有罪!神界の倉庫整理の刑に処すっ!
「いてててて····· 別に本気で殴んなくてもいいのに·····」
『あのねぇ、女神のお尻にブラックホールぶつけるって非常識過ぎるからね?』
「へーい·····」
·····はい、私は有言実行する女です。
この前ナヴェリアさんの居る星で脅しに使った『小型ブラックホールパチンコ』でガイア様のお尻を攻撃したら激烈に怒られて倉庫整理をやらされています。
くそぅ·····
「なんでブラックホールが直撃したのにスパゲッティ化しなかったんだ·····」
『神だからだよ、ほら働け』
\パシィッ!!/
「ひぎぃっ!!」
私が放った小型ブラックホールは見事にガイア様のケツを直撃したのだが、なぜか吸い込まれずに逆に消滅させられ、没収された上にすんげぇ怒られてボコボコにされて罰としてゴッチャゴチャな神様たちの倉庫····· というより不用品をテキトーにブチ込んだ正にパンドラの箱の如きヤバい倉庫の整理をやらされているのだ。
で、なんで倉庫整理になったかって言うと、この倉庫から小型ブラックホールパチンコとかいうヤベェ物が見つかったから一度徹底整理することにしたそうだ。
「いててて····· 出産直後の女性のお尻を蹴るとか非常識すぎないですか?」
『女神のお尻に小型ブラックホールをぶつける方が非常識だと思わない?』
「·····、黙って作業しまーす」
『それでよし、頑張れ~』
なんも文句が言えない事をやった私は、黙って作業をするのだった。
◇
神様の倉庫の中はそこまで大きくなく、大会議室くらいな大きさしかない。
ただし、その中は魔境というほか無いくらいヤバいものが大量に破棄されたように収納されていて、かなり慎重に片付けをしていた。
「うっわ何コレ····· ハーピーヨーヨー?はぁ!?手を離すと回転速度1500億rpmで回り始める!?どうなってんのこれ!?」
今手にとったのは、ハーピーヨーヨーなる代物で、手から離れると自動的に加速し毎分1500億回転もするバケモノだった。
·····こんな回ってたらトリックとか出来なくない?
まぁとりあえずオモチャ用の箱に詰めておいて、次はこっちの花瓶·····
「うわぁ·····」
花瓶だと思って手に取ったら、裏にいかつい顔がついていた。
くそ、緑色の時点で察しておくべきだったか·····
仕方ない、2枚ドローっぽく隣のも見るかぁ·····
えーっと?なになに?『モグラを叩くと超新星爆発を起こすもぐらたたき用ハンマー』·····?なにこれ、作った人アホかよ。
とりあえずツボももぐらたたきも危険物コーナーに隔離して、また次の箱を·····
「ひぃ····· なにこれ····· クラーケン触腕攻め装置って誰だよコレつくってんの····· さっきも同じようなのあったし····· うわどんどん変なの出てくるし·····」
次の箱はアダルトグッズが沢山入ってたので一応中身を確認して下ネタグッズ入れに入れておいて、次の棚に·····
「·····なんでコレおいてあるんだよぉ」
私は頭を抱えた。
なんか、ラッパが7個あった。
アポカリプス用のラッパこんなとこにあったのかよ····· 管理がガバガバすぎる·····
私は見なかったことにして絶対に音が鳴らないようにして超危険物コーナーにブチ込んだ。
まぁ、あとでコレの正体がただの天使の音楽隊用の楽器だったって判明してブチギレたけど今はそんなことはわからないので戦々恐々としながら棚の中の整理を進めていった。
「·····んひひ、面白いの見っけ、貰っちゃお」
と、ここで謎の隕石でできた矢を見つけたので収納しておいた。
でも本当にただの隕石でできた矢で彗星の如き勢いで飛ぶくらいで、特に自分に刺したら背後霊が出せるようになったりはしなくて残念だったから返却した。
「んでこっちは?·····ただのBBQセット·····の中にスルトの焔マッチあるじゃん!ラッキー!んでこっちは·····普通の鼻毛カッター、雷神トール印の自家発電機、雷霆級爆速携帯充電器、世界樹の木炭、レジャーシート、テント、ビーチサンダル、ビキニ·····なんでビキニあるんだ?えっとコレは····· 神界バーベキューパーティーのご案内?·····ただの雑貨かぁ」
私はまとめて全部·····いやなんか変なのが混ざってたからそれは別で保存しておいた。
ちなみに5本だけくすねたスルトの焔マッチは前に説明したと思うけどメギドの炎マッチが出る前に人気だった商品ね。
スルトさんは今も製造を拒否してるし在庫もほぼ無いらしいから、市場に出回る数もかなり減ってるレア物だ。
「気を取り直して、こっちは····· 特に異常なし、そんでこっちは····· ワインセラーかぁ、うわ!?3億年物とかはいってるし····· 誰だよここに置いたの」
