた”のだった。
海は溜息と共に、“イオリ”、“カナ”と呼ばれた少女“達”と共に“在”た、彼女“達”より少し“若い”少女へ視線を馳せたのだった。キルシュは思った。海は“其の少女”を、好きなのだろうーーと。
そして“無理そう”だと感じた。少女はそれこそ“美少女”だったのだ。少女は“悠緋”を“見て”在たのだ。“成る程”? カーズィ・キルシュは、そう思った。 此の“時”は。
「ふむ。ま、仕方無いね。じゃあ“杏”ちゃん。又“今度”ね。凛の結果、楽しみだね?」
そう言った陽藍へ、杏は応えた。
「“期待”出来ないと思う。お兄ちゃん弱いもの。ね? “海”君?」
“海”は否定した。“そんな事無いよ”と。 ××××××××××
“イベント”は、“終了”だった。 ××××××××××
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「え?“お前等”、帰っちまうの? 俺を置いて?」
“俺”は“そいつ等”へそう言ったのだった。奴等は声を揃えて“ごめん”と言ったが。 ××××××
結果だけ言うと、“直夏”や“友理奈”も“居た”んだが。帰った。“子供居るから”と。理由に為らんだろ、其れは。ついでに“陸”もな。当たり前だが、陸は“子供達”と自分の妻“美樹”も連れて帰った。直夏と友理奈は、息子“夏文”と共に、陽藍の家に住んでるらしいが、今夜は帰らんーーと。陸が言うには“仕事の話あるから”と。今夜“自宅”へ直夏達を連れ帰るらしい。
俺は陸と理桜・真琴に、“話”を聞きたかったのだが? “又後で話すから”そう言われたよ。陸にな。 ××××××××
でーーーーだ。“友”という前に会わなかった海の“兄”だが。やはり“帰った”よ。“弟”、“悠太に泊めて貰うから、じゃね〜お疲れ〜”だとさ。スタンスがーーーーーーーー軽い。
あ、そういえばな。“敦”と呼ばれてた“男”は、彼奴等の“従兄弟”なんだと。“敦之”というらしい。
後“友”がいうには。友と“和希”とは“親友”らしい。………………………………本当だろうか?
“舞台”で“殺し合い”していたのにか?
殺気放ってたよな? 御前等。 ………………………………………………嫌、考えまい。………………………………………。
“青”も帰った。俺と自分の兄貴“達”、つまり“卓”と“龍”に“参加出来ない”ーーとそう言って。俺に“又、そのうち”ーーーーーーとな。 ××××××××××××××。
あ、“紺”は“在”た。何だか“御機嫌”でな。“洸”は居なかった。彼奴とも少し話してみたかったんだがな。 ×××××××××
結局。“龍”が一時離れて、陽藍の“弟子”達を、呼んで来たのだ。“ジニア”以外の。 ××××××××
それで“陽藍の弟子”が、揃った“訳”だ。年長が“オレガノ”。未だ皆“海”と変わらぬ“歳”だった。 ××××××××××××××あ、海? 嫌、居るよ?
“愉快な仲間達”とかとな。 ×××××××××××××××××××
“オレガノ”は、しっかりした少年だった。四人の“弟子”の兄貴、リーダー的“ポジション”だった。
次が“カルセオラリア”。随分と体格に恵まれた子だなと感じた。だが未だ子供だ。意外に可愛かったぞ。緊張で“ガチガチ”だった。
そして“次”が、噂の“カルミア”だった。見た目は“普通”だなーーーーと俺は思った。何“した”んだろうねえ………………。“ウィア”嬢ちゃんにーーさ。
で、最年少が“ジニア”だった。“ジニア・ツイン”な。さてと。“食べます”か。やばい美味そうだな。ーーーーーーそれで“愉快な仲間達”の、理が言ったのだが。
「あ、そうそう、“おまえ等”ーーさ。さっき“ウィアナちゃん”来てたんだぞ?」とな。 ーーーーーーーー
“カルミア”がーー叫んだ。“は?ーーーーーーーーーーえ?”と、言った“後”で。
“顔色”を変えてーーな。なあ? “後”に出来なかったのかよ? “態と”か。
“理”の“薄い笑み”が、ソレを“告げ”た。 ーーーーーー
※“プリンセス”ガーデン。正式には『プリンセス・カフェ・ラテ』という名の“ホテル”です。陽藍が経営する、タウン・タウン内に“在”る、ホテル。テーマは“姫”様の、迷い込みそうな、“庭”の“在る”ーー『ホテル』。です。
其のうち、『本文』できちんと説明します。(陽藍君が。)m(_ _)m




