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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第六章 TS賢者は母になるっ!
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来賓が来ててもいつも通りっ!



「けぷっ」

「おっ出た出た、いい子いい子」



 途中でイライラしていたウナちゃんがまたキレたりしたけど、お昼ご飯の酢豚を食べ終わって授乳も終えた私はみんなと一緒にのんびりとしていた。


 ちなみにウナちゃんが普段は王宮に居るイルミア君とアレキ君を連れてきたのには特に理由は無かったりする、単純に休養しに来たそうだ。

 強いて言えば最近育児に疲れてノイローゼ気味だったウナちゃんが思いきり休養しに来たのと、丁寧語しか使えないイルミア君に一般人っぽい会話の仕方を覚えるために俗っぽいやつらが居るここに来たそうだ。


 誰が俗っぽいヤツらじゃいっ!ってツッコミたくなったけど、実際そうだし反論できなかったから黙っておいた。



「ソフィちゃんありがとうね」


「良いって事よ、だって親友でしょ?」



 ちなみに今授乳してたのはフェニカじゃなくてアレキ君だったりして、ウナちゃんがもう嫌だって言って育児を投げ出したので私が手伝ってあげたのだ。


 まぁ投げ出したと言ってもちょっと癇癪をおこし気味に私たちにアレキ君の面倒を見てほしいと頼んできただけだから実際には投げ出したわけじゃないんだけどね。



 えっ?フェニカはどうしたんだって?

 授乳も終わってそこでフロウとオモチャで殴り合って遊んでるから大丈夫、ほっといても勝手に一人で遊んでるくらい遊びたがりからこの歳から世話が掛からなくて楽ちんだ。


 むしろフロウがかまってちゃんすぎてフェニカと遊ばせないと泣きわめいて大変だから2人をぶつけ合わせて疲れるまで遊ばせるとその後まったくぐずらないでぐっすりと寝るからいつも遊ばせてるのだ。

 ちなみにそこに更にイデアが加わると母乳も離乳食もモリモリ食べて夜泣きさえ全くしないで翌日まで超ぐっすり快眠してしまうくらいよく遊ぶのだ。


 そうそう、最近になってようやくフェニカも離乳食を始めて、プロのシェフ並みの腕前を持つ私が作った離乳食はフェニカにもフロウにも大人気でよく食べて健やかに成長中だ。



「よいしょっと、そうだウナちゃん、結局何日くらい休養の時間ってとれたの?」


「落ち着くまで休養していいって言われたからしばらくこっちで過ごす予定かなぁ·····」


「おー、んじゃイルミア君も一緒に?」


「そうなりますね、しばらくお世話になりますので皆様よろしくお願いいたします」


「もちろん歓迎しますよ!でもでも、その硬い口調もほぐれるように頑張ってね?」


「は、はい、頑張ってみる·····ます」



 そんで私は未来の王を抱いたまま次の次の女王様とその夫に、いつまでここに居るのか聞いたりした。


 どうやら王女様はワガママを言ってしばらく王女様も母親もお休みして夫と散々イチャラブしに来たようだ。

 まぁわざわざこっちに来て休養するって言った時点でそういうつもりなのは察してたけどね。



 って訳で、今日からしばらくはうちにイルミア君とアレキ君の2人が追加されることになったのだった。





 ·····まぁ、別に2人増えた所で私たちの生活は特に何も変わらなかった。



「ふんっ!てりゃっ!」


「うわわっ!?あっ、そこです!負けません!あっ!あぁぁ·····」


「あはは、ソフィちゃん容赦しないねー!イルくんも弱いなぁ」



 遊び疲れたフェニカとお腹いっぱいでウトウトし始めたアレキくんを寝かしつけた私は、なぜかみんなで一緒にゲームをやっていた。


 今やってるのは最近カギで戦う某版権キャラが追加された格ゲーで、イルミア君をボッコボコにして遊んでいた。


 ちなみにイルミア君は前からちょいちょいディメンションルームに来た時に庶民と異世界の文化に触れたいと言ってゲームをやったり漫画やアニメを見たりして庶民というか異世界の文化に触れて楽しんでいる。


 ·····あと彼のお気に入りの漫画はT〇L〇veるで、ウナちゃんに隠れてコッソリと読んでるあたりちゃんとした貴族なイルミア君でも男の子なんだなって思ってウナちゃんと一緒にその様子を見てニヤニヤしてたりする。

