第27話 虎牢関攻略戦
何と言いますか、この話を書いてて霞には非常に親近感がわいてきたんですよねぇ。
性格的にではなく、周りのフォローに勤しむという意味で。
―――――虎牢関城壁。
シ水関陥落から数日後。虎牢関へ撤退を余儀なくされた張遼達は、現在城壁の上から迫りくる連合軍の軍勢の様子を窺っている。
「来たな……。例の五人組は……今回は前には出とらんみたいやけど……油断は出来んな……」
「むぅぅ……」
華雄はシ水関での戦闘を思い出し、右手をぎゅっと握りしめ、悔しげに唸る。
「これも華雄がシ水関を放棄するような事態を招いたからなのです! まったく、軍師のねねの事も少しは考えてほしいのですっ!」
「ぐぬぬ……」
華雄は険しい表情で唸りながら、自身を非難した陳宮の胸ぐらを両手で掴み、持ち上げてそのまま締め上げる。
おかげで背の低い陳宮は空中に宙ぶらりんの状態である。
「りょ、呂布どのぉ……。けだものが、いじめるのですぅ……」
「…………なかよく」
「わ、分かっているっ! ……ううっ、兵の確認をしてくるっ!」
華雄は陳宮からパッと手を離し、バツが悪そうにその場を小走りに後にした。
「悪い奴やないねんけどなぁ。ねねも、ちょっと言い過ぎやで」
「うぅ……。ねねは悪くないのです……」
「ま、ええわ。恋、何とかなりそうか?」
「…………なんとかする」
「せやねぇ……。何とかせんと、月も賈駆っちも守れんか……。それに、あんたの王国もな」
呂布は張遼の言葉に無言で頷く。
「んー。陣形の展開もなかなかやな。この手の定石は籠城やし、向こうもそのつもりなんやろうけど……あんまり時間を掛ける訳にもいかんしなぁ」
張遼が下の街道で展開している連合軍の部隊を観察しながら思案を巡らせている時、一人の兵士が駆けつけて声を張り上げる。
「申し上げます!」
「何や? 敵の状況ならちゃーんと見えとるで!」
「はっ。あの……華雄殿が出撃されるようです」
「…………はぁっ!? 何やそれ!」
「そ、そんなの聞いていないのですっ!」
慌てふためく張遼と陳宮をよそに、その言葉が真実である事を告げるかの如く関内から城門が開け放たれる重苦しい音が響き、続いて華雄が率いる兵士達の雄叫びも聞こえてきた。
「前言撤回や! あんの猪……!」
「……出る」
呂布は方天画戟を肩に担ぎ、出撃態勢を取る。
「呂布殿っ!」
「……しゃあないやろ! せめて華雄を引きずり戻さんと、月に合わせる顔が無いわ! 陳宮は関の防備、しっかり頼むで!」
「分かったのですっ!」
………
……
…
「……出て来たわね。シ水関の時と言い、連中は籠城戦を知らないのかしら?」
虎牢関から飛び出してきた華雄の部隊を見つめ、華琳は呆れ果てながら呟く。
「旗印は華。……先日の失態を取り戻そうと思って、華雄が独走したのではないかと」
「春蘭でもしないわよ。そういう事は」
「華琳様、どうして私を引き合いに……」
春蘭は口をへの字にして不満を露わにする。
「華琳、後続の部隊も出て来たぞ。旗は呂と張だそうだ」
「華雄の独走に引きずり出された、と言った所でしょうね。まあいいわ、零治達は他の部隊にも通達の指示。本作戦は、敵が関を出て来た場合の対応で行う」
「了解した。お前ら、行くぞ」
「ええ」
「はっ!」
「分かった!」
「はーい」
零治と亜弥は華琳の指示に従い、凪達三人を連れてその場を後にする。
「……さて、流琉」
華琳は流琉に視線を移し、名を呼ぶ。
