・語られない『攻防』。・
『洞窟』にて『奴』に、出遇った。『種』の『成長』を『媒介』にした、やっかいな育ち方だった。『分離』させないとーーーーそう思った。
『種ごと』ならば、直ぐ『やれた』が。『無理』だった。『俺』には。
此処迄『育った』其れを、『葬りされ』ーーーー等と。自分の『職業』を、思い出した。『できる』ーーと。
『種“だけ”たすける』。ーーーー他の選択肢は、画かなかった。
❂ ❂ ❂
『洞窟』から直ぐに飛び出した訳では無い。カーズィ・キルシュは、闘った。『災害』と呼ばれる『靄』だった。靄は『毒素』を吐き出した。放って置けば又繰り返す。折角『再生』させた植物も全滅させられる毒素だ。そして次は、『人』がやられる。恐らくその『次』に『魔獣』達だろう。魔獣は人より賢いからだ。危機を察して恐らく逃げれるところ迄『逃げる』だろう。『逃げれなく』なるまで。そして全滅するのだろう。
恐らく全てが。ーーーーとめる。
『阻止』の言葉だけしか思い浮かばなかった。『ユリシア』が無事な『場所』に、『いる』うちにーーーーだ。『行かせない』と。出来れば『無事で』ーーーー帰りたいがね。『自滅』する気は、無い。但し、それしか“無い”なら、“考える”がなーーーーとは、思った。
『多分』ね。
❈ ❈ ❈
『魔力』は、使わない様に、していた。“陽藍”の“指示”だったからだ。一度使い切った。『限界値』を、格上げしたかったからだ。『空腹』と一緒だ。
腹が空いた処に、満腹食うと、又腹が空くのだ。『胃』が『求める』からだ。『未だ入る』と。『錯覚』する。ーーーー『感覚』とは実に曖昧で。『脳』は幾らでも騙せるのだ。だから、『騙し方』を、教わった。『弟子』として。
『魔力空っぽになるまで、使い切れ。そして暫く使うな。それから使ってみろ。 笑える結果に成るぞ?』
実を言うと“もう”大分貯まってたが、使わなかった。“言いつけ”通りにな。ーーーーーーーー。悪いな。“使う”ぜ。ーーーーーーーーーー。まあ。“悪く”も、“無い”か。ーーーーーー俺が望み迄行かない、それ“だけ”なのだから。
『靄』が『拡散』出来ねー様に、『囲っ』た。出さねーよ。
× × ×
澄んだ音を聴いた気もしたが、それよりも目の前の“敵”に“夢中”だった。恐らく“コイツ”で、本当に最後だろう。そう思った。『靄』は『希薄』だったからだ。
弱ってた。
『辛うじて』ーーーーそんな儚い状態だった。倒すのも気が退けそうな。然し躊躇うつもりは無い。『人格』も無い『此れ』に、説得が効く訳も無いからだ。実際『囲まれた』“ソイツ”は、何も出来やしなかった。やはりーーーーそう思った。このまま『巧方式』を取りたいところだ。が、そうもいかない。『分離』が必要だからだ。派手な『バトル』なら、『楽』なのにな?全く梃子摺るぜ。
『気力』を集中した。楽しくすら在る。久々の“解禁”だからな。不謹慎でもな。“愉しい”から『闘って』る。多分そんな“奴”はーーーー“俺”だけでも“無い”さ。なあ?
『力』は『発動』する。『靄』は剥がれ始めた。俺に引き剥がされて。手荒くはしないぜ。“花”が傷むからな?
