幕間10 1944年4月現在の米国艦隊・日本艦隊配備図一覧
【1944年4月時点 アメリカ海軍 配置一覧】
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【第8艦隊】
艦隊名: アメリカ海軍 第8艦隊(欧州方面派遣軍)
司令官: ヘンリー・K・ヒューイット中将(砲術支援指揮官:リチャード・L・コノリー少将)
現在地: 地中海・ティレニア海 イタリア本土サレルノ沖合
任務: イタリア本土の「柔らかい下腹」を直接食い破るサレルノへの上陸作戦(アヴァランチ作戦)の遂行および地中海の制海権確保。ルーズベルト大統領の「ヨーロッパ第一主義」に基づき、東海岸から地中海へ緊急配備された新鋭空母群が、VT信管搭載の駆逐艦群と連携して上空に完全なる無菌室を形成する。
艦隊編成:
新鋭大型空母(エセックス級) 2隻: 『イントレピッド』『キアサージ』
軽巡洋艦(ブルックリン級等) 4隻: 『サバンナ』『ボイシ』『フィラデルフィア』『ブルックリン』
駆逐艦: フレッチャー級など数十隻(全艦の両用砲にVT信管を搭載)
揚陸・輸送艦艇: カイザー造船所が暴力的速度で大量建造した戦車揚陸艦(LST)300隻、歩兵揚陸艇(LCI)400隻など、総艦艇数約3,000隻。
航空機内訳: 数百機に及ぶ『F6Fヘルキャット』戦闘機および、より大馬力と重武装を備えた新型の『SB2Cヘルダイバー』急降下爆撃機。彼らはVT信管の黒い爆発の壁と連携し、ドイツ空軍の爆撃隊を空中で粉砕。地上で血と泥にまみれる上陸部隊の頭上に絶対的な制空権と対地支援を提供する。
【第10艦隊】
艦隊名: アメリカ海軍 第10艦隊(大西洋防衛・対潜部隊)
司令官: ロイヤル・E・インガソル大将
現在地: 大西洋全域(北米東海岸〜カナダ〜北アフリカ沿岸航路)
任務: ドイツ海軍のカール・デーニッツ提督が指揮するUボート(群狼部隊)から大西洋のシーレーンを死守する。カナダへ逃れたイギリス亡命政府や、ウラル以東で戦うソ連残党へ向けて、レンドリース(武器貸与法)の物資輸送船団を護衛し、欧州反攻のための兵站を維持する。
艦隊編成:
正規空母 1隻: 『レンジャー』
護衛空母群(C3型貨物船改造等) 14隻: 『ボーグ』『サンティー』『サンガモン』『スワニー』『シェナンゴ』『アルタマハ』『チャージャー』『カーデュー』『コパヒー』『コア』『ナッソー』『ブレトン』『バーンズ』『ブロック・アイランド』
旧式戦艦 6隻: 『テキサス』『ニューヨーク』『アーカンソー』『ミシシッピ』『ニューメキシコ』『アイダホ』
重巡洋艦 3隻: 『オーガスタ』『タスカルーサ』『ウィチタ』
軽巡洋艦 9隻: 『ナッシュビル』『マーブルヘッド』『シンシナティ』『ミルウォーキー』『オマハ』『メンフィス』『リッチモンド』『コンコード』『トレントン』
駆逐艦・護衛駆逐艦: ベンソン級やグリーブス級など120隻、エヴァーツ級、バックレイ級護衛駆逐艦(DE)250隻以上。
航空機内訳: 『TBFアベンジャー』雷撃機(対潜爆雷・ソノブイ搭載型)280機、『PBYカタリナ』大型飛行艇120機、『B-24リベレーター』(長距離対潜哨戒仕様)85機。凍てつく大西洋を24時間体制で監視し、探信音と爆雷の雨によって深海のUボートを容赦なく圧殺し続けている。
【第5艦隊】
艦隊名: アメリカ海軍 第5艦隊(機動奪還部隊)
司令官: レイモンド・A・スプルーアンス中将
現在地: アメリカ西海岸(サンフランシスコ海軍基地等)よりハワイ諸島東方沖合へ進撃中