「お側に」
「確かこれが初陣になるのよね……。この間は遠巻きに見ているだけだったけれど、実際に相手を目の前にして、どうかしら?」
「正直……ちょっと怖いです。熊や虎を退治した事はありますけど……」
「……そちらの方が凄くない?」
華琳は頬を引きつらせる。
武装した人間と野生の熊や虎。話が通じる者と通じない者ならどちらが怖いかなど考えるまでも無いだろう。
「大丈夫だよ! ボクも一緒に戦うから、頑張ろうね!」
「季衣……」
「それに、奈々瑠と臥々瑠も一緒だから心配ないよ。この二人、すっごく強いから!」
「うんうん、どーんと任せといて!」
「はい。危なくなったらすぐに助けに行ってあげますから、安心してください」
「皆さん…………はいっ! よろしくお願いしますね!」
「さて、流琉が大丈夫なら行動を開始するわよ」
華琳は満足げに頷き、ゆっくりと後方に控えてる兵達に、力強く声を発する。
「聞け! 曹の旗に集いし勇者達よ! この一戦こそ、今まで築いた我ら全ての風評が真実である事を証明する戦い! 黄巾を討ったその実力が本物である事を、天下に知らしめてやりなさい!」
華琳の激に、兵士達は手に持ってる各々の武器を天に掲げ、力強い雄叫びを上げる。
「総員突撃! 敵軍全てを飲み干してしまえ!」
号令と共に華琳の軍勢が虎牢関を飛び出してきた華雄の軍勢に一斉に突撃を開始する。
それに呼応するかの如く華雄の部隊も突撃する。
街道には大量の砂煙が巻き上がり、やがて双方の部隊が激突。辺りに鉄と鉄のぶつかり合う金属音と、双方の兵達の雄叫びが木霊する。
「クックック。華雄……どこまでも愚かしい奴だ……」
後方でその戦いを眺め、嘲笑うかのように黒狼は冷笑し、喉を鳴らす。
「黒狼。僕達は後方で眺めているだけでいいのかい?」
「まったくだぜ。オレ達も行って、今度こそ完膚なきまでに叩き潰してやろうぜ」
「結果の見えている戦いに参加して何の意味がある……」
「ふーん。まあ、僕はあんな泥臭い事、進んで参加する気は無いから別にいいけどね」
「ああ? 二人して腑抜けやがったのかぁ? だったらオレ一人で行かせてもらうぜ」
銀狼は村正を手に、前方の戦場へ向かおうとする。だが……。
「銀狼……」
「っ!? な、何だよ……?」
「貴様、先日私が言った事を忘れたのか……?」
黒狼は眼を細めながら低い声で銀狼を呼び止める。
銀狼は何も言いこそしないが、不満を露わにする。
「私の命令が聞けないのなら、その身に分からせてやった方がいいのか?」
「……チッ! 分かったよ……」
「ククク。バカだなぁ、銀狼。黒狼に逆らおうとするなんてさぁ」
「何だとぉ!」
「貴様ら、揉め事なら向こうでやれ。……ん? 華雄の軍勢が劣勢に立たされ始めたか。勝敗は決したな」
………
……
…
「くぅぅ……っ!」
前回の戦い同様に次々と兵を失い、劣勢に立たされてる華雄は忌々しげに歯ぎしりをする。
「あーっ! やっとおった! この、どあほう! とっとと帰るで!」
その場に駆け付けた張遼が毒づきながら華雄の首根っこを掴み、ズルズルと引っ張りながら来た道を戻り始める。
「張遼! 離せ、私はまだ戦える……っ!」
「どんだけアホ晒しゃあ気ぃすむねん! せめてそういう事は、虎牢関の上からにしとき!」
「はーなーせー!」
ジタバタと暴れる華雄をよそに、張遼は周りの兵士達にも大声で呼びかける。
「撤退や! 撤退! 虎牢関に戻れば、まだ充分戦えるわ! 皆もはよ戻り!」
