第十六話 アランドラ街炎上!!
そのころ、ベタリアのアランドア街では、魔王軍に襲撃され、人々が逃げ惑っていた。
人々の悲鳴があちこちであがっていた。
もうすでに、街の一部は破壊され、炎があがっていた。
そのとき、なにやら大きな機械の前で住民が悲鳴をあげた。
「闇機神ダークメカだー。みんな、逃げろー」
DOOOON!
大きな機械の大砲から、ものすごいエネルギーが放たれた。
それは、見事に建物にあたり、大爆発を起こした。
建物の破片が下に落下し、それは街の通路にいる人にも当たりそうになった。
下に落ち、ぶつかった反動で大きな音がした。
それは誰にもきこえていた。みな、逃げるのに必死だった。
当然、逃げ遅れた人もいた。
聖騎士団ホーリーアークの救援はまだなのか。
このままではくるまでに破壊しつくされてしまう。
「もう、なにちんたらやってんだい。この街にユメリアの姫がいるって話しはほんとなんだろうね!」
スタイル抜群で髪の長い、綺麗な女性はいう。
ダークメカの中にはこの綺麗な女性をふくめて、操縦士は三人いた。
右と左に男二人がいるが、一人は細くて背が高かった。
もう一人は、背が低く、だが、ゴリラのように筋肉質な体をしていた。
二人ともいい歳をしたおっさんだった。
「はぁ~い、ほんとでございますよ、キャンキャ様。部下に調べさせたので」
背の低い男はいう。
「いなかったら、むち打ちだよ、わかってんだろうね。魔王軍大臣のあたいがきてるんだよ、闇機神ダークメカまで来させてるんだ、不覚は許さないよ」
そういうと、キャンキャは手にたたいても、それほどいたくないだろうとみえるハッパ用のムチをキュっと引っ張って伸ばした。
「このダダビラー、愛のむちでも、キックでも受けますので」
バチン!
「いたいだすぅ」
キャンキャの愛のムチが背の低い男ダダビラーにとんだ。
細いまゆ毛をキャンキャはつりあげた。
「おだまり、このすっとこどっこい、そういうことは負けたときにいうんだよ」
「ははぁ、キャンキャ様」
「よし、おいどんがこの闇機神ダークメカ「アイボン」で仕掛けますや」
胸をはりながら、背が低い筋肉質な男はいう。
「ボンボコは頼りになるねぇ、筋肉自慢はダテじゃないようね」
「一に、キャンキャさま、二にキャンキャさま、三にキャンキャ様ですや」
「ほほう、忠誠心はいただいておくよ。ルックスがだめね、ゴリラじゃねぇ」
キャンキャは、黒い扇子をとりだし、自分の顔をあおぎながらいった。
キャンキャの腹心二人は、かなりうたれ強い性格であったようだ。
その合間にも、ボンボコは攻撃をかけようとダークメカを動かしていた。
ちょうど、そのとき、やっとのことで、聖騎士団ホーリーアークが現場についた。
救援を心待ちにしていた民には、笑顔が生まれていた。
ダンが着くなりみたものに、驚いて第一声を発した。
「な、なんだ、あのメカは?」
「あれは、魔王軍の闇の機械、闇機神ダークメカよ、みんな気をつけて、半端じゃないわ」
アミルラナがみなに注意をうながし、士気を高めた。
誰もが、破壊され、炎上した建物をみると、危険度が高いのはわかっていたことだった。
「バヌーラいつのまに、あの封印された邪悪な機械神らを味方に」
アエリアがダークメカをみて、運が悪いと手をふりかざした。
みな、ホーリーアークのものは、真剣だった。生死がかかっていたからだ。
それに、ここで止めなければ、街は破壊しつくされ、多数の犠牲者が出て、地獄絵巻になるのは目に見えていた。
絶対にとめなければ。そう、みなの意志が一つにまとまっていた。
みな、剣を抜き、気構えた。
☆☆
おつかれさまです。
読者様も疲れましたね。
こちらもひと段落やっとついてきました。
まだまだ物語は続きそうです。
ファイもしばらくしたらでてきます。
魔双戦記の方も長いですが興味があればみてください。
読み物としてがんばっていくのでよければブックマークなどお願いします。
またお会いしましょう。
帰り道気を付けてくださいね。読者様の健康を祈っております。




