第八話『一旦引くってどのゲームでも大事』
リッタはすぐに地面に球を投げつけると
眩い光が辺りを照らす
危うく私までその光で目が見えなくなりそうだったが
なんとか目を瞑って回避し、ルシファー様とベルさんを運び始める
その光で全く見えなくなったレヴィアタンは両目を抑えて悶え始める
その隙に生前時の自慢の俊足で街から抜け出すことに成功
近くにあった小さめの洞窟の中に滑り込んでから二人に回復魔法を何度もかける
なんとか体力半分まで回復させて横にさせる
もうMPもないし回復アイテムもない・・・敵にバレたら終わる・・・・
私はそろりそろりと洞窟から出てみると
いつのまにか戦闘は終わっているようで、火もほとんど消えかかっている
もしかして私気づいてないだけで凄い時間逃げてた?
するとボロボロのリッタが降ってきて私に気づく
「リッタ!よかった無事だったんだね!!」
「静香!やっぱ生きてたか!お互い無事で良かったぜ!少し歩くが俺の故郷がある、そこで匿うぞ」
「ありがとう何から何まで・・・・お願い!」
負傷して気絶中の二人を運び
リッタの故郷、トゥエーデ村まで行った
ルーツ村から避難した人達もこの村にいて
その人たちと共に休息を得ることにした
魔王軍相手にずっと戦っていたからか
私はそれから三日も寝ていた・・・・
目を覚ますと体が鉛のように重く
背伸びすると色んな関節からポキポキと音が鳴る
なんか凄く寝たからか頭がポ〜〜ってするぅ〜
するとリッタがドアを開けて入ってきた
「お、やっと起きたか、ルシファーさんとベルさんは起きてるぜ?」
「二人とも起きたんだ!よかったぁ・・・」
「あんたの活躍ぶりに二人とも感謝してたぞ?早くその元気な顔見せてやんな」
リッタに連れられて二人が休んでる部屋に入ると
ベルさんがびっくりして私の肩を掴む
「良かった!無事だったんですね」
「ちょっ、ベルさん痛いですよ〜!」
「あぁ!申し訳ございません!私が不甲斐ないばかりに静香様が起きないかと!」
「本当に良かった、そしてありがとう静香」
「ご心配おかけしました、でもお二人も無事で良かったです!」
「感動はその辺にして、色々と聞かしてくんないか?あんた達のこと」
「あ、そうだよね、リッタは私達の恩人だもん、私たちが知ってること話すよ」