 ちなみに推しは主人公の妹のようで、これにはウナちゃんもにっこりご満悦のご様子だった。

 ·····フィーロ君は次女推しだったから特に何もしてないけど、お兄ちゃんは巨乳のメインヒロイン推しだったからエビちゃんに〆られた曰く付きの作品だ。

 ちなみにウェイザ君は3女推し、私はタイ焼き好きのあの子推しでアルムちゃんは女子キャラ全員推しだ。


 ·····話脱線したから戻すね。



「ううん····· どうしたら勝てるのでしょう·····」


「イルミア君は結構フェイントとかに弱いんで搦め手とかそういうのを覚えた方がいいですよ、そういうセコい戦術はエビちゃんが上手なんで」

「ワシはパワー型じゃ!!セコい手段が得意なのはお主じゃろうが!!」


「あーそうだったねぇ、最近私の戦術をパクッて自爆してた印象あったから間違えちゃったわー」


「テメェお主この野郎!!表出ろリアルス〇ブラの時間じゃ!」


「おーおーやってやろうじゃないの、ブッ飛ばしてやんよ!」



 という訳で、イルミア君に勝利した私は続いてエビちゃんとリアルで殴り合いの大ゲンカを始めたのだった。





 ソフィとエヴィリンが大ゲンカと言う名のじゃれ合いを繰り広げてるそのころ、リビングではのんびりとした時間が流れていた。



「ねぇねぇイルくん」


「なんでしょうか?」


「えへへ、呼んだだけ」

「萌えっ·····」



「あの2人イチャイチャしてるなぁ·····」

「まぁ王城だと人目があるからそう簡単にはいちゃいちゃできないだろうし、ああいう事をしたいお年頃だからじゃないかな」

「ウナと私たちは同い年でしょう?まぁイルミアは年下だけれど」

「ん、あまあましてる」

「うん、イルミアくん、覚えた····· 真似できる」

「みんなもうあの二人のケンカは止めようとしないんだね····· ボクも止められる気がしないけど」


 リビングの一角では人目もはばからずイチャイチャしてる王族カップルが居て、フィーロとラクトは部屋の外の庭で取っ組み合いの大ゲンカを繰り広げるソフィとエヴィリンを心配しながら見て、色恋沙汰が大好物のアルムはイチャイチャする2人を壁に耳あり障子に目ありしていて、ミカちゃんはアルムちゃんに膝枕してもらって寝てて、アヤメはイルミア君の事をコピーして変身能力のバリエーションを増やして、グラはツッコミ役に徹していた。


\ドゴォン!/

\ゴロゴロゴロゴロゴロゴロッッ!!/

「へぶれべあばべっ!!!」


「あぶないっ!白黒ビームっ!!」


「えちょ!?ぴみゃっ」


\ヂュンッ!!/


「あっ、そ、ソフィさん!?」


「ソフィちゃんが死んだ!」

「この人でなし!」



 って2人がイチャイチャしてたらエヴィリンに蹴り飛ばされて吹っ飛ばされたソフィがリビングに転がり込み、イチャイチャしているウナちゃんとイルミア君の元へ猛スピードで転がってきた。


 だがぶつかる前にウナちゃんが得意の光闇混合魔法でソフィを消し飛ばして事なきを得た。



「危なかったぁ、まったくもー!エビちゃんも蹴り飛ばす方向はちゃんと考えてよね!」


「す、すまんかったのじゃ、ちとヒートアップし過ぎたのじゃ····· まぁソフィも死んだ事じゃしこれくらいで冷静になるのじゃ」


「もー!ケンカしすぎは良くないよ!わたしまた怒っちゃうよ?」


「ワシらが悪かったから落ち着くのじゃ」



「い、いや、なんで落ち着いているんですか!?いまソフィさん確実に死んじゃいましたよね!?跡形もなく消し飛びませんでしたか!?」


「死んだのぅ、まぁ大丈夫じゃろ別に」

「うんうん、どうせソフィちゃんだし」

\にょっきり♡/

「別にまだあと2回死ねるから大丈夫だし?」


「「「ねー」」」


「あ、あれ?ソフィさん·····?生きていたんですか?でも今確実に当たったような·····」


「死にましたよ?生き返りましたけど」


「·····え?」


「私、セルフで蘇生できるんで死ぬくらい平気なんですよっ☆」


「·····すみません、意味がよくわからないです」



 わぁお、バーチャルアシスタントが聞き取れなかったときみたいな返事されちゃったぁ·····



「まぁ死んじゃったしウナちゃんにも迷惑かけちゃったからエビちゃんとのケンカはこのくらいでやめて私ものんびりしよっかな」



 という訳で、私はケンカを止めてダラダラといつも通り平和に過ごすのだった。


 ·····5分後、ポテチの取り合いでエビちゃんとまた軽いケンカしたんだけどねっ☆



名前:ソフィ・シュテイン

ひと言コメント

「ちなみに白黒ビームは結構楽に死ねるよ、一瞬で全身が消し飛ばされるから痛みも無いし気が付いたら死んでるからねっ☆」


名前:エヴィリン

ひと言コメント

「ウナのやつ、ちと落ち着いたと思ったらまだだいぶ荒れておるのぅ·····」


名前:ウナちゃん

ひと言コメント

「あのさ、邪魔しないで?わたしイルくんとイチャイチャするのに集中してるんだけど?」


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