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幕間
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きみは暗い廊下を歩く。すぐそばで囀る大きな声もきみには断片的にしか届かない。
きみは誰にも干渉されたくない。きみの個人的イベントはきみだけのものだ。
お祝いはやっぱり赤飯だね。
絶対だよ。
何度も聞こえる声にきみは耳を塞ぐ。
そして今日もまた。
きみは誰も受け入れない。
天使はいなかった。
女神は言葉だけだった。
そして魔女は笑う。
大丈夫。何とかする。
鬼は外。福は内。
きみは光をもとめてさまよいつづける。
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