任務: 作戦名「パシフィック・ストーム(太平洋の嵐)」。タラワでの主力艦隊完全鹵獲という未曾有の屈辱を受け、太平洋の絶対防衛線を西海岸へと後退させて再構築。日本の大和型戦艦群と機動部隊を物理的にすり潰すため、デトロイトの自動車工場や西海岸の巨大ドック群をフル稼働させ、失った数の数倍に及ぶ天文学的な新造艦艇と航空機を吐き出させ、ハワイ・オアフ島を直接強襲・奪還する。
艦隊編成:
超大型装甲空母(ミッドウェイ級 / 建造中) 3隻: 『ミッドウェイ』『フランクリン・D・ルーズベルト』『コーラル・シー』
新鋭大型空母(エセックス級) 13隻: 『ボノム・リシャール』『オリスカニー』『フランクリン』『シャングリラ』『タイコンデロガ』『ランドルフ』『ハンコック』『ベニントン』『ボクサー』『クラウン・ポイント』『レイク・シャンプレイン』『ヴァリー・フォージ』『フィリピン・シー』
新鋭軽空母(インディペンデンス級) 7隻: 『インディペンデンス』『モントレー』『カウペンス』『バターン』『サン・ジャシント』『ラングレー』『カボット』
護衛空母(カサブランカ級等): 『カサブランカ』『リスカム・ベイ』『アンツィオ』『コレヒドール』『マキン・アイランド』『ルンガ・ポイント』『ビスマルク・シー』『サラムア』をはじめとする数十隻(週に1隻のペースで進水)
新鋭高速戦艦(アイオワ級) 6隻: 『アイオワ』『ニュージャージー』『ミズーリ』『ウィスコンシン』『イリノイ』『ケンタッキー』
超弩級戦艦(モンタナ級 / 建造中) 5隻: 『モンタナ』『オハイオ』『メイン』『ニューハンプシャー』『ルイジアナ』
新鋭重巡洋艦(ボルチモア級) 14隻: 『ボルチモア』『ボストン』『キャンベラ』『クインシー』『ピッツバーグ』『セントポール』『コロンバス』『ヘレナ』『ブレマートン』『フォール・リバー』『メイコン』『トレド』『ロサンゼルス』『シカゴ』
新鋭軽巡洋艦(クリーブランド級・アトランタ級) 28隻: 『クリーブランド』『コロンビア』『モントピリア』『デンバー』『アムステルダム』『サンタフェ』『タラハシー』『デイトン』『ヒューストン』『プロビデンス』『マンチェスター』『ヴィックスバーグ』『ダルース』『マイアミ』『アストリア』『オクラホマシティ』『リトルロック』『ガルベストン』『ヤングスタウン』『ビロクシ』『パサデナ』『スプリングフィールド』『トピカ』『ウィルクス・バレ』、『アトランタ』『サンフアン』『サンディエゴ』『ジュノー』
駆逐艦・潜水艦: 新鋭のアレン・M・サムナー級駆逐艦、ガトー級潜水艦など無数に建造中。
揚陸・輸送艦艇: 戦車揚陸艦(LST)を含む攻撃輸送艦およびリバティ船数百隻。
航空機内訳: デトロイトの自動車工場ラインから月産数千機単位で製造される『F6Fヘルキャット』、『F4Uコルセア』、そして爆弾搭載量を飛躍的に高めた新型の『SB2Cヘルダイバー』、『TBFアベンジャー』など、総計約1,500機〜2,000機を艦隊に搭載。職人技を排除し、促成栽培の若きパイロットたちに「サッチ・ウィーブ」のマニュアルを叩き込み、日本の職人を純粋なシステムと質量で圧殺する。
【第7艦隊】
艦隊名: アメリカ海軍 第7艦隊(南西太平洋方面部隊)
司令官: アーサー・カープマンドル中将
現在地: フィジー諸島沖合など、南太平洋水域 任務: 豊秋津島の東海岸に孤立する英連邦租界への救援と補給支援を試みつつ、日本の圧倒的な海上封鎖と潜水艦網に対する局地的な牽制およびゲリラ的通商破壊を行う。
艦隊編成:
重巡洋艦 2隻: 『オーストラリア』(豪)、『キャンベラ』(豪)
