↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
23/36

振り下ろされた暴力

ふとカズトはルブランのほうを見る。こちらも通常サイズの死者はすでに倒したようであり、残りは巨体の死者のみとなっていた。ただしルブランは左腕を負傷しているようであり、右手だけで剣を持っている。あちらも状況は同じようだ。


棍棒を引き抜いた巨体の死者はカズトに再び襲い掛かる。今度は右からの薙ぎ払いを仕掛けてきた。とっさにカズトは相手の右方向へかわし、隙ができた右側から切りかかる。致命傷を負わすつもりで切り込んだが、思いのほか頑丈であったため、深い傷をつけるにとどまった。


とはいえダメージを意に返していない巨体の死者は、今度は左から右へ薙ぎ払う。カズトは大きく開脚を開いて下へ避け、立つ時の反動を使って後方へ下がり距離をとる。そのまま反撃してもよかったが、腰を入れた斬撃でないと攻撃した後に反撃を食らう可能性もあったのでいったん後退する。


先に体勢を整えていた巨体の死者が棍棒を前へ突き出して襲い掛かってきたとき、「いけません!キテラ様。戻ってください“」と女性の叫ぶ声が聞こえた。


隠れ家の裏手から非難していた、キテラが戦いの場に出てきて、それをミーズが止めようと叫んでいたのだ。その声に反応したのか巨体の死者たちが突如振り返り、キテラとミーズに襲い掛かる。そして二体はそれぞれキテラとミーズの前に立ち、持って居た棍棒を大きく振りかざす。キテラは虚ろな表情で、ミーズはおびえた表情で死者を見るだけで動くことができない。振り上げられた棍棒はそのまま二人に対して振り下ろされた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。