「…………霞」
「いま取り込み中や!」
「……ねねから連絡」
「何や。手短にな」
張遼に促され、呂布が連れてきた兵が報告を始める。
「報告です! 先程賈駆様より連絡があり、非常事態あり。虎牢関を放棄し、至急戻られたしとの事!」
「何やて……!? 誤報とちゃうやろうな」
「印は董卓様の物だったそうです。陳宮様は、既に撤退の準備を始めておいでです!」
「十常侍のヒヒジジイどもめ……。都に誰も残しとらんかったのは失敗やったか。詠のアホ、全然大丈夫やないやないか……!」
「……霞」
「次から次に何や! ウチ、一人やねんぞ!」
「…………関に人」
「人って……ちょっ! やばいっ! あの軍、劉備のとこか! 奴らに突入されたら、ウチら帰る所が無くなるで!」
「…………先に行く」
「任せた! ほら、華雄もさっさと戻る!」
「う、うぅ……」
呂布は単身、虎牢関の突入しようとしている劉備軍目掛けて走り出した。
「おらぁ! 総員駆け足ー! ここで突入すれば、虎牢関はあたいらのもんだぞっ!」
「皆さん、急いでくださーい!」
「…………そうはさせない」
顔良と文醜の前に、呂布が立ちはだかる。
「きゃっ!」
「お、呂布じゃんか! 勝負だっ!」
「…………時間無いから本気でいく」
呂布は方天画戟をゆっくりと肩に担いだかと思いきや、眼にも止まらぬ速さで顔良と文醜の二人に斬撃を浴びせる。
「どわぁっ!?」
「きゃああっ!」
文醜と顔良の二人は咄嗟に防御を行ったので難を逃れたが、その衝撃までは受け止めきれず、一気に後方へと押し返されてしまった。
「く……っ! 遅かったか……! 大丈夫か、二人とも!」
そこへ、関羽と張飛が駆けつける。
「な、何とか……。ありがとうございます」
「ひゃー! 死ぬかと思ったぁ……!」
「愛紗! 鈴々が行くのだ!」
「待て鈴々! 一人では無理だ!」
「大丈夫なのだ! でえええええいっ!」
張飛は高速の突きを呂布に放つ。だが……。
「…………当たらない」
呂布は戟を片手で振り上げ、いとも簡単にその突きを捌く。
「にゃにゃーっ!? こいつ、強いのだ……っ!」
「だから無理だと言ったろう!」
「……あら、劉備の軍も来ていたのね」
「……お主、孫策……」
「これが呂布? 強いって聞いているけれど……こんなぼーっとした子が、そんなに強いの?」
「……桁違いだ。すまんが助力を頼めるか?」
「ふふっ。高いわよ?」
「この場の一番乗りなら譲ってやる」
「あら、気前が良い事。……気に入ったわ」
「よし! ならば、三方より一斉にかかるぞ!」
「分かったのだ!」
「ええ!」
関羽、張飛、孫策の三人は呂布を取り囲み、一斉に攻撃を仕掛けようとする。しかし……。
「…………遅い」
それよりも早く、呂布が三連撃を浴びせ、三人を押しのける。
「くぅっ!」
「うひゃあっ!」
「ぐっ!」
「恋! ようやった! アンタもはよ戻りっ!」
「ぐむむむー!」
「…………分かった」
呂布と合流した張遼は、華雄を引きずりながら呂布と共に虎牢関内に撤退した。
「ちっ!」
「待つのだー! 勝負するのだー!」
「今は退け、鈴々。相手も状況も悪い。無理をしてこちら傷付けば、ご主人様と桃香様が悲しむぞ?」
「うぅ……分かったのだ」
「……こっちも潮時みたいね。残念。一番乗りを貰い損ねちゃったかしら」
「すまんな、借りは返せそうにない」
「私一人でも状況は変わらなかったでしょうよ。ま、そのうち返してくれればいいわ」
