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・調合師、仕事の依頼を受ける。・

 「ーーで?」


 「『ーーで?』じゃあ無いよ、聞いておけよ。『分担』するって言っただろ。」


 原 理は、陸に叱られた。


 「いや、『グループ別け』を………………教えてもらおうかと…………思っ……、っ」



 最後の方は、陸の威圧に敗北したのか、言えてなかったぞ。瞳を逸した。



 陸が溜息。おい、色っぽいな?お前も『男』だよな?



 「一応言うけど、僕のが『歳上』だよ。」ーーと、陸が言った。



 「………………………誰の?」ーー俺は気になったので、聞いてみたのだ。



 「キルシュ君よりさ。」ーー陸は言ったのだった。ーーは?



 「俺が『31』、で陸は『30』だからな。巧は『20』で、海が『16』ね。」




 ……………………………………………………………………え?




 「ーーと、さっき言った『洸』は、26だな。今は『子供の姿』だけどな。」



 「因みに『お父さん』ーー『華月 陽藍』なら今『51』だよ。で、『この子達』は海と同い年ね。『スクール・メイト』だよ。聞かれそうだから先に答えるけど。」


 「で、ついでに『俺』は『洸君』と『い年』だけどね。友理ユリはひとつ『下』。ユリシアさんは『かってた』と思うけど。」





 俺は思わず言ったのだった。




 「おまえらの星にはーー『賢者の石』でもーー存在るのかーー?」と。




 無いと言われたがな。





 ×  ×  ×



 「馬鹿な事言ってないで、『別ける』よ。」


 陸は言ったのだった。


 ×  ×  ×


 「巧と海は『別け』る?」


 「う~ん。難しいな………。先ず『分かってる入口』だけで、でかいのが、『三つ』なんだろ?じゃあ、取り敢えず『三つ』に分けてから、バランスみよう。」


 陸の言葉に、龍が答えた。



 俺達は、『依頼』されたのだ。『洞穴ダンジョン』探索を。



 ×  ×  ×


 先ず洞穴だが、『薬草』が在る。薬草は主に『薬』になる。そのままだと大概が苦いし、『強い』からだ。効き過ぎちまうという事だ。物によっては、毒素を含む。だから、『加工』するんだ。薬や、食品にな。




 で、普段『洞窟』や『洞穴』は、『魔物』が入り込んでるんだ。奴等の『食料』にもなるからな。アイツ等は『毒素』を取り除ける『体質』なんだとよ。便利だな。取り除くというのか、排出出来る体質と言えば良いのか。そういう『連中』なんだ。『獣』型もいりゃ『人』型もいるが、大概が同じだ。『人』を『倒しに』向って来る。危険な連中だ。一部は食える。焼くと硬いから、煮ると良いらしい。野性のアイツ等を食う気にならんので、俺は食べない派だ。臭みが鼻に付くんだよ。ビーフやシープやピッグやバード系で十分旨いだろ。昔『食って』みたが、微妙だったぞ。筋っぽくてな。



 シープやバード系の中のチキンなんて安価だが、俺はビーフが好きだね。煮ても焼いてもさ。ピッグは時と場合による。ーーて、今はそれどころでは無い。いかんいかん。



 まあ、『洞穴』にしろ、『洞窟』にしろ、『危険』はあるって話なんだ。だから『アウト×ワーカー』がいるんだ。『薬草』を手に入れる為にな。



 洞窟じゃなくとも『魔物』はいるがな。その辺にでも。森の奥とかにもな。




 ×  ×  ×


 「ちょっといいか?」


 リィンツィオだった。彼は言う。


 「俺達は『チーム』のままの方が……いいんだが……」と。そりゃそうだ。



 「理解ってるけど、それだと『戦力』が足りないって話だよ。」


 陸がそう『宣言』したのだったーー『巧と海付けても足りないな』とーー





 そんなにか?




 ❂__❂__❂



 結論だけ言う。



 リィンツィオ達は、『バラされ』た。今回に限り。



 『勉強だと思え』と。


 そして『優』は『不参戦』だ。海に『一言』言われた優はーー『頭が痛いーー』と主張したのだった。陸に頼まれた龍が、『薫草コウソウ亭』にーー連れてった。何故かって?



