・“名も無き星”ーーの『陸』さん。・
「理桜〜? 真琴〜?」
陸『氏』は『子供達』を、捜していた。
× × ×
「理桜? 真琴! 何してるんだ? おまえ達。 駄目だろ? ふたり“だけ”でーー捜したんだよ? ほら、“ママ”のところ、いこう? 真琴? 理桜?」
華月 『陸』は、漸く我が子『ふたり』を、『発見』して、そう言ったので在った。“何してたの?”ーーーーと。
「っ、『陸』君っ! 良かった! 『居ました』か?!」
妻、『美樹』が慌てた様子で走り寄って来た所だった。“今見付けた”と夫の陸は言った。美樹は慌てた。“何してたの!?!”と。
「泥だらけ! やだ! 何? 何してたの?! ふたりとも!」
「ー! ふぇっ、っ!」
「ーーごめんなしゃぃっ! “真琴”がね? まま、あのね。“種”『お手伝い』なの!理桜も“真琴”の“お手伝い”なのっ、ぱぱ、“理桜”悪く“ない”の! ごめんなしゃいっ“真琴”がね?ーー」
「うん、“わかった”よ、真琴。理桜もね?」
「!!」
理解って貰えて“驚愕”した“真琴”は、“歓喜”してみせた。満面の笑みで。理桜の方は、頬に付けた“泥”を、母に拭かれながらあっぷあっぷしていた。“理桜”君ーー“二歳半”と、“真琴”ちゃんーー“三歳五ヶ月”ーーで、ある。
“此処”は“タウン・タウン”『施設』内の、『敷地』の一部だ。“タウン・タウン”とは。
“と”或る“商業総合施設”ーーで、在った。“陸”は“仕事”ーーつまり父からの“依頼”通称“ミッション”を“終えた”ので、妻と子供“達”を、“約束通り”『キャンプ』に、連れて来たので在った。“場所”は変更したが。
“近場”に。華月 陸は、《商業総合施設》タウン・タウン“内部”に、住んで居たのだ。普段から。なので『かなり』な、『近場』では在った。ーーーー因みに現在の『職場』も、“タウン・タウン施設内”だ。
因みに、現在『陸』は、『自宅』と『実家』を“往復”する“二重生活”中で在る。
聴こえは良く無いが、自宅と実家を行き来しながら『生活』している訳だ。何故“そんな面倒事を?”と思うだろう。理由は“妹”だった。“友理奈”で在る。更に“夏文”だ。
“友理奈”と“夏文”は、『陸』が造ったのだ。『安定』する迄、『見張る』必要が在った。
紺が“誤って”友理奈を“殺めて”しまったのだ。
“エネルギー”を“借りよう”と、強引に“引っ張った”紺は、“友理奈”を“バラバラ”にしてしまったーーーーーーーー
それを“陸”が『回収』した。『肉体』を先に“回収”した陸は、紺が“持って行った魂”は、“泳がせ”た。見張りは“悠太”と“洸”に頼んだ。元々は“ふたり”に“魂の回収”を“依頼”したのだ。
“紺”は“地元”に“帰って”在た。“友理奈”の“魂”を持って。
持ち帰った“魂”を、偶然『見付けた』“ユリシア”に、“入れた”ーーのだ。
そして“紺”は、“ユリシア”の『兄』に“生っ”た。
つまり。紺は此の時、“新しい”自分になった。“神”を辞め(解雇された)、追われる身と“なった”のだが、捕まりたくーーなかった。
“兄”に“迷惑”を掛けるからーーーーだ。それが嫌だったのだ。もう十分に反省して在たーーーーーーーーーーーー辛い程に。
“ユリシア”を、“友理奈”を、“妹”として、とても“大切”にした。それは今でもーーーー
変わらない。ふたりとも“紺”の“家族”だった。
“紺”は、“或の時”、過去の“自分が管理を任された星”にて“異変が起きている”と、“感じ取った”ーー時に、
真っ先に“ユリシア”の身を案じた。直ぐに“父”陽藍へ報告ーーーー詰め寄った。“行くーー”ーーと。
“手続き”が“ある”から『待て』と言われて、飛び出した。『家出』したのだ。ーーーー『戻らない』ーーーーつもりで。
『置き手紙』を“発見”した陽藍は、許さなかったが。青褪めながら怒った。“息子”の“無茶さ加減”ーーに。
“お父さん、お母さん、皆、今までありがとう。お世話になりました。ぼくは『人』が『つらく』成ったので、ごめんなさい。『家出』します。『悪さ』はしません。
『さがさないで』ください。 紺。 ”
「ーーーー“あのやろっ”」“嘘”が“下手”だな、「ーーーー紺ーーーーーっ、!」
父“陽藍”は、唇を噛み締めたのだった。“悔しさ”から。“又か”ーーーーと。
