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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第六章 TS賢者は母になるっ!
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いつも通りと書いて幸せと読む


『ほにゃあ!ほにゃあ!』


「んっ····· もう朝かぁ····· んんんーっ!はぅ····· はいはい、お腹空いた?それともオムツ?·····お腹空いたんだね、よしよし、ちょーっと待ってね?」


「ううん····· おはようソフィちゃん·····」


「おはよ、フェニカの面倒見るからもうちょい寝てていいよ」


「わかった·····」



 とある日の朝、私はフェニカの泣き声で目が覚めた。


 どうやら今日はお腹がすいて泣いているみたいなので、私は寝ぼけている頭を頑張って動かして早速フェニカに母乳をあげた。


 するとフェニカは勢いよくおっぱいを吸い始め、お腹が満たされはじめたのか泣き止んだ気配がした。


 まぁでもフェニカが満足するまで飲ませてあげようかな·····



「ねむ·····」


「僕も手伝うよ、眠いならソフィちゃんの方が寝ててもいいよ」


「いや大丈夫、昨日は早く寝たから·····」



 私とフィーロ君は昨日ちょっと夕食後からハッスルしてて、割と早い時間に私が力尽きてぶっ倒れるように寝てしまったのだ。

 いやぁ、久しぶりにめちゃくちゃ良かったわぁ·····



「んぷっ」


「あっ飲み終わった?」


「むぅー·····」



 って昨日の夜の事を思い出してニヤニヤしてたらフェニカが満足したようだ。


 この子はもう生後7ヶ月でおっぱいは1日3回くらいでいいんだけど、私に似て燃費が悪いのかよく朝になるとお腹を空かせて泣いて起きるから、朝ごはんまでの繋ぎでおっぱいをあげているのだ。


 ·····もしかしたら単純に飲むのが好きなのかもしれない、だってこの子フロウの1.5倍くらい飲むし。



「けぷっ」


「んっゲップも出たね、よしよし、いい子いい子」


「はみゃー」


「んふふ、もう一眠りする?」


「うん····· まだもう少し寝る·····」


「·····フィーロ君に聞いたんじゃないんだけどなぁ、まぁ寝てていいよ、私は朝ごはん作ってくるわ」


「はぁい·····」



 何故か寝ぼけたフィーロ君が返事をして、フェニカとフィーロ君の2名はもう一度眠る事にしたようだった。


 そして私は2人を置いてちょっと早いけど朝ごはんを作る事にしたのだった。





 暫くすると今日の朝ごはんが完成し、ついでにフェニカとフロウとトウマ用の離乳食も出来上がったので私は全員を叩き起した。


 そんでノコノコと起きてきたみんなと一緒に朝ごはんを食べていた。



「そう言えばウナちゃん、アレキの離乳食ってまだ?」


「うーん····· もうちょっとかなぁ、まだちょっとむりやり食べさせても嫌がってたから·····」


「おっけ、食べられるようになったら言ってね、4人分作っちゃうから」


「ありがと、もうちょっとだと思うから頑張ってみるよ」



 今の子供たちの年齢は最年長のフロウが8ヶ月、私のフェニカが6ヶ月、グラちゃんの所のトウマが5ヶ月、ウナちゃんの所のアレキは4ヶ月だ。


 トウマはもう離乳食を食べ始めたけど、アレキはまだまだらしくて、離乳食はそれぞれの歳に合わせたモノを3食用意している。


 まぁ時々日本のレトルト離乳食にしてるけどね。



「んむんむ·····」


「美味しい?ちゃんと食べてね」


「任せてごめんねフィーロ君、大丈夫?」


「大丈夫だよ、お世話くらいなら僕も出来るからソフィちゃんはゆっくりご飯食べてていいからね」


「·····食べ終わっちゃった☆」


「じゃあゆっくりしてていいよ、朝ごはんも作って疲れてるでしょ」


「んじゃお言葉に甘えさせてもらうね、ありがと」



 という訳で私はフェニカをフィーロ君に任せてしばらくダラダラさせてもらう事にして、ソファに腰かけた。



「やば、なんか眠くなってきた·····」


「寝てていいよ、あとは僕がやっておくから」


「あー····· ごめん、お願い·····」



 いつもはフィーロ君は寝起きが悪くてすぐ寝ちゃうけど、今日は逆だったみたいで私が眠くなってきてしまった。


 ·····まぁいつも以上に体力使ったから仕方ないよね、うん、お言葉に甘えて寝よっと。


 私は目を閉じると、あっという間に夢の世界へと引きずり込まれていってしまった。





 きゃっきゃっ


 だぅー!