 「俺達の『父親』の『協力者』だからね。店主マスターがさ。」と。



 龍が笑ったのだった。



 龍は『別に』動くらしいーー「調べたい事ーー在るから」と。




 そして『俺達』は各々にーー動き出したのだ。依頼者『陸』の号令のもとに。




 『報酬』有るなら、やるわな。『前金』で『ごっそり』貰ったわ。ーー金持ちめ。請け負ったぜっ!





 ❂__❂__❂



 ・チームリーダー『巧』組。メンバー『俺』、『ユリシア』、『リィンツィオ』、『直夏』、『原』、『リッツ』



 ・チームリーダー『陸』組。『友理奈』、『加野』、『相瀬良』


 ・チームリーダー『悠緋』組。メンバー『海』、『深織』、『ディランズ』、『マミアーノ』、『ミーディ』


 ……………と、振り分けたところで、『ノミニオ』が余った。そして練り直した。



 ・チームリーダー『巧』組。メンバー『俺』、『ユリシア』、『リィンツィオ』、『直夏』、『原』、『リッツ』に、『加野』がーー加わり、


 ・チームリーダー『悠緋』組。メンバー『海』、『深織』、『ディランズ』、『マミアーノ』、『ミーディ』に、『相瀬良』がーー加わった。



 ノミニオは加野と相瀬良の代わりに、陸と行く事となった。



 陸のところが少な過ぎると俺は主張したが、「多いだよ」ーーと言われ、更に直夏が、



 「陸君、俺の10倍は強いよ。ーーもっとかーー」と言ったのだった。巧が難しい顔をした。それから言った。




 「直兄で例えるより、『多分僕の1000倍は強い』って言えばいいかな?」と。



 そしてユリナも言った。「寧ろ『私』、『足手まとい』ですよ。」と。笑顔で。



 「ま、本当はミーディ君連れて行こうかと思ったけど、君『回復』使えるみたいだから。マミアーノも『回復』使えるからね。気休めかもしれないけど。」と。




 「無理は『しない』『させない』理解った?やばかったら『呼んで。』いい?『海』、『巧』、

絶対『無理』するなよ?」




 「陸、心配症が過ぎるのは、『お父さん』似。大丈夫だって。巧には直夏ついてくし、海には悠緋君達、付けたろ。問題児『友理奈』はお前が『みる』しな。な?」



 「ちょっとーー龍さ、ーー『お兄さま?』」


 ユリナは不満を言った。半眼で睨まれただけだった。『飛ぶな』よ?と。





 俺には『何の事だか』理解らなかったーー。






 ❂__❂__❂



 そして、








 「あ、巧居ないんだっけ。ちょっと『不安』になって来ちゃった。………大丈夫…………かな?」




 スタート直後に『海』がそう言ったらしかった。





 「……………………海君…………………」  「早いよ……………」   「原居なくて良かったな。『萌え』ポイントだろ。」




 悠緋と深織と相瀬良 広陽に……………………………言われたらしかった。






 その頃、





 「直兄。………………………海『未だ』泣いてないよね?……………………大丈夫かなあ。」


 「巧さん…………………過保護………………」



 「あのなあ、巧。いくらなんでも『未だ』大丈夫だろ。……………多分『未だ』な。」



 と、巧と直夏の間に、原 理がーー言ったのだった。



 『未だ?』



 「だって直兄、『海』だよ?侮らないでよ。彼奴ーー『エネルギー』の『塊』なんだよ?泣いて『暴走』したら、…………………………………………………………さ。笑えないからね?」と。







 「壊さなきゃいいけど…………………。」と。







 何やら『不吉』な事を…………………………………………言い放ったのだ。直夏が『多分大丈夫……』と言ったのだった。




 「何で『俺』だけ………………………『此方・・』なんだろ。ちっ」


 と、原が言ったのが聞こえた。



 「原、『』居るからな?ちっ、友理奈さんと離れた。ちっ」



 加野 なつめが、そう言った。



 「なつめ、『俺』るからな?」


 直夏は真顔で加野を咎めた。




 「舌打ちやめなよね?『次』やったら『減点・・』するよ?いい?」



 最後に巧が言ったのだった。



 リィンツィオとリッツが、俺と同じ『疑問』を口にしたーー『減点?』と。




 巧『達』はーー答えなかった。

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