・“カーズィ×キルシュ”と“神さま”の、弟子。・
「ん? “姫さん”とか居ないな? “陽藍”も“どっか”行ったし。…………えっと?」
厨房へと戻ったカーズィは、がらんとした様子を見て、そう言った。
「お、戻って来た。今の内“昼飯”食うか? “俺達”も今からなんだ。」
“楠 成一”が、そう言った。彼しか居なかった。
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「“肉”とか“野菜”とか“食える”?」
成一はカーズィに、そう聞いた。一応確認してみた。カーズィは戸惑いながら、“ああ”と答えた。“気配在るのに何で皆『居ない』んだ?”と。
成一はにやりと笑った。
“ちょっとイベント『中』なんだ”ーーと。
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「“イベント”って、何?」
「あ〜なんて言うかな。ん〜“見れば”分かるが、先ず“飯”かな。ーー君には。“消耗”してるーーだろ? ーーーー“大分”な。ーーーー。自力で“宇宙空間”飛び出す“魔力”って。一体“どんな”『量』だよ。ま、先ず“食い”な。」
× × ×
「俺にはさ。ーー“ハロウィン”だの“ライブ”だのをーーーー“君等の世界流”に『解説』は、
出来ないからーーーー、さ。
『料理』以外出来ないんだよね、“俺”。さ、どーぞ。」
× × ×
ーーーー。“プロ”って事だな。ーーーーと、キルシュは静かに、ーーーー言った。
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「あ、何だ此れーー“美味い”な。」
「お、“理解ってる”じゃん。」
そんな会話の“後”だった。
「あ〜っ、“成一”さんっ!先食べてるっ!」と。“少年”が“叫んだ”のだ。××××××××××××
「ーーーーーー、“誰”?」と、カーズィ・キルシュは、楠 成一に、問い掛けた。
“ファリス”位の、其の“少年”を指して。×××××××××××××××
「“おつかれ”。あ、“飯”出来てる?」 「お〜美味そ。俺等も食おうぜ。」
陽藍の“弟子”だと言う、“瑞穂 翔平”の後に、“小野原 耕一”と言う青年も“入って”来た。彼も“陽藍”の弟子だった。カーズィの“見立て”では、此の成一と今来た二人は、“同じ位の実力だろうーー”と、そう思った。
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成一はカーズィに渡した“食事”の他に、同じ様なものを“幾つか”用意していたのだ。
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“先に悪いな”とカーズィは言った。耕一と翔平は“気にするな。”、“寧ろ『食え』。消耗してんだろ?”と成一と同じ様な事をーー言っていた。“こいつ等ーー優しい。”カーズィはそう思った。そして言った。言われた耕一は照れて笑ったが、翔平は気不味そうだった。“照れ”たーーらしい。
“可愛い奴め”とカーズィは思った。“良い奴等だなーー”ーーと。
そして“もう一人の少年”が、“居場所”無さげに、躊躇って在た。××××××××××
「ーーーー“悪い”。“おまえの席”だったか? 退いた方が良いな。」
座らない“少年”へ、カーズィは言ったのだ。少年は、その言葉が自分へのものだったと気付き、ーーーー何故か慌てた。
「違う“キルシュ”。立たなくてーーいい。彼奴は“ジニア”。あれでも一応“師匠”の弟子なんだ。放って置いても、自分で出来る。」
“翔平”が、言った。「ん?でもーーーー」
カーズィは躊躇った。そして座れなかった。“成一”が可笑しそうに、こう言った。
「“カーズィ”君。“ジニア”の奴さ。今日“任務”にミスったんだーーよ。で、『落ちてる』“だけ”だから、放って置いて“平気”。腹空いたら『食う』奴だからーーさ。な? “ジニア”? お前さ。ーーーー“和希”君、
“舐めて”掛かってたんだろ? “あそこ迄”だと思って無かったな?
それで“落ち込んでる”だけだろ。 “護衛”任務『失敗』でな。
“無理”せず、“カルミア”と協力して“やる”とか、大体“オレガノ”達の話は聞いたのか? “護衛”甘く『みて』なかったか?
“役割り”、理解ってた? “和希”君は“御前等”の“子守”に来てんじゃ無いんだぜ?
“陸”と“直夏”君の『代打』の『警備員』だぜ?彼は“自分の仕事”したぜ?
で?ーーーーお前は? “お姫様”に逃げられた『だけ』だな?
