・茶がーー多過ぎる…………。よな?と・
取り敢えずと俺は思うのだ。先にペルウィアナという少女が淹れてくれた茶があるのに、
グラスペディアも『淹れて』来たなーーと。しかも、『人数分』だった。多いよお前等。
俺は疲れたからもう酒が飲みたいよ。はあ。×××××××××××
と、空間を“ぶんっ!”ーーと音がした。シランが“居た”。ーーーーっ!何でだ?!
「置いて来た。引き渡して来たから、暫くは“大人しい”だろう。ーーシャーリンさん、あんた随分“寛大”なんだな。で?“姫さん”は?」
「嫌ー待て。絶対待て? シランて言ったな?“どうやって”戻って来た?」
「んん? 説明面倒だな。“彼奴”にでも聞けよ。俺は“彼奴”に習っただけだからな。」
シランはそう答えた。“で?姫さんは?”と。イチゴへ言いながら。
×××××××××××××
「姉上はペルウィアナを連れて行っちゃったよシラン。ーーそれよりお茶飲まない?」
「………………………暢気な奴だな。“師匠”の影響かよ?」
「“人聞き”悪いな?坊や達。俺の“悪口”か?」
「!!」
「フェアリーヴァース?!なんでーーっ」
叫んだのは、シランだったが、“フェアリーヴァース”は、言った。“其の名を出すな”よーーと。
××××××××××××××
「ーー悪かった。つい。いつ来たーーは、愚問か。ーー悪かった。」
シランが言うと、陽藍事“フェアリーヴァース”は、笑ったのだった。イチゴが話し始めた。×××××××××××
「ーー事後報告かよ。王子サン。たくっ、あんたも大概“反省しない”よな?」
イチゴは、シランへ、“此の星で先刻起きた事態”ーーと、“其れに依り俺達が此の星に在る理由”ーーについて説明したのだった。簡潔にだが。で、ーー
「んで、その“当事者”達は、ーー何で“暢気”に、茶をすすってんだ?」
シランは俺達にーーそう言ったのだった。陽藍が代表して答えた。“冷めるから?”ーーと。“折角だし?”と。
やや疲れた俺は冷めるし勿体無いし折角だし、食卓なのかテーブルに置かれた“二種類”の“茶”をーー味わい始めたのだった。フェアリーヴァースと呼ばれた“陽藍”と一緒に。
後ファリスが其れに加わり談話になり、俺はユリシアを促して座らせたのだった。茶に興味あったユリシアもーー躊躇いよりも好奇心に従った。そんな感じだ。
開き直ったリッツが茶を手にして流石に座らずに飲み始まった時に、イチゴの話を聞いて在たシランが、流石に苦言したのだったが、丁度吊られて手を伸ばしたミーディは、味わい損ねたのだった。ちょっと遅いんだよ、お前は。マミアーノ?フェアリーヴァース“登場”に、固まった“まま”だったよ。何でか知らんが。ああ、マージーなら……………………………………。
綺麗な顔の“ふたり”が、語らってたもんだからさ。…………………………………………。そういう“訳”だったよ。…………………………………見過ぎだからな。……………………………………………………。恥ずかしい奴だ。
「“茶”の感想は、置いとくとしてーーだ。“種”だよ、“種”。此の“庭”のは“駄目”だって言われたぜ? 話が違うじゃ無えか。なあ?」
「ん? ああ、イチゴが“駄目”だって? まあーー此処のはなあ。“研究途中”のだからな。」
「ん? つまり?」
「だから。此処の庭のは、俺の依頼でイチゴが育ててるんだ。俺の“星”から持って来た“種”が、此方の星に“合う”かの“実験”だな。」
「? つまり元々“此の星”に“無かった”種か。なら駄目だな。だったら“あんた等”の星から“直接”貰うのは“駄目”なのか?」
「其れは“最終手段”だと俺は思うな。」
「? なんで“最終手段”? 」
「“星”の“環境”が“似てる”、“似てない”で言えば“お前”なら理解るか?」
俺は思わず“あ〜”と言って頭を抱えたのだった。そういう事かと。
「?? つまり??」
疑問を代表して、そう言ったのは、ファリスだった様だ。
×××××××××××
「ーーって事だ、ファリス。理解した?」
俺はファリスにそう言った。説明してやった。ついでに。諦めた“シラン”が、茶請け出して来たので、有難く頂いたわ。つうか、腹減ったな。
「“此の星の意味”かーーつうか、腹減ったんだが、近くに“飯屋”は?」
「? なんで“わざわざ”?」
俺が問うとシランが不思議そうにして、イチゴを見た。イチゴも同じ様な感じで。何だよ?
