・よしっ呑むか!・
と、言う事でだ。晩飯も済んだし“呑み”に突入したのだった。ーー
懲りろと?無理だろ。
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そんな訳で陽藍を引き留め、“情報収集”した訳だ。“イチゴとシランに教えて貰え”ーー奴はそう言ったがな。××××××××××
翌朝、ようやく“旅立て”た訳だ。ーーーーの、前に。
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「“例の花”の種は? おまえが持ってんのか? 陽藍。ーー」
「?? “此処”に在るだろ? “花”が。ーーイチゴ?」
「陽藍さま。今は“あの花”の時期ではありませんよ? 今は咲いていませんから、種は溢れません。」
「あの花って、“どれ”の事を言ってるんだ?」
と、“酒”を手に戻って来たシランが言ったのだが。陽藍が彼を指さしたのだった。“其れ”だよーーと。
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大声を上げたのは、ーーーーーー俺だった。
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「ーーっ、うるさっ! カーズィさん何?! うるさいよ!」
マミアーノが苦言した。ミーディもリッツも引き気味だ。ーーーー煩いな。今“大事”な処だよっ。待てって。
「ーーーーッ!“秘薬”!ーーーーーーッっッツっ!在るじゃねえか!」
俺の言葉に面食らったのは、マミアーノ達は元よりで、シランもだった。
後、イチゴも若干。あ、ファリスは居ないぞ?“本宮”で寝るそうだ。ユリシアが“一緒に……”と言ったが、顔を赤らめたファリスが、流石に断った。苦肉の策で、ペルウィアナとユリシアと、後“マージー”も一緒に、寝るそうだ。イチゴは?と思ったら、
“御婦人がいらっしゃるのならば、私は『離邸』で休みますよ。”と。
“『宮』には『結界』が施されていますから、安心してお休みください。ーー”だ、そうだ。
至れり尽くせりだね、此の“邸”は。“宮”とは、コイツ等“王族”の住処ーーの表現らしい。“ミヤ”と表現したり、“キュウ”と表現したりするのは、“言葉”の“読み方”の“違い”だと。
良く分からんが同じ意味らしいぞ。“オン”と“クン”という“読み方”が“在る”そうだ。
“元は陽藍様が持ち込んだ文字ですーー”だとさ。あんたは何でも“持ち込ん”でるな。後は“何”ーー持って来たんだ?“女”か? 聞いたら否定された。 持ち込んでそーだ。
さておきと。
ああファリス? 一応“護衛”でも無いがな。“居ない”より“マシ”かなーーと。
俺が“本宮”でユリシアとファリスと同室って案も出たんだが、それならイチゴもペルウィアナと寝れるしと思ったが、イチゴが言うには、“僕とペルウィアナは元より別室ですよ?”と。
……………………………だってあんた…………………婚約中って。…………………………嫌言うまい。人其々だからな。
さておきそれだとマージーが………………あれだし。(どれだ。)
な…………………訳で、マミアーノ達の視線も痛かったので、俺とユリシアの同室は却下された。ユリシアは不安そうだったが、じゃあファリスだけ本宮に行って貰おうという事で、話は落ち着いた。
シランが“護衛”に“就くか?”とイチゴへ聞いたが、“大丈夫だろう”ーーと。シランも此処の“離邸”に泊まるそうだ。明日から俺達の“付き添い”をしてくれるそうだ。
明日から俺達は、一先ず“隣国”へーー“飛ぶ”。イチゴとシランに送られてーーだ。そこで改めて“レザード”と合流して、“種集め”開始な訳だ。本当は、
レザードの“御先祖”さんが“生きて”て、その人達が手伝ってくれるのが、一番らしいーーが、御先祖さん達は、御先祖さん達で、
やる事が“在る”ーーと。“仲間”が“行方不明”で、もう何百年か前から、“捜してる”ーーーーらしい。と。
え? ーーーーー何それ?
