ミカちゃんの秘密と弱点っ!
国王様隠居騒動から数日後·····
私は自宅のディメンションルームのリビングでノートアカシックレコードを取り出して、国王様の隠居用のお屋敷の設計をやっていた。
ちなみに数日と言ったけど大体3日くらい経ってて、未だにお父さんとお爺ちゃんは各方面の方々と会議を重ねまくって一日中会議をやってて死ぬほど大変そうだった。
まぁ私は実行班って事でそこら辺はやらないで色々他の事やってるけどね。
こんな風に家の設計とか·····
「んぅ·····」
\ドゴッ!/
\ゴスンッ!/
「いっ·····」
「あっミカちゃんがソファから落っこちた」
「痛そうだなぁ·····」
·····設計とかをやってたら、私の視界の外で物凄い音が聞こえた。
状況から察すると、ミカちゃんが寝がえりをうってソファから落っこちたようだ。
痛いよねアレ、私も時々やらかすけど当たり所が悪いと2時間くらいずっと痛いし·····
「ミカちゃん気を付けなよー、っていうかガチ寝するなら畳エリアに布団敷いて寝なよー」
「んー····· できない·····」
「自分で起き上がりなよー、流石に怠惰すぎない?」
「·····むり」
どっか強く打って起き上がれなくなったかな?
まったく、ほんと怠惰な天使だよなぁ·····
「仕方ないなぁ、手伝ってあげるから起き上がって」
「んぅー·····」
私は渋々だけどパソコンでやってた作業をちゃんと保存してから立ち上がり、座りっぱなしだったから軽く体をのばして床で芋虫みたいにニョニニョキ動いてるミカちゃんの腕を掴み·····
\スカッ/
「·····あれ?つかめない?」
「うで、いまない·····」
「ちょっと失礼」
「やーーーーーーー·····」
私はミカちゃんが来ていた着る毛布をはぎ取ると、衝撃的な光景が広がっていた。
うーん、トップレス!
まったく、暖かくなったからって服着ないで毛布だけ着るってさぁ·····
「ありゃま·····」
「えっ!?ミカちゃん腕は!?」
「ミカちゃんって腕あったよね?どういう事?」
「·····見間違いかしら?」
「横になり過ぎてうなぎみたいになっちゃったんじゃないの?」
「今腕が落ちたわけじゃなさそうなのじゃ、傷口がしっかり塞がっておるのぅ·····」
「へな!?うでねっけ!?どっけべにゃっぺら?」
だが、トップレスな事よりも気になる事があった。
ミカちゃんの両腕が、元からなかったみたいに綺麗サッパリ消滅していたのだ。
「んー、こわれちゃった·····」
「壊れちゃったの?ちゃんとメンテしないとダメでしょまったくもー」
「んぅ····· めんどくさい·····」
「ちょっとまって、なんでソフィちゃんそんなに冷静なの?」
「だってミカちゃんが義手って知ってたし?っていうか·····まぁ、一応ミカちゃんの義手って私が改造して色々やった物だから知ってる感じだね」
だが私は驚かなかった····· っていうのも、実は彼女は私と同じ腕を失って義手になってる義手仲間で、元々の義手から私が設計開発した腕に付け替えていたのだ。
だから知ってるって訳だ。
「·····いつから知ってたの?」
「魔法競技大会の時にはもう知ってたよ?」
「それって出会った時から知ってたって事でしょ?なんでワタシたちに言わなかったの?」
「だって聞かれなかったかr····· やめ!それやられると首がマミッ!!!」
◇
首がちょっと餡麺麭男したけど無事にドッキングした私は、ミカちゃんについてちょっと話をしはじめた。
「·····実はミカちゃんは造られた時は腕があったんだけど、色々あって永久機関が暴走してそれを止めるために腕を失っちゃってたんだよ、んでそっからまた色々紆余曲折あって両腕が義手になってて、色々あってこの世界に来て私が腕が無い事をしって、私も義手になってたから作ってあげた感じだね」
「ん、そんなかんじ」
ミカちゃんの腕は私みたいに肩から先が存在していない。
しかも私とは違って両腕が欠損していて、もし義手が無かったら物を食べるどころか起き上がる事すら困難だろう。
·····まぁ本人的には起き上がらないで延々と寝転がってたいだろうけどさ。
ちなみに腕が無くなった理由は本人が嫌がってるから詳しくは秘密ね、だってあのミカちゃんが唯一みんなに知られたくないって言ってた秘密だし·····
そんで私が作った義手は基本メンテフリーで動くんだけど、月1くらいで調整とかメンテしないと動かなくなって安全装置が起動して消えてしまうのだ。
てか昔はそうだったんだけど、今の技術なら半永久的に維持できるけどそうしないと動かないからそのままにしてる。
ちょっとは動け。
「んでミカちゃん、何ヶ月くらい放置してた?」
「·····一回もやってない」
「前回から半年以上やってないのかぁ····· そりゃ消えるわ」
確か前回のメンテはミカちゃんが珍しく運動した数日後で、結構ガッツリやった覚えがあるから、それ以降やってないってなると消えて当然だ。
一応自分でやるよう伝えてるんだけどなぁ·····
「そうだったんだ····· 大丈夫なのミカちゃん」
「ん、ソフィが、なおしてくれる」