ーーーーーーーーーー。何してんだお前は。も一回“勉強”し直して“来い”。
“俺”なら、そう言うな。勿論、『次』が『在る』かは、分からないがな?」
ーーーーーーーーーーーーーーージニアは無言で泣いていた。
「成一。“言い過ぎ”だ。」
耕一が言った。
「言い分は分かる。」
翔平はそう言った。だから俺は聞いてみた。“なあ?”と。
「あ〜。“坊や”、“幾つ”だ?」と。
“坊や”と言われた“少年”が、呆けた後に赤く為った。“憤慨”して。“は?!”とな。
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「ぷっ、“坊や”。」
「ーーーーっ。おい。」
成一が笑った。翔平は咎めたが、やはり笑ってた。そして、
「“坊や”って!」少年は叫んだ。
「悪い。あ〜なまえ、“何”?」 俺は聞いた。
「っ、“ジニアっ”! “ジニア・ツイン”っ!」“少年・ジニア・ツイン”とやらは、“叫”んだ。
“威勢”良くーーな。
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「それは“悪かった”。“ジニア・ツイン”。ーーーー俺は“カーズィ”だ。“カーズィ・キルシュ”。“何”か、“知りたい”か?」
そう言った“俺”に、“彼”は応えた。
「はい?」と。
そうだな。例えば「ーー依頼“下手打たない”方法とか、ーー。『強くなる』方法とかか?」ーーーーーー俺は“そう”言ったが。
「簡単だぜ?」と、言っておいた。
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「はあ?」
「『負けなきゃ』いいんだ。」
ジニアは目を丸くした。“コイツ馬鹿か?”とーーな。
「ーーで、“依頼”は熟せば、いい。ーーーー。な?」
「確かにーーはは。」
翔平が笑った。
“馬鹿だこの男ーーーー”ジニアはそう言った。やっぱりか?俺は笑んだが。成一は面白そうにしてた。
耕一だけ“真面目”に、“未だ早い”ぞ?って顔してたな。
「“キルシュ”、“ジニア”には“早い”。止めてやれ。」
翔平が言った。何だーーーーーー俺は答えた。
「お前等“過保護”なんだな。はは。やっぱりお前等“優し過ぎ”だろっ。で?“誰”が一番“もて”るーーーー嫌、待て。“大穴”で“耕一”かっ!? どうだ?!」
「っなんだよっ!“大穴”って!」
「え? 耕一はもてても“当たり前”そうだから。」
「………………………………………………」
「………………………………………………」
「やだな、カーズィ“君”てば。」
「だろ? で? 誰? 実は“成一”の方か? 翔平は“あれ”だろ。“もて”ても“カウント”してないだろ?」
「……………………………。あのな、キルシュ。」
「あ〜“僅差”で“翔平”さんかな、やっぱ。“持ってかれる”もんな。な、“耕一”さん。」
「ああ……………“耕一”は“譲っちまう”系か……………“惜し”かった。」
「ははは。カーズィ“君”面白いわ。」
「何を“遊”んでんだか……………………。たくっ。」
「おい、“俺”、もてないぞ?“成一”良い加減な事言うな、おまえーーーー全く。」
俺は“はは”と笑った。呆然としてたジニアは、俺を“み”た。
「“理解らな”無かったーーか? じゃあジニア、やっぱり“おまえ”、未だ“子供”なんだな。じゃあーーーー“仕方無い”な。
おい、“成一”。“ジニア”未だ子供みたいだぞ? “任務”は早かったんだろ。 指示した奴の失態だろ、それ。
なら。“ミス”は“そいつ”にしないとな? ーーーー
はは。ーーーーーーーーーーーーーーそうだろ?」
そう言った“俺”をジニアは“み”た。そして叫んだ。“はあ?!”と。
「ーーーーっ、! なに言ってーーーーっ、!」
「“依頼”だよ。ジニア。“出来ない”依頼を『請けない』のが、『プロ』だ。
『プロ』なら四の五の言うな。請けたーーなら、『手段』は問うな。ーーーー方法なんて何でも“良い”んだよ。『出来りゃ』な。
『依頼』ってのは『仕事』だ、ジニア。仕事ってのは、ーーーーーーーーーー
信用問題なんだよ。
強く成る“方法”? ーーーー決まってるーーだろ。
“失敗”しなきゃ良いのさ。ーーーーーーーーーーな?
簡単ーーだろ? ーーーー。泣いてる暇があるならーー
反省点、上げろよ。ーーーー“出来ない”か? ジニア。」
「ま、“反省”する前に、」
「“俺の作った”飯が冷めるーーってな、」
「“言いたい”訳か。ーーーー」
「“理解って”んじゃん。じゃあ“失敗”させない“様”、“フォロー”してやりゃ良いものーーを。こんな“子供”に無理させんなよ。ーー可哀想に。
“泣く程”負けず嫌いを、泣かすなよ、“色男”共がーーさ。
そもそもーー“あの力量”の“姫”さんに、ーー何で“護衛”??」
と聞いたら、ジニアが“フリーズ”したが。置いといた。
「そりゃ、“姫君”は、“訳あり”だからーーね。後は陽藍さんに『聞いて』よ。」
「や、“ジニア”ーーーーお〜い?」
「ん? “刺激”強かった“か”? 」
成一と耕一が言ったけど、翔平は“大丈夫だろ”と、ドライだった。“さ、食うかーー”とな。
“流石”、“全員”『陽藍』の弟子だなーーとな。