「ならば退くぞ! せめて、殿は務めさせてくれ」
「そこまで気前よく払わなくてもいいのに……。総員退け! 作戦は失敗した!」
「総員、下がるのだ! 撤退なのだ!」
「撤退! 撤退ー! 砦の上から矢が来るぞ!」
連合軍の虎牢関攻略の初戦は失敗に終わり、撤退を余儀なくされる。
だがその翌日、虎牢関内に異変が起こった。
「…………虎牢関が、無人?」
秋蘭からの報告を受けた華琳は驚きの表情で言う。
「はい。袁紹が偵察を放ったところ、中には呂布どころか猫の子一匹居なかったそうで」
「何の罠かしら」
「分かりません。呂布も張遼も健在な現状、虎牢関を捨てる価値はどこにもありませんし」
桂花も困惑の表情を浮かべながら言う。
「んー? 他所で挙兵があったから、そっちの対応に向かった……とかじゃないのか?」
と、零治が口を挟む。
「そんな報告は入っていないわ。そもそも挙兵したい諸侯が集まったのがこの連合軍なのだから」
「ですよねぇ。仮にあったとしても、義勇軍程度の規模が相手なら虎牢関の全戦力は必要ないでしょうし……」
亜弥が桂花の言葉に同意しながら頷く。
「やはり罠か……?」
「そうとしか思えない……のだけれどね」
「いっその事、どこかの馬鹿が功を焦って関を抜けに行ってくれれば良いのですが……」
「流石にそんな馬鹿は居ないでしょう。春蘭もそこまでしないわよ」
「だから華琳様、どうしてそこで私を引き合いに出すのですか……」
当然ながら理由は言うまでもない。
「華琳様ー。今連絡があって、袁紹さんの軍が虎牢関を抜けに行ったみたいなのー」
沙和の報告を聞き、その場の空気がしらける。
「やれやれ。シ水関の時は散々言ったくせに、今度は自分が抜け駆けとはね」
「まあ、袁紹が無事に抜けられたら、罠は無いって事だから、それでいいんじゃないか?」
「そうね。たまには馬鹿に感謝するのも悪くないかもね。……袁紹が無事に関を抜け次第、私達も移動を開始するわよ」
………
……
…
―――――ここは洛陽の都に設けられた城。そして、その城の中庭に集まり話し合いをしている董卓軍の首脳陣達。
「……そう。虎牢関は連中の手に落ちたのね」
董卓軍を支える軍師の一人、賈駆が渋面を作りながら呟く。
「まあ虎牢関の件は間が悪かったのですよ。それより、月殿に何事も無く、何よりなのですよ」
「……ありがとうございます」
上等な衣装を身に纏った、あどけない少女が陳宮に礼を言う。
月と呼ばれてるこの少女こそが、権力を欲する一部の諸侯たちの手によって暴君に仕立て上げられた董卓である。
「気にせんでええよ。みんな、月の事が好きでやっとんやから。それに月は偉いんやから、もっとこうどーんとしとったらええねん」
「……はい」
「せや。詠、ちょっと見てほしい件があるんやけど……来てもろうてええか?」
「いいわよ。恋、月を見ていてもらっていて……」
「…………ぐぅ」
「おーい、れーん。ちょっと起きてぇな。月の膝枕とか、なに全力で役得満喫しとんねん!」
張遼は董卓の膝の上でグースカ寝てる呂布を揺さぶるが、呂布は気持ちよさそうに寝息を立てるばかりで、起きる気配は全くない。
「…………きもちいい」
「そりゃこんなに若くてかーいい子の膝枕やから、柔らかくてええ匂いなのは分かるけどな……ウチもしてほしいわ」
「あの……霞さん?」
「ねね。何かあったら、恋を叩き起こしなさいよ」
「いちいち言わなくても分かってるのですよ。さっさと行ってくるのですよ」
