第十四話 ホーリーアーク歓迎祝い
夏菜たちはダンにつれられ、長い回廊を歩き、食堂に向かっていた。
夏菜たちの鼻に、料理のいいにおいがしてきた。
どうやら、食堂が近いのは誰しもわかったことだった。
「へぇ、聖騎士団ホーリーアークのアジトって、お城みたいに広いのね」
夏菜が興味そうにアジトの内部を見渡しながらいった。
アジトは、城のようにきれかった。内装も綺麗に施されていた。
ダンがすぐに返事を返した。
「そうですね、一応は、ユメリア王国の親衛隊でしたからね」
そして、いうと、ダンは食堂に入っていく。続けて夏菜、アエリアも入っていった。
入ると、厨房で料理をしている人がいた。女の人だった。
ダンはその人の前で立ち止まった。
「ソニア姫様、こちらの方が料理長のパンロアさんです。パンロアさん、おいしいご飯もらえますか?」
ダンが手を招きながらいう。
パンロアさんの目線が、夏菜のほうへ向いた。
「ソニア姫様? まぁ、ダンかい。となりに可愛い子つれてるね。あんたの彼女かい?」
冗談と思ったのか、信じれないようで、とんでもないことをパンロアさんはいった。
その言葉にダンがあわてふためいて、顔が赤くなった。意外とシャイな男の子だ。
あわてて、ちがうと手をパンロアさんにふり、パンロアさんに向かってダンは言う。
「い、いえ、そんな、彼女だなんて、めっそうもない。パンロアさん、くわしい事情は後で話しますが、こ
の方は、ユメリアの王様が死ぬ時に異世界に渡した、ソニア姫様なのです」
「えー、ほんとかい。あの、アミルラナ隊長の話、ほんとだったんだね。あんたの目は、本気だね、信じることにするよ。腕によりをかけておいしいの作るよ」
「パンロアさん、無理を言ってすみません」
夏菜が、ペコリとお辞儀をしながら、丁寧な口調でいった。
パンロアさんが構わないといった顔で、手を軽くふった。
そうこうして、しばらく食堂の椅子に腰かけて、三人は待った。
そして、ウェイターが料理をたくさん運んできた。
「え、こんなにたくさんいいのかな?」
「ソニア姫さま、いいんだよ。このおもてなしは、ホーリーアークの歓迎の祝いと思ってちょうだいね」
夏菜の言葉に、パンロアさんはコックの衣装で厨房から出てきて笑顔でいう。
「へぇ、ここもシチューがあるんだ。おいしい。でも、すごく豪華な料理ね」
夏菜はにこやかな笑顔で、シチューをスプーンですくって食べた。
となりにアエリアがいた。アエリアは肉料理を食べていた。
「私がいた神界の食べ物より、おいしいかもしれませんね。いい腕をお持ちだ。さすが、王家直系の料理」
アエリアもパンロアさんの料理には絶賛だった。
ダンが不思議そうな顔をして、夏菜のほうを向いていった。
「ここもって、ソニア姫様のいた国でも同じようなご飯があったのですか」
「シチューもあったし、カレーとかいってね、シチューの茶色いのがあったよ。シチューとカレーはあたしの得意料理だったの」
「そうなんですか」
ダンは夏菜の話をきいて、チンプンカンプンな顔をし、首をかしげた。
カレーはたしかにおいしいが、この国にはないようだ。
そのときだった。事態は急変した。
☆☆
おつかれさまです。
読者様も一日疲れましたね。ゆったりなさってくださいね。
早い時間帯も遅い時間帯も見てくださっている読者様には一番感謝です。
ほんとにありがとうございます。
連載は続きますのでご心配なく。魔双戦記もずっと続きます。
読み物として頑張っていきますので、よければブックマークなどしていただけるとうれしいです。
ファイもちゃんと出てきますので、そういう出てきたときの掛け合いなどみてもらえるとうれしいです。
色々この物語にも伏線を張っていますが、かいてるうちにでてくるかなといったところです。
読者様も帰り道でしたら気を付けて帰ってくださいね。自分が気を付けていても巻き込まれということもあるかもしれないですし。
感染症もお気を付け下さい。
また時間があれば更新します。
またお会いしましょう。




