表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/45

おじさんたちに集団で告白されたらトラウマになりませんか?わたしはなりました。

タグに「百合ハーレム」とか書いているのにおっさんばかり出てきますが、百合展開はもうちょっと先です。

それまでおっさんに囲まれて苦労する少女をお楽しみください。

レッサードラゴンは、今までで一番楽だった。

やはりミラーさんの魔術はヤバいのだ。

目視できれば、動力攻撃が成功する。


「凍らせるよ!」

「ここに並べてください!」


最近はネクリさんは素材凍結担当になっている。本人もそれで良いみたいだ。


「…こ、こんなに、あっさりと」

「これは凄いぞ。革命ではないか」

スティンガーキャラバンの皆さんは呆然としていた。


私はひたすら指示。

「グリーの弟さん!肉なんて後です!それよりも臓器を!」

「臓器をどるのにじゃまなんだ!」

「なら、並べる必要なんてありません!臓器が最優先です!肉は使えなくても問題ない!」

「わがっだ!」

グリー兄弟たちは、私を深く信頼してくれる。

おかげで最近は遠慮なく色々なことをお願いできる。


「メイル!凍らせなくて良いものは牙と鱗と角だけ?」

「外に晒してあるものは基本的に大丈夫です。一部でも体内に埋まっている目とかは凍らしてください!」

「なるほど、了解」

解体作業、凍結作業こそが私の出番だ。一番忙しい。


「あの嬢ちゃん、よく動くな」

「指示も的確だ。いい女になる」

「俺たちも素材移動で動くぞ」

結局スティンガーキャラバンの出番はほぼなかった。


しかし、盗賊の心配がないのは頼もしかった。

交渉次第では、今後もお願いしようかと思っていたのだが。


「いや、あの、私まだ幼いですし」

「結婚はできる年だろう」

「嬢ちゃん、身を固めるなら早い方がいいぞ」

街に帰ると、何故かスティンガーキャラバンの皆さんから迫られていた。

「俺達はお前さんの動きに驚いたんだ。才能あるぞ。うちらと一緒なら旅もできるし、身も固められる」

「あ、あの」

「嬢ちゃんも女だ。子も欲しいだろう」

「い、いえ、だから」


スティンガーキャラバンの人達は、私を尊重していた。

無理矢理とか、そういうのはない。

下にも見ていなかった。

対等に扱おうとしていた。

だからこそ、凄い厄介なのだ。

そもそも、なんで5人いっぺんに口説いてくるのだ。


「実際、嬢ちゃん、このままリーダーでやるには負担が大きすぎるぞ。いずれはどこかのキャラバンに合流することになる」

「ま、まあ、それは分かります」

「うちらはその点実績十分だぞ!」

「いえ、だから、それと、これとは」

というか、スティンガーキャラバンのみなさん、おじさんな訳でして。

わたし、まだ11だよ?


この告白地獄は五日にも渡り、私の精神を削った。

分配は私がやるのだが、気を利かしたオルグナがやってくれたようだ。


気分転換にニールに会いに行く。

「ニール」

「よお、メイル」

ニールはいつも通り。ちょっとほっとする

「レッサードラゴンはうまくいきました。齟齬もなかったですね」

「うむ。油断をするわけではないが、知識の積み上げは順調にいっている証左だろう。問題は」

「問題は?」

「まず、ドラゴンゾンビ、こいつは聖属性しか無理だ。対処法は100人がかりで、聖魔法を浴びせたおす」

「…また、凄いですね」百人って

「これはシンプルに考えよう。100人集められれば討伐をする。無理ならしない。」

なるほど。


「次、アイスドラゴン。懸念はまだ多い。しかし、いずれは挑まねばならない。だから、近くの街に移動し、先に他のドラゴンを討伐しよう」

「他ですか」

「ああ。ラウンドドラゴンというのがいる。翼もブレスもない。うってつけの相手だ」

「分かりました。オルグナと相談します」

「ああ」

この世界的には「キャラバンで一人の女性を共有する」という発想も普通にあったので、スティンガーキャラバンのアプローチがああだったわけです。

むしろ彼らなりには最大の敬意を表しています。

メイルも、ラレールキャラバンにあのままいれば、そうなっていました。

でも旅をしながら性行為や子育ては厳しく、基本的に待遇は劣悪なので、それは可哀そうだと、ラレール隊長は娼館行きを勧めてくれていたわけです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