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後は無くていい
巨体の死者を含めてすべて死者を隠れ家に運び終えたカズトは改めてミーズの前に立った。「ありがとうございました。厚かましいですが後のことは任せていただいてもよろしいでしょうか?」
カズトはここで呆然と立っているルブランを見る。レドリーが倒れた後彼は一言も発していない。死者の片付けもすべてカズトがおこなった。特に何か答える様子もなかったので「わかった」とカズトが代わりに答えた。
「片付けが済んだ後、あんたはどうするんだ?」「私にはもう“後”はありません。」カズトからの問いにミーズはそう答えた。
カズトは何か言おうとしたが、ミーズの目を見てやめることにした。どんな事情や理由があれ、決意したことに対する邪魔はできない。
「おい、いくぞ」カズトは振り返りルブランに向かっていった。ルブランは今意識を取り戻したかのように「・・・ああ・・・」とだけにいった。
「ありがとうございました。」ミーズは改めて二人に礼を言う。
カズトはルブランを連れて街へ戻ることにした。