“俺にはーーーーー”「何にも“救え無い”のか? 紺ーーーーーー」陽藍は、呟いた。
直ぐに“息子達”に“手配”して、自分だけ先に“飛び出した”のだったーーーー妻だけは“其れ”を、見送った。“よろしくね?”と。
彼の妻“友美”にも、もう既に“紺”は、大切で可愛い“息子”だった。ーーーー例え“狐”でも。
狸でも“剥製”でも。“紺”は“紺”だった。娘“友理奈”にも、“兄”なのだ。
ブルーレザーフォックス“神”『ポンタ』は、当の昔に『華月 紺』なのだ。『華月家』の中では。又其の『周囲』でもーーだ。全員、協力してくれたーーの、だった。
“向こうの星”から『連絡だけ先行』して“帰国”した『陸』を、出迎えたのは、予想や“指示”より“ずっと”『充実』した『物資』ーーだった。
陸や陽藍の『部下』達が、『マニュアル』に沿って『手配』、“用意”して“待機”して在たーーーーのであった。流石に“陸”が、“驚く”程に。
“うちの部下達”って、「ーー、こんな“優秀”だったけ??」
そう真顔で思わず言った。当然“どや顔”だった“部下”達が、泣いたのであったーーーーーー
“ちょっとお〜?!『陸』さ〜ん??!!”と。ガチで。“うっ、うっ”と、“男泣き”して居たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
勿論陸は謝った。“ごめん”と。勿論“気持ち”悪くてだ。
“陸さんに『誉めて』貰いたくてっ” “頑張ったのにっ、頑張ったのにーーっ、!”等と。
ガチ泣きは、“陸”には“やばかった”ーーのだ。“ツン”が“過ぎた”様だと、彼は反省を“見せた”嫌、“魅せた”ーー
の、だった。結論だけ、言うとーーーーだ。“陸”は“ツンデレ”だった。万物に等しく。
嫌ーーーー間違った。
“妻”と“我が子達”には、“優しさ全開”で在った。“人前”でも。
勿論“彼の部下達”は、それを見て“知って”いたので、“あの笑顔”を、“自分達”へも“向けて”欲しくて努力するので在った。
え?『無駄』だって“気付い”た? ーーーーーーーーーーーー、
“言わない”であげて欲しいーーーー多分、“彼等”は、立ち直れ無いで在ろうーーーーーーから。『恋は盲目』みたいなもので在る。ちょっと“違う”けどな。
さておき。
陸は“子供達”が、『何をしていたか』ーーーー察したのだが、敢えて“そのまま”にして置いたのだった。“ふたり”の“エネルギー”で、“奇跡”が「起きるかもね?」ーーーーーーーと。
“失敗”しても“問題では無い”だろうーーーーと。妻“美樹”にも、“ほほ笑ん”だ。
“いつも通り”に。×××××××××××××××××××××××××××ーーーーーーーーーーーーーーー
そういう“訳”にて、“物資”は“酒星”に“手配”されたのであった。
“回復”迄“定期的”にだ。“第二弾”“三弾”も、『手配済み』だった。“此の星”からは。
“華月 陽藍”は、“白神”と『契約』して在た。“物資”は、“そちら”からも“手配”されて在るのである。食料“他”、“種”等も含まれていた。勿論『毒消し』もだが、それよりも、
『カーズィ』達はならば『何』を『集めて』いるのかーーーーは、さておき。
“青”や“アスタ・バーシル”や、“龍”、又“紺”や、それに“アレフゥロード”王に、未だ“居る”友理奈と再び“訪れた”卓ーー等は、『何』をーーーーして『いる』のか?ーーーーーーは。
先ず、『青とアスタ・バーシル』組は、『水』を“操って”在た。
青もなのだが、『バーシル』も、『水関係』の神なのだ。思い出して欲しいーー“彼”の“星の話”ーーーーを。
“とても美しい大きな湖”ーーーーーの話を。もう“お分かり”で在ろう。もう“語る迄”も無く。
“或の星”に、もう、『無駄な酒』は、要らないーーーーのだ。
“未だ残りし者”は、皆、『其の』“準備中”〜だった。“成る早”でーーーーだ。
遠い“星”で、陸の“兄”は言った。“やるな友理奈”と。
勿論“流石僕の妹だ”と。お決まりの“台詞”を。“婿”の「居ぬ“間”にな。」
ーーーーーーーーーーーーと。友理奈も“満更”でも無い様だった。勿論、“調合師”の“居ない”間の“話”ーーーーだった。
“ユリシア”の“中”に“居た”友理奈にも、例え“数ヶ月”でも「故郷ですからね?」と。
“ふふふ”と妖しく笑ってみせた。“兄”と“師”に。