「そもそも何で“先祖”が生きてんの?」
「“白神”様の“使い”なんですよ、レザードの御先祖様と、仲間の皆様が。此の“星”の過去の“勇者”だったんです。“神を助け星を救った者”ーーとして。神を助けた事を“縁”として、その時から“使い”に成ったとされています。詳しくはレザードに聞いた方が。知りたいのならば。」
……………………………はあ。………………………良くわからん。ま、いいか。種と関係無いしな。
「分かった。」ーーと俺は答えた。
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で。
そういう訳で、ユリシア達は本宮に置いて来て、俺達は此方の“離邸”に移動した訳だ。十分な広さだよ。部屋数も其れなりでな。“客”を泊める為に、もとは建てたとかで。だが今は、あの“グラスペディア”の住まいらしい。なんでも、元々は奴、グラスペディアは、『宮殿』に居たんだそうだ。宮殿の庭に在る、やはり“別棟”のひとつで寝起きしてたらしい。
何故かというと、奴は“みなしご”なんだそうだ。親は戦いの混乱で、亡くなったのではないかーーと。言う事だった。此処は“ハナ国”という“クニ”なんだそうだが、ハナ国の隣に、“テラピー皇国”ーーという“クニ”が在るそうだ。その“テラピー皇国”にてだな、昔“魔獣”と呼ばれる“獣”達ーー俺達の星の“バドラー”の事だろう。それ等が“暴れ出した”と。イチゴが子供時代の事らしいが、ペルウィアナの“生まれる前”ーーだとかで。ん?イチゴ。ーーお前“幾つ”なんだ? 歳は。
ま、いいけど。
で、ーーだ。その際の“戦い”で、その“鎮圧”に参加した“冒険者”達ーー“アウトワーカー”の事だな。が、居た訳だが。
恐らく“バドラー”にやられて亡くなったひとの、誰かの“子供”なのだろうーーと。
怪我はしてなかったが、汚れた“格好”で“発見”され“保護”されたらしい。だが、どうして“隣国”で保護されたグラスペディアが、此の隣の“クニ”に、居るのかーーは、此の国の王さんが、連れて帰って来たんだとさ。何故?“名前”が言えたかららしい。“グラスペディア”と。
つまり。
その“名”ならば、恐らく“我が国”の“者”で“在ろう”ーーと。と、言う事らしい。
「? ? なんで“名前”で“わかる”んです?」
ミーディがそう言うので、俺は思わずきょとんとした。嫌だって。
「ミーディ。“グラスペディア”って“植物”の“名”だからな? “イチゴ”に“シラー・ペルウィアナ”ーーそれに“シラン”。後“ベニバナ”も居た。だったらもう“解る”な?」
ミーディは“はい?”と言った。“わかりません”よーーーーと。ぉぃまじか。“グラス”ってついてるのにか? ミーディさん。まじかこいつ。若干頭痛いぞ俺は。ーーーーーーーーーー
見ろ。イチゴとシランが苦笑いしてた。が、ーーーーーーーー
「流石だな、“調合師”君。得意分野はやっぱり“毒”か?」
陽藍が“そう”言ったのだったーーーーーーーー俺は苦笑したが。答えた。“いいや”と。
得意“分野”なら、「残念、“アルコール”だよ」ーーーーーーーーと。
「ま、それは良いとして“飲む”んだろ? 此れ。丁度頃合いだな。おい“イチゴ”グラスーー」と。“シラン”が言った。
当然だが“俺”は“待った”を掛けたのだった。ーーーーーー何“秘薬”呑もうとしてんの?“其れ”、“俺”の“目的”だからな?と。
“此れ”を“手に入れ”に来たのに、“目的”飲まれちまったら、泣くからな?俺は。××××××××××××××××××全く。何なんだよ。×××××××××××××××××××××
「ふ。悪いなーー“カーズィ”」
陽藍が言った。
「“此れ”は、“俺”の、“前から”の“愉しみ”だーー」
ーー悪い“予感”が、する。緊張が走るーー。
陽藍の“唇”がーー再び“動い”ーーた。
「“呑む”に“決まってる”だろ。シラン、グラスくれー」
「待てーっ!!?」
夜は“更けた”のだった。××××××××××××