軽巡洋艦 3隻: 『ホバート』(豪)、『パース』(豪)、『フェニックス』
駆逐艦: クレムソン級等、米豪混成部隊12隻
潜水艦部隊: ガトー級、サーゴ級など24隻
航空機内訳: 『PBYカタリナ』飛行艇などの長距離哨戒機数機。日本軍が築き上げた南太平洋の「見えない城壁」の前に水上部隊は身動きが取れず、もっぱら潜水艦による局地的な雷撃に頼らざるを得ない絶望的な消耗戦を強いられている。
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【1944年4月時点 豊栄大日本帝国海軍 配置一覧】
【第一艦隊(天領・幕府直轄 戦略打撃・浮き砲台部隊)】
司令長官: 松平 保男 大将 現在地: ハワイ諸島・オアフ島沿岸スレスレの浅海域 任務: アメリカ第5艦隊の圧倒的な航空質量を吸収するため、外洋決戦を放棄。オアフ島の完全地下要塞・陸上対空陣地と完全に連動した「絶対的な浮き砲台」として布陣。上陸船団が水平線に姿を現した瞬間、46センチ砲の三式弾で海面ごと薙ぎ払う。
艦隊編成:
超弩級戦艦 5隻: 『大和』『武蔵』『信濃』『甲斐』『紀伊』
準新鋭戦艦 2隻: 『長門』『陸奥』
防空軽空母 3隻: 『鳳翔』『龍驤』『龍鳳』
重装甲巡洋艦 4隻: 『高雄』『愛宕』『鳥海』『摩耶』
直衛防空巡洋艦 8隻: 『秋月』『照月』『初月』『涼月』『冬月』『春月』『宵月』『夏月』
駆逐艦 16隻: 『雪風』『陽炎』など 航空機内訳: 四〇式艦上戦闘機『烈風』等 約90機(第一艦隊直衛防空専任)
【主力・四個機動艦隊群(第二・第三・第四・第五機動艦隊)】
■ 第二機動艦隊 司令長官: 小沢 治三郎 中将 / 首席参謀: 古村 啓蔵 大佐
装甲空母 1隻: 『大鳳』
大型正規空母 2隻: 『翔鶴』、『若鶴』
中型正規空母 2隻: 『蒼龍』『飛龍』
改装正規空母 1隻: 『飛鷹』
高速戦艦 2隻: 『金剛』『比叡』
重巡洋艦 4隻: 『妙高』『那智』『足柄』『羽黒』
軽巡洋艦 2隻: 『能代』、【新造・次世代巡洋艦】『仁淀』
駆逐艦 10隻
■ 第三機動艦隊 司令長官: 山口 多聞 中将 / 首席参謀: 鈴木 義尾 大佐
装甲空母 1隻: 『鳳凰』
大型正規空母 2隻: 『瑞鶴』、『栄鶴』
中型正規空母 2隻: 『雲龍』『天龍』
改装正規母 1隻: 『隼鷹』
高速戦艦 2隻: 『榛名』『霧島』
多目的航空巡洋艦 4隻: 『最上』『三隈』『鈴谷』『熊野』
軽巡洋艦 2隻: 『矢矧』、【新造・次世代巡洋艦】『吉野』
駆逐艦 10隻: 島風型など
■ 第四機動艦隊 司令長官: 立花 宗紀 中将
装甲空母 1隻: 『白鳳』
大型正規空母 4隻: 『彩鶴』『千鶴』『真鶴』、『寿鶴』
超甲型巡洋艦(高速戦艦) 2隻: 『生駒』『阿蘇』
重巡洋艦 4隻: 『利根』『筑摩』『青葉』『衣笠』
軽巡洋艦 3隻: 『阿賀野』『酒匂』、【新造・次世代巡洋艦】『剣埼』
駆逐艦 16隻
■ 第五機動艦隊 司令長官: 真田 幸道 中将
装甲空母 2隻: 『瑞鳳』『祥鳳』
中型快速空母 3隻: 『神龍』『海龍』『翔龍』
多目的航空巡洋艦 2隻: 『石狩』『十勝』
新造重巡洋艦 2隻: 『伊吹』『鞍馬』
次世代防空艦 4隻:【新造・改秋月型】『満月』『清月』『大月』『白月』 (※空母5隻体制による防空火網の不安を補うため、アメリカ軍機を寄せ付けない次世代防空艦群を集中配備)
軽巡洋艦 1隻: 『大淀』
駆逐艦 12隻: 島風型(第2次・第3次量産分)『北風』『高風』『大風』『清風』など