「? 態々つうか、後“宿屋”も教えてくれ。なあ、陽藍?貰った“金”は、“此の星”で使えるってあんた“言った”よな? 大丈夫なんだろ?」
俺がそう言うと陽藍は頷いた。“大丈夫だ。”使えると言って。“んじゃいくか”ーーと、俺は席を立ったのだった。ーーーーーーーーーー
「だから、なんで“わざわざ”?」
「そうだな。シラン、イチゴ。俺の“友”はーー“こんな時間”に、“友”を“邸”から、“追い出す”男だったかな?」
「!!」
「レザード?!」
「遅かったな。忙しいのか? レザード坊や。」
「ーー陽藍さまーー。“坊や”は流石にやめて戴きたいかなと思います。ましてや“人前”ですから。ーーーーああ、イチゴ、“邪魔”しているぞ。」
「何だーー坊や。“ふたりきり”なら“良い”のか? 御前案外言い方“やらしい”な。さてと」
「嫌待て×10。『さて』じゃなくてだな。次から次と。今来た“奴”は“誰”だよ?」
「どれだけ“待たす”気だ? 今来た奴なら“王子様”だろ。他に“質問”は?“調合師”君?ーー」
「ん? 嫌? レザード御前もう“王弟”か? そうだったな。悪い“訂正”しとくな。」
「だから待てって。」
「何を?」
「“オウジ”に、“オウテイ”って、何だよ? 俺達の“言葉”に“変換”しろよ。理解らねえって。たくーーな。」
「無い。」 「…………………………………………、は?」
「だから無いよ。」 「……………………………………………、何が?」
「御前等の“星”、“王族”居ないもんな。だから“無い”んだよ。こいつ等“王族”だよ。レザードは“王弟”で、イチゴは“王太子”。因みに其々“違う”『国』のだ。」
溜息の後に、俺は言った。ーーーーーーーーーーー
「『クニ』とは?」と。
なあ。まじで何?×××××××××××××××××××
「ーーーーつまり。ーーーー『街』や『村』が、沢山集って、“区切り”があって、だ。ーーで、そんなのを“幾つか”集めたのを『クニ』と呼ぶんだな?」
陽藍が頷く。マジか。
「更にーーーーー『クニ』ってのが、幾つも『ある』と?ーーーーーーー」
陽藍が、頷く。ーーーーマジか。
俺だけじゃ無い。“ファリス”以外俺と同じ反応だったぞ?なあ?
ファリスおまえ“知ってた”ろ?マジかこいつ。侮れないなお前。
「“茶葉”も色々あるから、ゆっくり“探せ”よ。で、イチゴーー、シラン。“カルミア”の件だけどな。ーーーー」
陽藍は、そう言ったのだった。“取り敢えず宿探すかー遅くなる前に”そう呟いた俺を“余所”に。
「だから? 王子“さん”達が“言って”るんだから、“泊めて”貰えば良いだろ? 女性陣は此の“本宮”で良いだろ? 男連中は“別棟”に寝て貰えば? なあ? “問題”無いんだろ?」
「そういう事だな。イチゴ、暫く“シラン”借りれるか? レザード“借りっ放し”とも行かないだろ。一応“王弟”だし?」
“後王様も借り出してるし?”と、陽藍は“不吉”な事を言い放ったのだった。勿論けろりと。
「? 何故“シラン”なんですか? 陽藍様? 僕が“行き”ますよ?」
更に“けろり”と言ったのは“弟子”の方で、流石の“師匠”がぎくりと慌てたので在った。
“おまえ、『王太子』なんだぞ?”と。ーーーーーーつまり、何?
どう“転んで”も、マージーに“美味しい”と。嫌駄目だろ。やめてくれ。頼むよ。