「あのさぁ····· 私の義手、ちゃんとメンテすれば消えないから」
「わかった」
「·····わかってるのかなぁ」
って言いながらも、腕が無い状態のミカちゃんに私は一旦消えた義手を付与し直す作業をしていた。
だって一度メンテの時に無い状態でお風呂で放置したら沈んだんだもんこの子·····
天使だから溺れる程度じゃ死なないんだけど、作り直して調整しててふと目を離したら居なくなっててお風呂の底でモゾモゾしてたのを見た時はマジで心臓が止まるかと思ったわ。
って事で私がこっそりミカちゃんの腕のメンテをしてあげてたんだけど、今回は完全に忘れててとうとうみんなの前で義手が消滅しちゃってバレたのだ。
「はずかしい·····」
「まぁ私も左腕が無いからあんまり気にしなくてもいいと思うけどね、あとちゃんとメンテしなかった罰が当たったんでしょ?ほらみんな気になってるから見せてあげな、その間にメンテ終わらせとくから」
「·····えっ」
「ちなみにミカちゃんのアイギスって全身を魔法陣みたいにして発動してるから、腕が無いと魔法陣が乱れてアイギスが超弱体化してるね、スレッジハンマーがあれば壊せるんじゃないかな?だから今なら触りたい放題だよ?」
「んぅっ!?ソフィ、それ、いわないで·····」
「いいの!?うへへ、腕の無いミカちゃんも可愛い····· うへへへへへ·····」
「まぁ僕はソフィちゃんで見慣れてるからいいや」
「ちょっと気になるわね、私にも見せなさい」
「見せて見せてー!」
「ふむ?今ならくすぐり放題じゃのぅ····· ふっふっふっ·····」
「へなすっけ!みんないくっけなー!!」
『『おーっ!』』
「やめ、いや····· ん~~~~~~~~~っ!!!?」
そして私はメンテを怠った罰としてミカちゃんの弱点を教えて、普段はアイギスで拒絶されて近寄れないが弱体化して近寄れて拒絶できないミカちゃんをなかよし組のみんなの前に投げ出した。
それはサバンナに手足を縛ったヒツジを投げ出すようなモノだと私はよーくわかっていた、だからこそ教えたのだ。
ミカちゃんのアイギスは私でさえ油断させないと貫けない最強の神の盾だが、弱点がある。
彼女の放つアイギスは基本的に腕が無いとマトモに発動できない。
というより、腕が無くなると体内の魔力流路が乱れて綺麗なアイギスを展開できず、更に発動速度も遅くなってしまうのだ。
しかも発動前にワチャワチャされるとうまく出せないみたいで、ああやって·····
「うわぁかわいい!もちもち肌だぁ、うへへ、拒絶されないで触れる·····サイコー!」
「·····でもやっぱりちょっと気になるんだよね、ここ、うん、やっぱり触り心地好きだなぁ」
「フィーロも中々な変態ね、でもこうして近くで触るのは滅多にないから触っておくのがいいかしら」
「うわー!すごい、やわらかい!」
「くっくっくっ····· お主がここが弱い事は知っておるのじゃ、やたらここだけ防御が硬いからのぅ」
「んにゃちっぱっけ!へなぁ、腕なっけってどんなっけた?」
「んやぁぁぁああああっ····· やあぁぁぁあああっ·····」
いつもはアイギスで拒絶してるミカちゃんが、なすすべなくみんなのオモチャにされていた。
だってミカちゃんってくすぐったり色々やろうとすると絶対守って触らせてくれないし、みんながやってるウザ絡みスキンシップが唯一できない相手だからねぇ·····
この機会に一気にやっちゃおうとみんなは考えてるのだろう。
ちなみに私もそう考えてる、私、TSしても可愛い子好きなのは変わらないからね?
「みんなー、メンテは5分で終わるからそれまでミカちゃんにアイギスを展開させる隙与えないでおいてー、ちなみに腕が無いとアイギスを展開するの1分かかるからそれまでにワチャワチャすればキャンセルできるからー」
『『はーい』』
「んやぅぅぅぅうううっ····· やめてぇ····· うぅ·····」
そして、今日は結局王様の隠居屋敷の設計はまったくできなくて、その代わりにミカちゃんを心行くまでミカミカしたのだった。
当然、遊び終わった後にミカちゃんが拗ねて40時間くらいふて寝したのは言うまでもない。
名前:ソフィ・シュテイン
ひと言コメント
「ちなみに何があったかって言うと····· いややめとくかな、割とガチで暗い話だならそんな面白くないし·····」
名前:ミカエル
状態:両腕欠損(義手外し中)
ひと言コメント
「やーーーーーっ!!いわないで、はずかしい!」
名前:なかよし組
アルム
「うへへへへへへへへへへへへ····· 自由に触れるのサイコー!うっへへへへ·····」
フィーロ
「·····ソフィちゃんのせいなんだけど、欠損した所を触るのが好きなんだよね、僕」
グラちゃん
「綺麗な髪ね、それに肌もきめ細かくて綺麗だわ、流石は天使ね」
ウナちゃん
「えへへ、ミカちゃんとくっつけるの初めてかも!いいね!」
エビちゃん
「いてて····· こやつ、弱点のわきの下をくすぐったらガチで蹴ってきやがったのじゃ····· 腕と結界が無いから油断しておったのじゃ·····」
ミナタ
「んでねっけの大変ったなぁ、いいこいいこっけ!」