とりあえずワインセラーに関しては怖かったので手出ししないで調査済みの紙を張り付けておいた。
「んでコレは····· 誰かの夏服が入ってる····· うわブラも·····ってこのサイズは乳神·····違った恋愛神オーラム様のだな、確か豊乳の加護があるんだっけ?貰っちゃおっと!」
そんであとは淡々と倉庫整理をしていただけなのでカット。
◇
「おわったぁ·····」
『お疲れさん、何か面白い物はあった?』
「まぁちょいちょいありましたよ」
あれから倉庫整理をずっとやって、日が沈んで夜になってやっとこさ片付けが終わった。
マジで時間かかったわ····· 流石に扱い方を間違えたら即死より酷い事になるような道具が雑に詰め込まれまくった倉庫を整理するのは大変だったわ·····
そんで今は仕事が終わったので一旦部屋で休んでいたら、ガイア様がホットココアを持って来てくれて一休み中だ。
『どんなのがあったの~?』
「えーっと?ビッグバン☆ピコピコハンマー、異世界直葬トラックの模型、パンドラの箱の中身サーチくん第148号、宴会用パンドラの箱、硬くて開かないジャムの瓶専用ウルトラ万力式開封機、なんでも透けて見えるメガネ、盆栽火山作成キット、メガサターン、ギャラクシーホッケの干物、ダツ型のダーツの飛ばすヤツ、核爆発ハリセンボン爆弾、スタ○ドの矢、永遠熟成中のチーズ、明らかにヤバそうな本、ラグナロクカードダスの最初期の未開封パック、作りかけのプラモデル、総ダイヤモンド製のメリケンサック、ガイア様に張り付けると大爆発するシール····· とかですかね?」
『最後のは没収』
「·····ふっ、もう手遅れですよ」
『は』
\BOOOOOOOOOOOOM!!!!!/
『·····もう一度説教喰らいたいのかな?』
「嫌です、渡すので許してください」
私は土下座しながらガイア様が爆発するシールを渡した。
そんで真っ黒こげになってアフロヘアになったガイア様に何発か蹴られたけど許してくれた。
「·····で、えーっと、これどうします?」
『何か欲しいのある?』
「総ダイヤ製のメリケンサックと盆栽火山作成キットと異世界直葬トラックの模型とラグナロクカードダスの初期パック未開封品とス○ンドの矢が欲しいですね、あとはちょこちょこと色々·····」
『初期パック未開封品だけはダメ、それ一つ100万円で取り引きされてる激レア物だからこっちに頂戴、あのワインセラー私のだから1億年モノのワイン持って行っていいから』
「·····まぁ、うん、それなら仕方ないですね」
『っし!これマジでレアなのよね、最近KamiTubeで開封動画とか上げられてて現存する数がだいぶ減っちゃってさぁ····· どんどん価値が上がってんのよね、ついでにパンドラの箱の中身サーチくん第148号も貰っていい?それあれば未開封のまま中身見れるからさ』
「いいですけど、なんかレアカードとかはいってるんですか?」
『ブラッ○ロータスって、知ってる?』
「ひえぇ·····」
私が棚の後ろから見つけたカードパックはどうやら物凄い物だったようだ。
·····まてよ、確かなんかボックスもあったような。
「ガイア様、もしかしたらソレがあった棚に置いてあった箱の中に、ボックスがあるかも·····」
『出して、今すぐ、早く』
「りょ、了解っす·····」
その後懸命な探索の結果、未開封パックが12個と未開封のボックスがまるごと1個出てきてガイア様が大歓喜していた。
そしてガイア様が浮かれてる隙を見て私は没収されていたブラックホールパチンコを奪い返し、ついでに同じシリーズの中性子星パチンコと彗星パチンコもパチることに成功したのだった。
あとでバレて全部没収されたけどねっ☆
名前:ソフィ・シュテイン
ひと言コメント
「彗星パチンコは使いやすいなぁ、これ飛ばすのは氷だから安全だししかも強い上に彗星みたいな見た目で飛ぶからカッコイイのよね、他にもいい物沢山ゲットしたわぁ····· ところで\ブスリ☆/『ほぎゃぁぁああ!?』うーんガイア様でもこの矢は効果でないかぁ····· もういっちょ私に·····\ブスリ☆/痛っ!うーんやっぱりただの隕石製の矢かな?スタ〇ド出てこないし」
\名前:?? ???/
\ひと言コメント/
\ぬ?いま拙をよんだか?ス〇ンドと聞こえたが····· ぬむ····· 違った····· まだ出番先だった·····/
名前:ガイア
ひと言コメント
『ひひ、ひひひひひひひ····· 凄いモノ手に入れちゃったわ····· えひひ····· あとで金庫に保管しておこっと·····』




