0044 無意識の領域に構築される回路の阻害作用について
↓2019.12.30
無意識の領域に構築される回路の阻害作用について
スポーツなどで、複雑な一連の動作を必要とすることがある。それを頭の中で、これをこうして、ああして、そうすれば、うまくいくだろうと考えて試してみると、案外最初からうまくやれてしまうことがある。
しかし、何度か同じことを繰り返しているうちに変な癖がついて、最初ほどうまくやれなくなってしまうこともある。私はそれを、頭の中の無意識の領域に、自動化を実現するための回路が構築されていくためだろう、と考えている。
自動化を実現するための回路は、何度も同じことを繰り返しているうちに否応なく構築されるものだと考えている。しかし、最初から十分に役に立つ回路が構築されるわけではなく、最初は大雑把な、細部が無視された回路が構築されるのだろうと推測している。つまり、回路は一足飛びに構築されるのではなく、少しずつの積み重ねで構築されるのだろうと考えている。
一旦構築されかけた未成熟な回路は、意識的な動作に取って代わろうとするので、一時的に変な癖がつくのだろう。もしそこで諦めれば、変な癖が回路として固定され、運動音痴になるのだろう。
練習を繰り返すことによって動作を改善することが可能であることを考えれば、おそらく、もっといい動作をしようと意識して練習していれば、それが無意識の領域の回路に作用し、動作を少しずつ改善することは可能なはずだ。
しかし、それはかなり微妙な作業で、そんなに簡単なことではないだろう、と私は考えている。一度ついてしまった癖(不完全な回路)はより良い動作を阻害する方向に働くので、下手をすれば、練習すればするほど癖が固定化する可能性がある。また、より良い動作を理解しなければ回路を改善出来るはずもないが、最初から完全な動作を頭で理解していることもまずないだろう。
経験上、やれると信じて、いろいろな工夫をしながらやり続ければ、なぜかうまくいく場合があることは知っている。具体的にどのようなことをすれば効果があるのか、そして、それらはどういう作用でそうなるのかということに、私は興味がある。(例えば、イメージトレーニングは効果的な練習方法の一つかもしれない。)
(以上は無意識の領域で起こっていることに対する考察の一部だが、実用的な応用が可能だろう。例えば、運動音痴を解消する方法を考えるための足掛かりにもなりうると思う。)
以下は、自分が重視している注意項目の一部だが……
以下は、自分が重視している注意項目の一部だが、今後の自分の行動の方向を改めさせるものになりうるのではないかと特に思っている。
両親の愛情を受けずに育った人は心が折れやすい。
たとえ貧困で苦しんでいる人を助けたくても、継続的な援助は感謝の心を失わせるし、相手の自立には繋がらない。
弱者やお人よしからの搾取に励んでいる人が少なからず存在している。
↓2020.01.21
洗脳された人の洗脳を強制的に解くことは……
洗脳された人の洗脳を強制的に解くことは出来ないかもしれない。
洗脳内容を否定してみせることは出来るだろう。しかし、それだけであれば、何を信じたらいいのか分からなくさせてしまうかもしれない。
何か代わりとなるものを提示することは出来るだろう。しかし、それは別の洗脳内容で置き換えるのと大して変わらないのではないか。
そもそも、誰かが洗脳されているということを、どのようにして判断するのか。
洗脳を解くために必要なことは、様々な角度で物事を観察し、情報を収集し、どのようにとらえるべきかを考えて考えて考えぬくことだ、と私は考えている。決して一時的な結論に満足せず、継続的に考えることが必要だと考えている。
判断力が乏しい限り、どんな判断を妥当であると考えようと、それは洗脳と紙一重でしかないと思っている。
↓2020.01.22
言葉で表現するということは……
言葉で表現するということは、特定の概念に杭を打ちこんで固定するということでもある、と考えている。
それは本来、現時点の考えの備忘のためであったり、外部への発信のためであったりするが、概念の広がりを限定してしまうという作用がどうしても生じる。
「その概念が正しいとは限らないし、正しかったとしてもまだその先に見えてないものがあるはずだ」と常に考えるべきだと思っている。




