・✕『“修羅”場』。✕・
「『興味深い』話だなーー、な?“マージー”。今おまえの“話”に“出て来た”カーズィって“奴”は、俺の知ってる奴なのか?」
なあ?と聞いたのは、“カーズィ・キルシュ”だった。其処に“居る”筈の無いーー。“山越え”した筈の。“彼等”だった。
勿論青褪めたのは、彼女ーーーー“マージー”だった。
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「ーーーーッ、なんでーーーーいるんだーーーーッ、!なんでーーーー」
「“茶番”やめようぜ? マージー。 何で“ユリシア”苛めてたんだ?」
「あ、“はじめまして”君が“キルシュ”君か。ど〜も。自分“セージ・シソー”と言います。あ、“イチゴ”さま、お疲れ様です。何だーー“シラン”坊やも“一緒”だったのか。後ーー“君”は?」
“セージ・シソー”さんとやらは、“リッツ”へとそう聞いた。イチゴはお疲れセージ。と返したが、シランは“坊や止めろよ”と返していたので、俺も“ど〜も”と返して置いたのだった。
「セージさん? あんた、凄え“強い”な。ははは、“世の中”広いな、やっぱ。」
俺はそう返した。
「ーーーーは?」
マージーは訝しんだ。
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「前から言おうと思ってたんだが、マージー。お前はさ。“道具”に頼り過ぎなんだよ。自分の『魔力』、大した事無いだろ。ーーーー言いたか“無い”がなーーーー俺、“お前”に“無関係”だからな。なあ?ーーーー“ファリス”?
“そうだろ?” ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
俺の言葉に“ファリス”は盛大に笑って答えた。「そうですね“カーズィ”さんっ」と。
やっぱりファリスは『賢い』な。『母親似』かね?
ああ、ファリスの母親な、『俺の依頼主』なんだわ。家出中でさ。
“偶にで良いから、息子の様子観て来てくれないか”と。“亭主”はついでで良いからと。
家出止めたら? ナーズさん…………。定期的に“家出”しないでくれよ。
ファリス可哀想じゃん。なあ? ファリス。 おまえ“強い”ーーな。偉いぞファリス。グレんなよ。
因みにだが。ファリスの母親は、アウトワーカー達の“間”でも割りかし“有名”な“ショコラード・ナーズ”さんという中々の“美人”だ。“アネサン”的な。で、ショコラードねーさんの“母”つまりファリスの“ばあさん”が、“バター・ナーズ”さんと言ってな。“茶屋”やってたんだよね。バターさん。で、俺は昔、バターさんに“茶”や“菓子”や“料理”の“エトセトラ”を、教わったんだわ。“師匠”みたいなもんなんだよ。
ファリスが“可愛く”ても、“しょうがない”だろ?“孫”みたいなもんなんだよ。
…………………“孫”は言い過ぎ? でもな。“バター”ばあちゃん、“俺”の初恋だし。あ、此れファリスに“内緒”な(笑)流石にな。後で“ユリシア”と“会わせたい”よな。バターさんにショコラードさんもな(笑)ファリスに“内緒”で(笑)
さてと。“その前に”ーーーーだな。
「ーーーーで、『セージ』さん、“そいつ”は『リッツ』ね。悪いね〜『移動酔い』したらしいーーよ。慣れてないから。ーーーーーー」
答えられない“リッツ”の代わりに、彼へ挨拶を返したのだった。或の“師匠”の教えだよ。守っとかないとな。勿論リッツは、今“話せない”だけで、“ジェスチャー”で“挨拶”を返したのだった。中々やるなと俺は思った。
× × ×
「で? カーズィさん。何でこんな早く“戻って”来たーーーーっ、“待って”?」
そうーーーー“流石”に“ファリス”も気付いたな。「何か来たーー」なと。
大丈夫。大丈夫。“イチゴとシラン”なんて“もう”構えてんぜ?大分“前”から。俺が“察知”して“動じた”時に、“シソー”さんが、“制した”んだよ。
だから此の人“強いな”って。言ってみたんだ。イチゴとシランが“暢気”そうだったから、“正解”かな?と。
思った訳だが、“ちょっと”待て?
「嫌“此れ”ーーーー“多い”よな?」と、俺は言ったのだった。うん。俺も“参戦”かな?
な?“リッツ”?お前の“順番”だけど、無理だろ?
「ーー“多い”な。カーズィ。“減らせる”か?」
「出来るけど?」
シランが言うので答えた。が、
「“減らす”だけでオーケーな訳? 全滅はエヌジーなのか?」
一応聞いた。“倒しちゃ駄目な奴”かもしれないじゃん。な?
“倒してもーー良いけどーー”と。シランが。“良い”けど“何”だよ?
“いけるの?”と。“行ける”だろ?“あの位”なら。
× × ×
「カーズィさんっじゃあ“取り零し”気にしないで“行って”下さいっ」
イチゴが言った。オーケー。
“ファリス”ーーと俺は呼んだ。「“ユリシア”頼んだ。ーー」と。にっと笑ったら、ファリスが面食らった。ーーーー何でだよ?
