・✕『異世界』は『出張』“だ・け”。✕・
「ーーって、“あんた”来たなら、『迎え』って事か?」
青の様子が可怪しいと感じたカーズィ・キルシュはそう言った。
「ーーっ、『カーズィ』さんっ、『無事』で『良かった』です!」
ユリシア・レインスィートはやっとでそう“言えた”のだった。“良かった”と、もう一度。
口許の緩んだカーズィが、不意にユリシアへ謝った。『心配させちゃったな、』
「ごめんなーーユリシア。…………『ただいま』?」と。
ーーーーらぶらぶか、こいつ等。ーーーー苛つくな。“俺”は思った。
横で“戻って”来た俺達に気付いて側まで“やって来てた”ペルウィアナーーーーが。
“どうしたの??『シラン』? 顔が『変』ーーーー『こわく』成ってるよ?”
と、聞いて来たが。おまえのせいじゃ無いのか?“それ”は。ーーーーどうせ“俺”は振られた奴だよっ。僻みだよっ。ーーーー悪かったなっ。
ん?嫌“俺”悪く無いだろ? 無いよな?
何かを“察した”セージさんが、不意に俺の肩に手をぽんっ、と置いたのだった。ウィアナは不思議顔してたよ。ーーーーーーはは。
「カーズィさんっ、で?“首尾”は?」
ファリスが走り寄った。カーズィがそれに気付く。
「ーーーーファリスーーーーおまえ“言い方”盗賊みたいだぞ。おっと“そうだ”ーー」
カーズィは“例のあれ”を、持ち出した。イチゴが、“取り敢えず”と言ったからだ。
そして。
“詳しい話はイチゴとシランからーー”聞いてくれと、“それ”を見て“質問”攻め状態だったセージさんへと言った。そして“リッツ”の“状態”を心配した。“飛べそうか?”と。
それから。
「“彼奴等”『回収』しないとな。“帰れない”だろ?行くかーー」と。
カーズィ・キルシュはユリシアの肩に手を置いたまま、彼女を安心させながらそう言った。“決意”した“顔”だった。
“秘薬”は諦めたのだ。
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「は? ………………“咲いた”状態じゃないと“駄目”……………なのか?」
キルシュはああと答えた。“研究済”らしい。“もうすぐ”咲く“状態”では、“移動”出来ないとーーーーーーーー彼は言った。
“白の大輪”は、“夜”に咲くーーーー其れは“過去”の品種の話だった。此の星の“其の花”は、一部の“少し肌寒い”場所で“咲ける程”、一部が“強く”為ったのだ。
陽藍“師匠”が言うには、“大規模災害”を“乗り越えた”ーーーーからで『在ろう』ーーーーと。
植物が自力で強く“成った”のだ。更に。咲く“時間”もだ。“夜”咲く“品種”も在るのだが、朝から『昼前』迄の“数刻”咲く“品種”が在るのだ。
夜咲は、もう“時期”が終わった。又翌年迄咲かない。だから。
“朝咲き”に“掛けた”のだ。“希望”を。結果が“あれ”だったーーーーーー。カーズィ・キルシュは諦めた。“来年”ーーーーーー迄。
“翌年貰いに来るわ”ーーーー彼はそう言って笑った。“マミアーノ”の為に。
“失敗は『糧』にでもしろよ、マミアーノ”と。
“少し北”の或の土地で、“耐寒性”の“朝咲き”種の“郡そう地”で、“此れから咲く花々”を前にしてーーーーーー“彼”は言ったのだ。
“他の『希望』は、「採取して帰ろうな」ーー”ーーーーと。
そして。
“彼等”は、帰った。“村”の皆と、“俺達”に“礼”を言って。
“世話に成ったひと全員に言えなくて悪いなーー”と。「伝えてくれ」と。
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村の“一角”に、或の“盗賊”達からの“押収物”を置き去りにしてーーーー横でセージさんがーーーー
「…………………………………多い、よ…………………………」と。俺と“イチゴ”で“再回収”して、騎士に“通報”しないとな。ちょっと入り切らない“分”は、ちらりと“ウィアナ”の“収納バック”を“みた”俺ーーーーだった。“あれ”なら、“入る”ーーーーーーだろーーーーと。
「行っちゃったな〜何だか“淋しい”ね。さて、シランーーーー“仕事”しようか?」
イチゴ・シャリンバイが、そう言った。
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「ーーーーっ『到着っ』とぉっ、っ!」
しゅたっ!ーーーーと音を立てて、“俺達”は“見慣れた”風景に戻って来た。
ああ。勿論だが『到着っ』とか言ったのは俺では無いよ。“例の神”だよ。“白神”というな。
