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浅間工務店の若は、異世界でツーバイフォー工法を極める  作者: 背徳の魔王
僕と嫁さんは隣国ベラースで悠々自適な生活してます~
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最高の贅沢の味や!




アマリリス「旦那様、私達は、お昼の用意でもしてやがます。です」


キイチ「ああ~、お願いするで」 


アマリリス「任せとけ、です」

 

ディアン「・・・・・」


ルーデンス「・・・・・」


カイエン「男爵様のところは個性的すぎる使用人が多いな」


 珍しいことに三人もなにやら話し込んどるわ。


 おばちゃんの所の小作人やバイトの農家の女の子が、ぎょうさん集まって来ていた。


おばちゃん「みんねお願いね」


『『『はあ~い』』』


 こうして、ほぼ毎日、山一つもある果樹園の収穫が行われる。


ランドール「これだけの人間が、このようにして働いていたとは知らなかったのう」


ソーニャ夫人「そうですね~。でも意外と」


ランドール「うむ、楽しい物だ」


キイチ「そうやで、農家の人にとって、今日は最高の喜びや、この日までぎょうさん苦労してきた結果を、自らの手で収穫する。その苦労を知ってるから皆が喜び、手伝いに来てくれるです~」


 なるほどとランドールは伯爵であった。


キイチ「僕も詳しく知ったのは最近です~。でも、貴族となったからと言って、農家の人の苦労を蔑ろにはしたくないやんか、僕もじいさんの所で、数字では知ったつもりでした。でも実際の苦労は聞いて、見てみなくては分からんもんです」


 確かに、その通りであった。ランドールは貴族である。農家には農家の貴族には貴族の苦労があるのは道理であった。


 キイチの話を聞いてると視界が広がるような、不思議な気持ちを得ていた。


キイチ「じいさんも夫人も今取れ立ての果物や、食べてみい」


 キイチに渡されたシーナンはずしりと重くみずみずしかった。


キイチ「もぎたては、皮ごと食べれる、がぶりとやってみい」


 キイチは二人に見せるよえにワイルドに食らう。


キイチ「これやこれ、最高の味や!」


おばちゃん「あらあら嬉しいわね~、キイチちゃんの笑顔は元気になるわ、さあ~お二人も遠慮せず食べて上げて下さいませ」


 ごくり、あまりにもキイチが美味しそうに食べる物だから、ランドールも夫人もかぶりと歯を立てた。


 薄いシーナンの皮は、歯で簡単に食いやぶり、口の中にみずみずしい水気と、優しい甘味がいっぱいに広がった。


ランドール「うまい!」


ソーニャ夫人「これは・・・」


 今まで食べたシーナンの中でも、いや、他の果物に比べても最高の味だと。


キイチ「僕の国では、最高の味を知りたければ、その場に行って食らうこと。最高の贅沢こそ取れ立てを食らうことや、そう言った。食の大家と呼ばれとる貴人さんが言ってましたわ」


 ランドールは確かに道理だと、大層感心していた。

 キイチの国には変わった貴人がたくさんいるのも、キイチを見てれば理解出来た。


ソーニャ夫人「これは旦那様にも感謝しますわ」


ランドール「ソーニャ・・・」


ソーニャ夫人「ウフフ、旅に出て良かったわねあなた」


ランドール「うむ!」


キイチ「ほな、最高の料理食べるためにも、汗水足らして働きましょか~」


 二人もキイチに習い、慣れないながらも収穫を楽しんだ。


 もちろんですが!。


ランドール「確かに汗水足らして働いたあとの飯は最高であるな!、ガハハハハハハハ!?」


 高笑いしたランドールに、周りの農家の人や、小作人も笑顔であった。




 僕は何日か通って、収穫を手伝いに果樹園に行ってたんやが、流石にそれだけやる訳にもいかんしの~。


 嫁さんとラブラブしたり、マリーを連れて狩りをしたり、杖を作ったりとな。


なんやかんや一月が経過したで、ようやく例の古代樹を『王水』から取り出しました。


 あっ、ミスリルでパスタつかみとか、ゴミ拾いに使うあれを作ってからやけどな。


 流石に『王水』から取り出すこと考えてなかった時は、頭抱えてもうて、ローズのおばはんの店に突撃してましたわ。


 そしたら【杖作り・魔】に書いてありました。恥ずいわ~。


ローズ「イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!?、あたしを笑い殺す気かね」


 いや~、悪かったです~。


 きちんと本呼んでたら焦らすに済みましたわ。


②魔力水に付け、古代樹を活性化させます。


これを七日間、魔力水を交換しながら行います。


キイチ「色々と手順あって大変やな~杖を作るんのも、手間隙かけてこさえる。これぞ職人の仕事ですわ~」


※キイチのユニークスキルツーバイフォー工法は、そうした大変な家作りを幾つかの行程で、楽に組み立てるのが基本です。


ただ異世界のご都合主義にまみれたスキルと変化してます~。






§§§×§§§




 地球の神界



 

 最近、名付きになったスクナのたった一人の信者。

 キイチの行動で、未開の世界ダーマンが、少しずつ変化していた。


 あの世界の管理神は、私と同じ上級神ですが、流石に未開の世界ですので、地球に降りて遊びまくってるから、ほぼ放置してる。


 そこで任せられてるのが名も無き神々なの、スクナもそんな名も無き神々の一人だったんだけど・・・


 神々だって娯楽は欲しい、何せ神々は不滅であり寿命がないもの、唯一肉を持って降りてる時に死ぬと復活に時間が千年ばかり掛かるくらいかしら。


 地球の日本で言うブラック企業も真っ青な業務を休みなくやろされてるわ、だから名も無き神々、要するに派遣とかバイト、パートにお願いして、管理を肩代わりしてもらうのよ。


 その時に支払われるのがゴッドポイントね。


 これを沢山持ってると神格が上がるし、特典も貰えるからお得なのよ。


 ただ私のような有名な神ならともかく、そうそうゴッドポイントは手に入らないわね。


 そこで管理神の手伝いをして、名も無き神々はゴッドポイントを支給してもらうのよ。


 そのスクナだけど、この度、未開の世界ダーマンの管理神の一人に抜擢されて、下級神から中級神に神格が上がった。


 これはかなり異例のことだ。


 もっともスクナは幸運だったわね~。


 ダーマンに降りたあの大阪人が、破天荒過ぎて面白いもの、


 スクナには面白いようにゴッドポイントが加算されて、数万年かけて貯めてようやく神格が上がるのに、最速で中級神になったのですから、

 何より今はダーマンが熱いわ、毎日何かしら起きるし、キイチは見ていて飽きないもの。


ビーナス「さ~て、今日のゴッドYouTuberでも見て、気晴らしなくちゃね~」


 神々の娯楽として、キイチの物語は、順調に・ゴッドネを貰えているようだ。




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