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0025 実際にそういう構造になっていると……

↓2016.06.26

   実際にそういう構造になっていると……


 実際にそういう構造になっていると主張するものではなく、実際にはもっと複雑なものだと考えているが、「意識は、表面に近ければ近いほど、扱っている情報を外部からきたものであると認識し、奥に行けば行くほど、扱っている情報を自分自身の考えや意思であると認識する」という単純化した構造を想定すると、洗脳というものを理解することが容易になる、と考えている。

 「意識の表面」とは、五感や言葉が直接インプットされ、アクセスのブロックがほとんどない領域であると定義することにする。「意識の奥」とは、通常は簡単にインプットすることが出来ない、特定の手順を踏まなければアクセスすることが出来ない領域であると定義することにする。

 「意識の表面」にインプットされる情報は「外部で起こっていること」だと解釈される。それが錯覚や幻覚であっても、同じである。「意識の表面」では、通常は、インプットされた情報を検討し、特定の解釈を下し、その情報を「意識の奥」に送りこむ。「意識」は階層構造になっており、「意識の表面」に近い「意識の奥」では、さらに検討と解釈が加えられ、その情報はさらに深い「意識の奥」に送りこまれる。(つまり、通常は、検討と解釈が加えられてない情報は「意識の奥に」送りこまれないというガードが働いている。)

 「意識の奥」に行けば行くほど、検討と解釈が加えられた情報が送りこまれてくるので、それは「自分自身」の考えや意思であると解釈される。既に検討済みの情報であるから、検討と解釈が必要ない情報として扱われる。逆に言えば、「意識の奥」では検討や解釈という機能はほとんど働かない。

 これについては、催眠術の効果を考えてみれば理解しやすい。催眠術をかけた状態とは、対象者の「意識の表面」を経由しないで、「意識の奥」に直接アクセスすることが出来るようにした状態である、と考えられる。(「意識の表面」を麻痺させた状態であるとも解釈出来る。)その状態で暗示を与えれば、対象者を指示通りに行動させることが可能になる。対象者が指示に素直に従ってしまうのは、「意識の奥」では、検討や解釈という機能があまり働いてないからである。

 催眠術が深くかかったということは、より深く「意識の奥」にアクセス出来るようになった状態である、と考えられる。その場合、催眠術で書き換えることの出来る領域は、「自分自身」本体に近い領域である。「自分自身」の意識を書き換えることが出来れば、人を自殺させることも、人に誰かを殺させることも可能だと考えられる。(実際には、催眠術だけでそこまで深く洗脳するのは容易ではないだろうが、可能性としては否定出来ない、と考えている。)

 意識の構造が上記のようなものであると理解しておけば、洗脳されやすい人とはどういう人であるかを説明出来る。それは、「意識の表面」で検討や解釈をする能力や習慣が乏しく、「意識の表面」から入ってきた情報を安易に「意識の奥」に送りこむような人である。そのような人は、感情的な訴えに感化されやすい傾向があり、他人がレッテルを連呼するのを聞くだけで同化(洗脳)されることになる。(より深く洗脳する場合、あるいは、洗脳されにくい人を洗脳する場合は、もっと手間のかかる方法が必要になる、と考えている。)




↓2016.08.17

   残念ながら、無知は……


 残念ながら、無知は言い訳にならない。

 知らなくても現実は進行していく。

 少しでも気づきたいなら、知ることに貪欲になるしかない。




↓2016.09.20

   自己憐憫とは……


 自己憐憫とは、過去を向いて自分の不幸を嘆くことであり、そこには反省も再挑戦への意欲もなく、ただ不毛である。それは、単に、自分を甘やかすための欲求でしかなく、時間の無駄であるだけでなく、未来に向かっていこうという気持ちを阻害する毒でしかない。(ちょっとだけならかまわない、とは思っている。)




↓2016.09.28

   単純化すれば、『城』では……


 単純化すれば、『城』では、カフカの憧憬と落胆と見切りのよさと諦めの悪さが描かれている。自分自身の身勝手な思惑に振り回されるのでなく、現実をまるごと受け入れ、その上で、心の求めるところを追求しようとしている。そこに、カフカの達観とある種の気高さを、私は見ている。




↓2016.10.01

   ほんの少し予期していたのとは……


 ほんの少し予期していたのとは違う反応を人が示すとき、その人の本音が少しだけ漏れ出ていることに、気づけるかもしれない。



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