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日常無変化日記  作者: 夢有
11/13

番外編 11月後半 遊び1.5


皆さん!初めまして!佐伯文夏(さえきあやか)です!え?聞いたことある??何処で??

それはさておき、今日は私目線で物語が進みます!


今日、サーリンこと、紗理奈の家で遊ぶことになった。あだ名は前にサーリンと呼んでいたが、あまり流行らないので紗理奈に戻した。遊ぶメンバーは、大人しくクールな原田莉奈(はらだりな)、小さくて可愛い系男子佐々木翔太(ささきしょうた)、物静かで銃が好きなオタク成田蓮(なりたれん)、イケメン転入生で佐々木と紗理奈の幼なじみの白石将(しらいしまさ)の5人で、1:15分に学校前に集合して紗理奈の家に行くことになった。

紗理奈は大通りを右に曲がって少し路地に入って少しのところを赤で丸してこの辺と書かれた簡易的な地図を渡してくれた。(丸のとなりにケーキ屋と書いてある)これでわかるとは思えない…まぁ、近くに着いたら電話でもしてみようと思う。

私が待ち合わせ場所に着いた時にはすでに佐々木と蓮がいた。どうやら、何故俺たちはここで待ち合わせなければならないのかについて話し合ってるみたいだ。

「やっほー二人とも早いね〜」

「おっす佐伯、俺ら特に準備もねぇからな。ていうか、よく考えたらよ、俺らがここで待ち合わす意味ないんだよなー」

「家知ってるの?」

「俺ら、小学校低学年の頃あいつの家にいったことあんだよ。3人で遊んだんだけど、楽しかったよなーかくれんぼしたり、鬼ごっこしたり」

「家の中で鬼ごっことか、よくするよ…迷惑させすぎでしょ…」

「いや?別にそんなに迷惑そうじゃなかったぜ?庭も階段も廊下も全部使ったしな!許可も得てるし!」

その時私はマンションだと思った。

「なおさら迷惑じゃない!?隣人さんに怒られたでしょ!?」

「そんなことねぇよ?てかまず、あいつの家、隣人いね…」

「おっすーみんなはぇーなー」

佐々木の話にかぶるように白石が入ってきた。横に莉奈もいる。

「一緒に来たの!?」

「違うよ!そこであっただけー。今で23分かー…みんな揃ってる感じだし、行きますか!」

「おう!俺らが案内するぜ」

と、佐々木と蓮が先を自転車で走ってくれた。


本当にその地図の通りだった。この辺と書いてあったのもそのまま。『オリーブの家』と書かれたケーキ屋も隣にあった。ただ、何もかも想像と違った。

「う、嘘でしょ…でかすぎない??」

私と莉奈と白石は、空いた口が塞がらなかった。三階建てぐらいの大きさの豪邸がそこにあった。いくらこの街が県の中では田舎の方でも、近くに大きなショッピングセンターがあったり、田んぼもなかったり、そこまで土地が余るほどの田舎では無いと思ってた。麻梨と表札に書かれた家は、洋風で、そして、漫画などで出てくるお嬢様が住んでいる御屋敷だった。お金持ちで有名な久実の大きな家を遥かに超え、1.7倍はあるお家だった。確かに、鬼ごっこは余裕で出来そうだ…私達が驚いている間に佐々木は呼び鈴ならし、大慌てしている間に、ドアが開き紗理奈が出て来た。

「はい!いらっしゃい!!」


紗理奈の家は中も予想以上にでかかった。佐々木の言う通り庭もあり、部屋が今座っている2階の客間に来る途中だけでも8部屋は見ている。紗理奈は、まぁくつろいでとは言うものの、こんな広い部屋でくつろげるわけが無い。ゲームしよ!と飛び跳ねている佐々木を微笑ましい顔をしながら慣れた手つきで男子が好きそうで、しかも女子も出来そうなゲームを大量のゲームの入った箱から取り出して来た。

「翔太の好きそうなのはこんなやつかな?」

「さすが麻梨!!わかってる!!こんなのしたかったんだよなー!今からみんなでやろーぜ!」

と、目を輝かせながら喜んでいる翔太を嬉しそうに紗理奈は、見てる。蓮もそのゲームを見ながら楽しみそうにしている。莉奈は、緊張しすぎて目の前のお菓子といって出されたケーキやジュースにも手を出せずに下を見ながら固まっている。白石は、ケーキや、出されたチョコやビスケットを食べながら、俺それ知ってるー!などと、叫んでいる。この家で緊張しない男子共の気持ちになって見たい…

「文夏も莉奈も、一緒にゲームしよ?せっかく遊びに来たのに、下向いてばっかりじゃ楽しくないよ!このケーキ食べて見て!隣のケーキ屋さんのケーキなんだ!あの家お母さんのお店だからおかわり2個までならいいから、是非食べてね!」

と、急に紗理奈が話しかけて来てくれた。莉奈と私はそのケーキを食べて見た。そのケーキは、甘すぎない甘さとホロホロと口の中で溶けるスポンジケーキで凄く美味しくかった。初めて食べる味に驚きを隠せず、これがただのイチゴケーキではなく、超高級ケーキだと察した。しかもお母様の手作りならば、いつでも食べ放題な紗理奈を少し羨ましく思った。莉奈を横目で見ると同じようなことを考えているようだった。

「…お口に合わなかった…?」

と聞かれ、私と莉奈は首が取れそうなほど首を横に振り、よかったと、喜びながら紗理奈はゲームの準備を進め始めた。


それからと言うものゲームをしたり、美味しいケーキを作ってくれたお母様とお話しに行ったり、お菓子やケーキをみんなで食べながら語ったり、友達の話などをして楽しく過ごしていたらあっという間に帰らなければいけない時間になってしまった。

「あー、楽しかったー!なんでこんなに時間早く過ぎちゃうんだろ?もっと遊びたーい!」

「今日は私も楽しかったよ!少し疲れたけどね…また遊びにおいで!」

「仕方ねぇからまた来てやるよ!」

「あんたはゲームしたいだけでしょ?」

「原田と麻梨には、ばれるよな…隠そうと思った俺がばかだった…」

「元からばかでしょ!ていうか、私には気づかれないと思ってたのかよ!」

「お前もばかだから、気づかないと思った!」

と、罵倒されながらも、楽しいから結果オーライだ。

「来年の夏にでもなったら海にでも行こう!楽しかったし…楽しいところに遊びに行こ!」

「「うん!わーい!!さすが紗理奈ちゃん!!」」

と白石と莉奈が、珍しく声が重なってまた笑いが起こり、楽しいまま解散した。私は妹と両親のためにオリーブの家でケーキを4つ買って家に帰った。もちろん自分の分もある。値段も特別高いわけじゃなかった。家族にもこの美味しさを伝えたかったからだ。

家に帰って皆に食べて貰ったら、大絶賛された。やっぱり、紗理奈も紗理奈のお母さんも凄いということが、ひしひしと伝わった。

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