大切な『女の子』みたいに、優しく撫でて『やる』よ。じっとしてればな。ーーーーーーーー後『少し』だった。『火事場のなんとか』でーーーー
逃げられた。“失態”だった。くそっ
俺は“後”を、追い駆けた。“剥がす”のに“集中”し過ぎて、“結界”が薄く成ってた。其処を“壊され”た。“魔力”ケチって“気”力使ったのが、判断『ミス』だなーーーー
“魔力”は“剥がし”に全力使いたかったんだよ。極力“丁寧”にーーーーな。逃げられちゃ“水の泡”だが。
追い“駆けた”俺は、ダンジョンの『外』へ出た。其処で仕留めようと、逃した“訳”だ。“被害”は“少ない方が良い”と。
“外”に『人』が『いる』とは、思わずに。“ファリス”に言われて『全員』避難してると、思い込んでた。『入口』近くに『在る』とは、全く思わなかった。
『冒険者』舐めてたぜ。『邪魔』と言われて『退き下がる』輩は、居ないんだった。“奴等”には。ーーーー“失態”だな。俺のな。ーーーー
『靄』野郎が生意気にも、『奴等』を襲おうと『拡散』始まったのを見て焦った『俺』は、ありったけの『魔力』で『奴』を囲った。流石に疲れを感じたが言ってる場合では無い。捕まえたら『次』だ。『ミーディ』達が叫んでた気もするが、実際は良く判らなかった。
『聴こえるよりも前』に、『飛んだ』。『其処』へと。『星』の“外”へと。ーーーーなあ?
逃げてみろよ?
ゆっくり“撫でる”様に、『解体』してやるよ。『愛撫』みたいにな。
『女神』なら『ラッキー』て“シーン”だな。“男”相手だから、『割愛』するぜ。
『奴』の『悲鳴』なんてな。『色気』無いだろ?
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーッキンッ!と、
今度は確かに“音”を聴いた。成る程。“本物”の“音”か。
“アスタ・バーシル”が、『そこ』に『居た』。あ、
『此処』か。俺の作った『空間』に、バーシルが立ってた。慌ててな。“大馬鹿者野郎っ”となじられた。ひでえな。“神様”。“俺の努力”を。
❈ ❈ ❈
「馬鹿何やってる貸せ!」
アスタが叫んだ。俺は拒んだ。「嫌もう終わるーーーー」その時に、
「違うっ『最後』がーーーーっ」アスタは最後まで、言えなかった。
ーーーーっどん!
空間の“壁”に、叩き付けられて。?!ーーーーなんでっーーーー
「ーーーーっ、貸せ!そいつは“もう”融合してる!」
叫んだアスタに、渡せなかった。ーーーーそう、“失態”だよ。俺も気付いた。さっき失敗した“理由”も“此れ”だ。
“種”そのものが、『彼奴』なんだよ!しまった!気付くのが遅かった訳かーーーーっ!なんて悠長じゃあ無かった。
“俺”も“アスタ”も、“奴”が“逃げる”際に“発した”『エネルギー』で、結界『ごと』、吹っ飛ばされちまった。ーーーー訳だ。“ダサく”もな。
“神”の“残りカス”の“癖”に。嫌、“拾った”『エネルギー』が、強過ぎた“訳”か。
考えれば、『理解った』事なのにな。
❂ ❂ ❂
飛ばされた俺は『アスタ』の気配を探ったが、もう俺の空間の中には居なかった。
体制を立て直しながら、教えられた『覚えてる名』に、呼び掛けた。『春斗』と。
師匠“陽藍の星”ならば、“そいつ”が『入れてくれる』と。彼等の『門番』らしい。
そして『俺』は、『此の』星に、降ろされた。“師匠”は、
「じゃーね、“カーズィ”君。おじさんなら“此の敷地内”に、“居る”から探してみて?」と。
“春斗”は“弟達”が寝ているから、下には『降りれない』と、俺だけ降ろした。“おじさんによろしく”と、彼は言った。
“心配しなくても『向こう』から見付けてくれるよ。君『強い』からね。”と。
“隠蔽”虚しく“見付かった”俺は、安堵と共に、冷汗もかいた。“流石師匠の『星』”なんだなと。“春斗”も『翔平』も、「強過ぎる」ーーだろ。ーーーーと。
“彼奴等”言ってたな。“桁”違いーーーーなのだと。“桁”で“済む”のか?
“俺”が最後消し切れなかった『アレ』は、
「“和希”ーーーーああ、嫌、“陽藍さん”の“一番弟子”みたいなこが、さっき消したよ。“気配”が“消滅”したからな。詳しくは“当人”に聞けよ。ーーーー」
春斗が言っていた。“心配無いよ”とは、そういう意味だった。“理解”した。
「ーーーーっ“消せた”のか?」と。
俺は思わず、目の前の其の男へ無意味な問い掛けをしていた訳だ。“瑞穂 翔平”と名乗った、ーーーー色男ーーーーに。
色気と真逆の“強さ”を“み”ながら。




