23話小話4
小話です。多分今までで1番短いです。
「『モモミネウィンドリグレット』マスターアップ記念ムービー!」
秋風 竜胆
「科若先輩、今日は『シュガーベーグル』新作の、『モモミネウィンドリグレット』のマスターアップ記念のムービーらしいですよ?」
科若 胡桃
「それはいいんだけど……どうして秋風さんと私だけなの……?」
秋風 竜胆
「ええっと……確かに私と先輩はあまり面識ありませんよね……すみません……」
科若 胡桃
「いや、そうじゃなくて。こういう場合って基本メインヒロインの4人か、せめて私じゃなくて、パッケージのセンターを占めてる萩野さんとかじゃないの?」
秋風 竜胆
「あぁ……それは……いつものやつです……」
科若 胡桃
「あー……いわゆる、ダブルブッキングってやつ?」
秋風 竜胆
「『シュガーベーグル』の、悪しき伝統です……」
科若 胡桃
「前作『ハナイロブルーミング』では男性陣が揃うことがなくて、数作前の『マゴコロストライク』のときなんか、確か発売カウントダウンの発売当日のムービーにメインが揃わなかったんだよね」
秋風 竜胆
「そ、その代わり作品の内容はちゃんとしてますので!『モモミネウィンドリグレット』を是非!よろしくお願いします!」
科若 胡桃
「出来れば全部ちゃんとしてほしいって、ファンの皆さんは思ってると思うよ……?ハハハハ……」
秋風 竜胆
「発売カウントダウンやマスターアップ記念によくダブルブッキングする『シュガーベーグル』新作、『モモミネウィンドリグレット』の発売は、10月―――」
………………。
…………。
……。
目が覚める。
朝だ。
さっきの夢と似たような夢を、今までにも見たことがある。
確か前は、「発売カウントダウンムービー」の発売の何日か前の映像だったっけ。
向こうの世界にいたときは「シュガーベーグル」も「モモミネウィンドリグレット」も、何のことだか分からなかったけど、この世界に来てから桜木君に会って、話して分かった。
ああいうのはこういうことだったのか……。
人生の謎の一つが解けた。
このこと、桜木君に伝えたら喜ぶのかな?
それとも夢落ちだったとガッカリするかな?
兎にも角にも、彼の反応が面白そうなので、何か話題に困ったときに言ってあげよう。
そういえば今の夢、憂ちゃんへの呼び方が出会ってすぐのときと同じみたいに「荻野さん」になってたな。
さて、起きて準備しないと。
今日のこれが短かった代わりに(?)、
明日は実験的な意味も含めて10話ほど投稿しようと思っています。
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