【主力・四個機動艦隊 航空機内訳(総計 約1,650機)】 既存の『烈風』や『流星』を主力としつつ、過渡期として一部の精鋭部隊に2500馬力級の四二式艦上戦闘機『天風』および雷爆統合機『迅星』が配備され始めている。新造空母の追加により、搭載機数は圧倒的な質量へと膨れ上がっている。
【新編・第六機動艦隊】
司令長官: 角田 覚治 中将
現在地: 日本本土・瀬戸内海および多良加軍港
任務: タラワ沖で無傷で降伏・鹵獲したアメリカの「エセックス級空母8隻」を帝国規格(堺公差)へ大改装し、1944年春に就役を果たした次期主力部隊。現在、次世代機を中心とした急ピッチの慣熟訓練を行っている。
艦隊編成:
鷲型正規空母 8隻: 『飛鷲』『翔鷲』『蒼鷲』『猛鷲』『紅鷲』『白鷲』『黒鷲』『神鷲』
【第五艦隊(ミッドウェイ・洋上要塞防衛部隊)】
司令長官: 細萱 戊子郎 中将
現在地: ミッドウェイ環礁周辺 任務: ハワイへの補給線を支えるミッドウェイ環礁を物理的に死守する「動く洋上要塞」。アメリカ軍の別働隊が奪還を図った場合、圧倒的な面制圧力で水際で粉砕する。 艦隊編成:
旧式・重火力戦艦 4隻: 『扶桑』『山城』『伊勢』『日向』
軽巡洋艦 2隻: 『多摩』『木曾』
駆逐艦 4隻
【第六艦隊(潜水艦隊)】
司令長官: 清水 光美 中将 現在地: 太平洋全域(米西海岸沖合〜ハワイ東方)
任務: ハワイ周辺からアメリカ西海岸にかけて緻密な哨戒網を敷き、アメリカ第5艦隊の出航と動向を遊弋中の四つの機動艦隊へ伝達する。
艦隊編成:
大型潜水艦 30隻以上: 伊号第一潜水艦〜など
【海上護衛総隊(シーレーン防衛専門部隊)】
司令長官: 及川 古志郎 中将
現在地: 日本本土〜多良加〜ハワイ 補給航路
任務: アメリカの潜水艦部隊から帝国の兵站を護る絶対的な盾。
艦隊編成:
特設護衛空母 6隻: 『大鷹』『雲鷹』『冲鷹』『神鷹』『海鷹』『瑞鷹』
特設巡洋艦 4隻: 『赤城丸』『浅間丸』『報国丸』『愛国丸』
海防艦・旧式駆逐艦 約60隻以上
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【直協・ハワイ駐留 陸上航空隊】
第一艦隊とともにハワイの空を死守するため、オアフ島の地下要塞に展開する陸上防衛部隊。指揮系統の異なる陸海軍がそれぞれ独立した司令官を立て、圧倒的なアメリカ軍の艦載機群を迎え撃つ。
■ 陸軍航空部隊
部隊名:陸軍・第十飛行師団
司令官:秋山 豊次 中将
現在地:ハワイ諸島・オアフ島 完全地下要塞基地
任務:ハワイ防空の主力として最大規模の兵力を展開する。アメリカ軍の圧倒的な物量に対し、地下要塞から出撃して迎撃にあたる。「重防御・大馬力」の陸軍戦闘機群が真正面から敵陣形へ突入し、分厚い装甲を盾にしてアメリカ軍機を物理的に粉砕するドクトリンを徹底している。
航空機内訳:
四〇式戦闘機『荒鷲』、四二式重戦闘機『剛鷲』、四二式陸上戦闘機『天雷』など 計約450機
■ 海軍基地航空隊
部隊名:第二五二海軍航空隊 など
司令官:松永 貞市 少将
(最前線の迎撃指揮を執る主力飛行隊長として、菅野 直大尉、武藤 金義飛行兵曹長らが所属)
現在地:ハワイ諸島・オアフ島 完全地下要塞基地
任務: 第一艦隊の直衛および陸軍の防空戦と連動しつつ、海軍機特有の圧倒的な上昇力と一撃離脱戦法を駆使し、アメリカ軍の急降下爆撃隊や雷撃隊の陣形を切り裂く特化任務を担う。
航空機内訳:
四〇式局地戦闘機『轟電改二』、四〇式艦上戦闘機『烈風』など 計約150機
(ハワイ駐留 陸海軍航空機 総計:約600機)