張遼と賈駆は、人に聞かれないよう城壁の上に場所を変え、話を始める。
「で、何?」
「ああ。あんたの言いつけ通り、月に手ぇ出そうとしとった十常侍……」
「報告は聞いたわ。ありがとね」
「けど、お偉いさんっちゅうのも難儀なもんやなぁ。自分の身を守るためとはいえ……」
「霞には悪かったと思ってるわよ」
「ウチの事なんぞどうでもええねん。けど、ここまで来たら……後には引けへんで?」
「分かってるわよ。分かってる……けど」
賈駆は悲痛な表情で俯きながら、両手をぎゅうっと握りしめる。
「月んとこみたいな弱小貴族がこの世界いで食いモンにされんためには、のし上がって、勝ち残るしかない……か」
賈駆の心中を察するように、張遼は言う。
「そうよ! だからボクは月をこの大陸の王にする。董卓……月に、ずっと笑っていてほしいから!」
「ま、ええわ。アンタの気持ちはよう分かる。ウチも出来るところまでは手伝うたるわ」
「頼むわね。こちらも、出来るだけの事はするつもりだから……」
「ああ、賈駆様、張遼様! こちらにおいででしたか!」
一人の兵士が、慌てた様子で駆けつけてくる。
「何かあったん?」
「はっ。地平の向こう、虎牢関の方角より大軍団が迫っている様子。恐らく、連合軍かと……」
「相変わらず早いなぁ……。総員に戦闘準備を通達! 今度は籠城戦やし、長期戦になるで! ……後、華雄は!」
「出撃準備を……」
「阿呆ぅ! やめさせい!」
張遼はまたかと言わんばかりの表情で頭を抱えながら兵士に怒鳴り散らす。
「はいっ!」
「……ま、そういうこっちゃ。賈駆っち、もし隙があったら、アンタは月連れてとっとと逃げぇよ?」
「……霞」
「ウチも華雄も……恋は何考えとるかよう分からんけど、戦場で死ぬ覚悟なんぞとっくに出来とる。けど月はああいう所で死なしたらあかん子や……」
「あんた、まさか……」
「アホ。死ぬくらいやったら逃げるに決まっとるやろ」
張遼は勘違いしてる賈駆を安心させるため、ポンポンと軽く頭を叩く。
「それより自分、月のためならどんな事もするって言うたよな? なら、戦場を逃げ出した卑怯者の汚名くらい、ばーっと被ってみせや?」
「……アンタ達が頼りなかったらね」
賈駆は先程までの悲痛な表情とは打って変わり、余裕のある不敵な笑みを浮かべながら言う。
その姿に、張遼は満足げに頷く。
「くははっ! ようやくらしくなってきたやないの。ほな、ウチは行くで!」
張遼は羽織っている外套を翻し、戦闘準備をするためにその場を後にする。
間もなく、連合軍と董卓軍の最後の戦いが始まろうとしていた。
臥々瑠「ねえ。華雄って何であそこまで猪突猛進なの?」
作者「そういう性格だからだろ? 原作じゃある種のネタキャラだし」
零治「確かに。真でもそうだし、PS2版の無印の追加シナリオとかでもかなりネタ扱いされてたしな」
亜弥「そっちは立ち絵があっただけまだマシじゃないですか。萌将伝ではネタにされた上に立ち絵どころか名前すら出てこなかったんですから」
奈々瑠「その割にはアニメ版では随分とカッコいい役回りを演じてましたよね」
作者「だねぇ。オレもアレは毎回見てたが、原作みたくこっちでも死亡扱いされるじゃないかと内心思ってたんだが、そうでもなかったな」
臥々瑠「でも確か、恋姫フラッシュのCMでそれをネタに使われてたよね」
零治「結局の所、華雄はどこに行ってもネタキャラ止まりって事だな」