 ほにゃぁあっ!


 ふにぁにゃにゃにー!!



「·····んっ、あれ?·····やばっ!?今何時!?」


「もう10時30分だよ、フェニカとフロウは一緒に遊んでるから安心していいよ」


「あぁ····· 良かった、任せちゃってごめんね·····」



 どうやら私は朝ごはんを食べたあとガッツリ爆睡してしまったようだ。


 そんでフェニカとフロウはリビングのカーペットが敷かれた子供用エリアでいつも何かよく分からない事をして遊んでいた。



「ごめんね、午前中はずっとイチャイチャする予定だったのに·····」


「いいよ別に、寝顔はたっぷり堪能できたから」


「んへへ·····」


「·····惚気けとるのぅ、のうラクトや、ワシらもイチャイチャせぬか?」

「もうしてるでしょ?」

「まぁそうじゃな」


 そんで左隣のソファではお兄ちゃんとエビちゃんがイチャコラしていた。


 まぁエビちゃんとお兄ちゃんはどうでもいいか。



 実は今日は色々予定があったんだけど、私が爆睡したせいで午前中の予定が丸つぶれになってしまっていた。

 ·····予定と言っても夫婦でイチャイチャするだけの予定だったから無いに等しいんだけどね。


 それに今日のメインは午後からだし。



「とりあえず沢山寝たからかなり元気出たわ、午後からは大丈夫そうだから安心してね」


「無理そうだったらいいんだよ?」


「大丈夫だって、もう元気120%だからっ!日本で観光する程度もうぜんっぜん平気平気!」


「それなら良かった、じゃあ午後の予定はそのままでいい?」


「もちろん!」



 今日は午後からフェニカを連れて日本にプチ家族旅行に行く予定なのだ!

 ·····まぁ軽くベビー用品を見たり何となく家族3人で日本をブラブラと歩きたかったっていうだけで観光って言うほどじゃないんだけどね。


 たまにはそういうのもアリだろうって思ったし、もう1つ用事があるというか、そっちのついでで日本に行く事にしたのだ。



 って言うのが、実は午後からリリアが日本の彼氏の所に11時頃に行くのでその付き添いがてら私達も日本に行く事にしたのだ。


 フェニカは日本には予防接種を受けに何度か行ってるけど観光みたいな事はさせた事がなかったから、どうせなら家族水入らずでちょっと出かけようって私が提案して、フィーロ君もノリノリだったので決定した感じだ。



「んじゃどこ行く?私はとりあえず動物園に連れて行ってみたいなって思ってるけど·····」


「確かにいいね、じゃあついでに水族館もいいんじゃない?」


「おー!それもアリだね、んじゃ都市観光って言うよりそういう方面をメインで行こっか!」


「おっけおっけ、まぁ人混みも慣れてないだろうし今日は向こうは平日だから丁度いいかな」



 という訳で、私たちシュテイン一家は午後から日本に観光しに·····


\バァンッ!!/

「うっ、うわぁぁぁああああっ!!っけ!!へなったみっきにけったぁ!!?!?」


\ぎゅむっ/

「ぢょっ!?ぐび、ぐびじまっでヴ·····」



 観光しに行こうって考えようと思った瞬間、私は後ろから変な事言いながらやって来ていたミナタに首を締められた。


 そしてチラッと視界の端に写っているのは、ティンクル☆キュルピカの第7巻だ。


 ·····7巻は確か主人公たちの1人が闇堕ちして大ピンチになるんだけど、苦渋の決断で倒す回だっけ?

 ちなみに8巻でケロッと復活するんだけど、1度マジで死んだと思わせるようなショッキングな演出をするから、発狂してるのはそれのせいだろう。



「じぬ、ぎぶ·····」

「へなってけっぱなげばにっきなっ!?なげっやりかゅあ!!?」


「つ、つづぎ、よんで····· かふっ·····」


「そ、ソフィちゃーんっ!?」



 そろそろ限界に達した私は、再び眠りに就いた。


 いや眠りというか〆落とされたのだった。



名前:ソフィ・シュテイン

ひと言コメント

「·····今回マジで何もしてないなぁ」


名前:フィーロ

ひと言コメント

「そういう日があってもいいんじゃない?」


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