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誰かの都合で蘇る
「あなたは一体?」カズトは驚きながらも尋ねる。
「私は数年前、ある街で家族と一緒に住んでいました。ですが隣国の侵略を受けて奮戦むなしく私は家族とともに亡くなりました。ですが私だけが生き返ったのです。その生き返らせた男がレドリー。彼は死者の研究をしており、実験で私を生き返らせたのです。」
「よみがえらせた死者は通常であれば自我はないのですが、私はたまたま自我があったため、研究材料としては貴重だったみたいで研究対象にされました。資格を差し向けられましたが、なんとか私はそのまま逃亡に成功しここまで来ました。」
「私は改めて奴に会おうと思ったのですが、隠れ家に行った時には何もなく、別の場所に逃げていました。その後私は必死に奴の足取りをたどり、この街の近くにいることを突き止めたのです。」
「復讐が目的か?」カズトはあえて尋ねる。「・・・はい。奴を生かしたままにしておくことはできません。」
「もちろん報酬は支払います。先ほど手に入れた報酬、それをすべてあなたに差し上げましょう。死者である私にはお金なんて意味がありませんので。」ルブランがいう。
「・・・わかった、その依頼を引き受けよう。」「ありがとうございます。」こうして二人はレドリーを追うことになった。