そして“青”が“一緒”だった。“行き”と“別ルート”で“帰って”来た。
“巻き”なんだと。巻きとは何か?って?『急ぎ』だってさ。
さてと。“俺”はしっかりと抱えてたユリシアを、もう降ろしても“大丈夫”なのかどうか、青の奴へ“確認”した。大丈夫だと。良しっと。ユリシアに聞いたが、具合も悪くなって“無い”と。“魔力で包んで”と言われたので、そうしてたんだよ。後“ファリス”な。
しっかりと“俺”の服の裾にしがみついてたファリスにも聞いた。“平気か?”と。ファリスは返事した。大丈夫そうだ。順にーーーー“リッツ”、そして“ミーディ”と“マミアーノ”にも聞いた。彼等は、“マミアーノ”と“リッツ”を青が『包』み、自力で『魔力』持ちのミーディには、少し頑張って貰ってーーーーだな。『白神』が、何とか“頑張った”ーーーーのだった。……………………………………………は?と思った“俺”は、勿論“言った”さ。
“……………………………………。ミーディも俺が抱えて帰るか?”と。
ミーディは涙目で喜んだが、白神が、“神様馬鹿にしないでぇ〜っ!”と。馬鹿にはしとらん。“当て”にして無い“だけ”で。因みにそれで“時間無い”と、涙目のミーディの伸ばした“手”は俺には届かずに、白神“君”がね(笑)嫌此れ“笑いごっちゃ”無い。笑えるがな。
ああ?“マージー”? 居るよ。青が“連れて”来たよ。“毒抜き”してな。
流石“神さん”だけあって、俺がやるより早業だったよ(笑)
え?“いつ”そう“成った”のか? 何だよちゃんと“観て”無かったのか?
マージーなら、“襲われた”ろ? 薫草亭の前でさ。あれ、俺も勘違いしてたんだ。マージーは“何処から”来たーーーーか。迂闊だったよ。“洞窟”だよ。彼奴なあ〜薫草亭来る“前”に、ーーーー。“ダンジョン巡り”して来たってさ。“異臭”で入れなかったらしいがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
おまえなあ。
当たり前だろ。巡るなよ。先ず“コミュニティ”に報告だろが。普段“行かない”から、分からなかった?だと?
おまえはーーーーーーーーーーーーーーーーアウト・ワーカーを、舐・め・てんのか。たくっ。
“命”あって、良かったな?“死んじまう”ヤツだぞ?全く。お前もうーーーーーー“転職”したら?
と、気付くと“俺”は、説教終わった後だった。あれ?
しかも。
「あーーーー、それとマージーおまえさ、“ウエイトレス”向いてないわ。“つまみ”作れ無えもんな。ファリスのつまみのが、正直旨い。」
と。言っちまった後だった。………………………………………ま、いっか。……………………………………………………………………………………………………………。
空気“重い”けどな。はは。ははは。ごめんなさい。“ユリシア”苛めるから、おまえが“悪い”んだよ。俺は“事実”言った“だけ”だよ。な?ーーーーーーーーー。
ユリシア?
そして困った俺をみて、不意にユリシアは笑い出したのだった。それからファリスも。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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こんな感じで、俺達は帰って“来た”のだった。此の“酒星”へと。“ただいま”だな?
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「で?“此処”が?」
俺が問うと“青”が答えた。“アスタ・バーシル”が其の横に“居た”。
先にもう“他の奴等”は“俺達”を待って其処に“在た”。壮観だよな、此の“景色”ーーーー
はじめて“来た”場所。当たり前か。“地中”深いのだから。
広い空間に、“水の塊”が“浮いて”た。“美しい水だ”ーーーーーー俺はそう思った。
ぶっつけ本番で、今から“作業”だよ。“神様連中”が、此処迄“御膳立て”してくれたのに、
「“失敗”出来ねえーーよな。まあ、『しない』がな。ーーーーー」
俺はそう言った。心を落ち着ける為に。構想はもう“出来て”んだよ。後は“実行”すればーーーー良い。大丈夫だ出来る。そう思った。
冷汗みたいな興奮と一緒に、手にした“材料”を“取り出した”。今から“命”の“水”を“つくる”。
「“ブレンド・メーカー”の、“腕の魅せ所”だよな?ーーーーーー」
俺はそう言って、にやりと笑って“水”に飛び込んだのだ。“魔力”を“纏”いて。




