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0052 私が妊娠中絶の権利を支持するのは……

↓2022.09.11

   私が妊娠中絶の権利を支持するのは……


 私が妊娠中絶の権利を支持するのは、経済的にあるいは精神的に親となる資格のない人に育てられる子供を少しでも減らすことが出来る、と考えるからだ。

 つまり、子供が飢えにさらされるあるいは愛情を注がれることがない人生を送るなどの悲惨な事態を阻止することが最重要であると考えているからであり、妊娠した女性(強姦などの場合を除く)の権利として重要視しているからではない。

 本当は、親となる資格のない人が親になることを防げるような方法があればいいのだろうが、そのような方法がありえるとは思っていない。法律で規制しようとしても、親となる資格のない人間を厳密に定義することすら困難で、どこかで歪みが生じることになるだろうと考えている。結局は、各自の判断にまかせるしかないのであり、そうであれば、適切でない判断で妊娠する場合はいくらでもありえるだろう。だから、妊娠中絶という逃げ道が必要なのだと考えている。

 また、強姦で妊娠させられた場合には、妊娠中絶は望まれない子供を生まないための唯一の方法であると考えている。妊娠中絶させず、出産させてすぐに養子に出すというシステムを運営している人々がいると聞いているが、それは恐ろしく残酷なことだと感じている。そうやって生まれてきた子供は、親から注がれるはずのものと同等の愛情を得られるという保証はないし、望まれない人間として生まれてきたというレッテルを一生意識せずにはいられないだろう。だからといって、強姦された当事者に、生まれてきた子供を愛しながら育てること期待するわけにもいかない。

 妊娠中絶が好ましいことだと考えているわけではないが、その方法でしか事態を緩和することが出来ないという場合があるだろう、と考えている。




↓2022.09.16

   現実を無視して……


 現実を無視して、理念こそが大事だという人々が存在している。

 頭の中だけで、自分に都合よく観念(彼らにとっては理念)を組み上げて、それで考えた気になっている。

 そのような観念(彼らにとっての理念)は、空想というカテゴリーに分類すべきだと、私は考えている。

 自分に都合よく組み上げた観念(彼らにとっての理念)なのだから、それを現実に当てはめるときも、自動的に都合よく解釈することが習いとなっている。

 だから、現実ごとに違う解釈をしていることがほとんどなのだが、そのことに全く気づかない。むしろ、そのせいで、「どこにも誤謬がない」、「自分の理念は完璧だ」と思いこんでいる。

 そのような観念(彼らにとっての理念)は、信仰というカテゴリーに分類すべきだと、私は考えている。




↓2022.10.09

   「中道」とはどちらの方向にも……


 「中道」とはどちらの方向にも偏りすぎないということだと思っている人がいるかもしれない。それは、立っているときに右や左に傾いていれば倒れてしまうからまっすぐ立つべきだ、というような意味では正しいと思う。ただ、私は、「中道」という言葉から、もう少し強い意味を受け取るべきだと考えている。

 例えば武道では、立っていることに関して、ただ単にぼうっと立っていればいいとすることはあまりないようだ。相手が攻撃してきたとき、さっと攻撃をそらしたり、逆に反撃したりするために、どのように立つのが効果的かということが大切であるようだ。どうすれば早く反応出来るか、どうすれば相手の予測を裏切る動きが出来るか、どうすれば相手の攻撃をはね返せるか、様々なケースに対応することが必要であり、そのための理想的な立ち方が存在するのだろうと思っている。

 「中道」ということに関しても、単に偏っていないというレベルでは十分ではないと考えている。それは初歩の初歩であり、より理想的なあり方を追求することが「中道」なのではないかと思っている。


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