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カーズィ・キルシュは、動いた。まるで足音等しない。気付くと視界には居ず、はっとすると“獲物”達のーー“射程距離”だった。が、それは“彼とて”だった。
「“エッジ”ーーーーーーーー」
彼の“言葉”は“発動”した。すぱっ!っと。“獣”は、切れた。首と“身体”が分かれた。“血抜き”兼用かーーーーっ!『俺』は思った。
『陽藍』さまに、『報告』だなーーーーと。鮮やかだった。
次々来る“獣”達だが、“俺達”迄辿り着かなかった。“俺の射程距離”迄。
ーーーー先ず最初の呪文“エッジ”とやらで倒れたのは、7、8匹。間髪入れずに“次”が“発動”した。“ウェブ”ーーーーそう聴こえた。“波”の様な“魔力”が“視え”た。ぶわっ!と前方に“半円”の様に拡がった“それ”は、獣連中を綺麗にふっ飛ばした。そして叩き付けた。着弾した地面で、どっ!ーーーーーーっと、派手に“絶命”した。前言撤回。“血抜き”関係無かった。“偶々”だった。
結構“派手”に、“ふっ飛ばし”始めたーーーー。“すぱんっ”!と、切ったり。どんっ、!と“着弾”したりで。気が付いた頃には、辺り一面“獣”だった。しかしーーーーっ、
“此れ”、“あれ”だよな? …………………………………。陽藍さま。『やばい』よ。どうする?
『森』から『出ないと』ーーーーーーそう思った“時”だった訳だ。事態が変わったのは。
“シラン”、“イチゴっ!”と、カーズィ・キルシュの声がした。勿論“俺”の事も呼んだ。“セージさんっ”と。
「“気配察知”系で『何か』居ないか?!
“結構”でかい“エネルギー”の“塊”みたいなんだが! ーーーーっ、!」と。
それって真逆。俺が思ったのと“同時”だった。“現れた”のは。
“彼”だった。ーーーーーーーー何で“今”だよ。
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「ーーーーっ、なっ!“おまえ”だったのか!」
“カーズィ・キルシュ”は、叫んだ。“青い存在”へと。
“暇なら!手伝え!”と最早“怒鳴って”いたが。×××××××××××
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“青い男”は、軽く言った。“ごめんごめん”と。
「寧ろ“原因”が“僕”」
「!? ?っ、!」
“許可”申請すんの「忘れてた。“久々”だからさ?」と。
軽かった。
「“青”君っ!」 「このっ! ばかやろっ」 「あ〜“青”さん。“許可”急いで“貰っても”良いですか? ほらーー“御婦人”方も“居ます”し。ね?」
俺が叫ぶとシラン坊やと、イチゴ様が、そう“続いた”のだった。軽い“息子”君だが、此の状況で笑顔の“まま”だったよ。貼り付けた様な、“或の”笑顔だよ。
「ーーっ、とっ!」
どしゅっ!!ーーーーと派手な音がしてから、辺りは静寂と化した。一応片付いたのだ。彼独りでだ。
50位の“獣達”が、面白い様に、転がってた。“原形”留めた“だけ”でもーーーーだがな。
次に“観た”のは、“違う”風景だった。“着地”っと言った“彼”が言った。
「ファリスっ!“ユリシア”無事か?!」と。“何とも無かったか?!”と。
“ーーーーーーーーっおそろしい男”だよーーーーーー。俺は此の日、そう思った。支えてた“移動酔い”からは“抜けた”筈の“男”がーーーー。
横で青褪めてた。“リッツ!大丈夫か!”という声が、聴こえた。“酔ったか?!”と。
“悪いーー未だ下手だったか?”カーズィ・キルシュはそう言ったが、俺もイチゴ様達も“思った”筈だ。
“実はーーベテラン”だろうーーーーと。“揺れなかった”よ。とーーーーな。
「っ、!! なんだよっ、“アタシ”だって“いる”じゃないかっ!!」
“彼女”がそうーー“叫んだ”事に、“俺”も“驚いた”のだった。
“マーズー”何とかとかいう“何もしなかった”女性が、騒ぎ出した。
“マーズー”………………………………何だっけ…………………? “彼女”。“手ぶら”で“採取”に来た、“素人”の名が思い出せない“俺”だった。
そういや“何で”彼女はついて“来た”のか、聞きそびれたよ。真逆『カーズィ』君目当“だけ”だった訳じゃあ“無い”よな?
“移動酔いリッツ君”ですら、自分の“不甲斐なさ”悔やんでんのに、“真逆”ーーだろ?
“お嬢”さん? なあ?
誰か否定してくれ。
俺の鬱屈を余所に、“青君”が白神“様”呼び出してたよ。なあーーーー青君よ。
“力”在るんだから、“自分から”行きなよ。横着しないでーーーーさ。
頼むよ。うちの“神様”余り苛めないで?
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“良しオーケー”と言った“青君”が、ぞくりとする顔をした。“彼女”をみて。
“で?”と。
“ーーーー何だっけ?”と。“怒って”たーーーーよ。




